読みもの

特集

ちょっとした気持ちを伝える

一筆箋はちょっとしたひと言を添えるのにとても重宝するアイテム。
「でも、いつどんなときに使えばいいの?」
「何をどう書けばいいの?」
などと難しそうなイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。
今回は、著書『できる大人の"一筆添える"技術』が大ヒット中のむらかみかずこさんに、簡単でステキな一筆箋の使いこなし術を教えていただきます。

一筆箋とは?

一筆箋とは縦18センチ×横8センチほどの短冊型の細長い便箋のこと。

B5サイズの便箋と比較すると、文字を書くスペースは5分の1ほどですから、「文字をたくさん書かなければならない」「便箋の空白を埋めるのが大変」「書くのに時間がかかりそう」といったストレスを感じる必要がありません。

手書き文字に苦手意識があるほか、日ごろ文字を手書きすることに慣れていない人でも、気軽に使うことができます。

どんなときに使う?

日常生活において、また仕事の場面においても、自分以外の「だれか」と物をやりとりするときには、いつも一筆箋を使いましょう。
たとえば、

  • 誕生日、お中元、お歳暮、母の日、父の日、クリスマスなどの贈り物を送るとき
  • 借りていたDVDや書籍を返すとき
  • お金を返すとき
  • 仕事で商品や必要書類、請求書や資料を発送するとき

これらのときに、ちょっとしたメッセージやお礼の言葉をしたためて送ります。
すると、相手は「気がきく人だな」「ていねいな人だな」などと思って、あなたに対してよい印象を抱くようになります。

だれに宛てて使う?

一筆箋は、だれでも気軽にはじめられ、それでいて相手にきちんと気持ちを伝えることができる、いわば「いちばん手軽な心を伝えるコミュニケーションアイテム」です。

お世話になっている知人、親しい友人、家族、親戚、恩師、幼馴染、サークルの仲間やご近所さん。
仕事の場面でいえば、お客様、取引先や協力会社といった社外の知人だけでなく、社内の上司や部下、同僚にも。メモ帳や付箋紙の代わりとしても使えます。

一筆箋のよいところ

堅苦しく考える必要はありません。一筆箋の最大の魅力は、気軽に自由に使えるところ。

文具店などで1冊250~400円程度で手に入りますから、コーヒー1杯分の料金と同じ。決して高価なものではありません。その他、インターネット通販などでも手に入ります。

手紙ならではの定型フレーズ「拝啓」「敬具」「貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」などの形式にとらわれる必要もありません。
余白ができてもOK。複数枚にまたがってもOK。「こうしなければならない」というルールがないため、自分らしく楽しみながら使えます。

一筆箋から広がる信頼関係

想像してみてください。取引先の会社から資料が届きました。中を開けてみると、そこにやわらかな風合いの一筆箋でひと言「いつもお世話になり、ありがとうございます」とありました。

それを見た瞬間、「うれしいなぁ」「ありがたいなぁ」などと感じて、相手に対してもっと信頼する気持ちが生まれませんか?
それがたとえほんの数行でも、手書きの文字にはただ「手書きである」というだけで、すでに価値があります。

長文を書く必要はありません。ほんのひと言だけ書き添えるだけでOK。そのわずかな「ひと手間」が、喜びや感謝の気持ちとなって、あなた自身に返ってくるのです。

どんな種類があるの?

一筆箋には無地のもの、罫線の多いもの・少ないもの、四季折々の模様がデザインされたもの、和のテイストの絵柄のものなど、さまざまなバリエーションがあります。

一筆箋の種類
縦書き

年配の人の中には「手紙は縦書きで書くもの」という感覚の方もいますから、送る相手を問わないという意味で縦書きのほうが無難です。

横書き

その一方で、日ごろ使い慣れているノートやメモ帳、手帳の大半は横書きですから、それらと同じ調子でさらに気軽に書きたいならば、横書きもおすすめです。

無地のもの

罫線を気にしないで書ける無地の一筆箋は、大きな文字でほんのひと言だけメッセージを添えたいときに便利です。また罫線が少なく行間隔が広いものを選ぶと、文字が罫線からはみ出てしまうのを気にすることなく書きすすめられます。

絵柄のあるもの

季節の絵柄がデザインされた一筆箋は女性らしい雰囲気。紙の風合いがやわらかいものが多いので、上品でやさしい印象を与えます。相手の趣味にちなんだ絵柄を選べば、そこから話題が広がることも。

送る相手によって使い分けよう!

デスクの中に色とりどりのカラフルな一筆箋が備えられているのを目にすると、日々のあわただしさの中でのちょっとした息抜き、癒しになります。
せっかくですから手元に何冊か置いておき、季節に応じて、また送る相手やその日の気分、書く内容によって使い分けましょう。すると、楽しみはさらに広がります。

上司や、目上の方へ

少しかしこまって書くときにはオフィシャル感のあるシンプルな絵柄のものが無難です。淡い色の上質な和風の紙でできている一筆箋なら、相手に対して礼儀正しい印象を与えます。

取引先や、同僚へ

上品な印象を与える季節の花模様など、その時期にふさわしい絵柄が描かれた一筆箋は、オールマイティに使えます。誰にでも好まれるので、いくつか揃えておくと、とても便利です。

友人や、親しい知人へ

気心知れた相手に送るときには、気持ちの趣くままに選びましょう。ポップなイラスト入りもよし、相手の趣味にあわせたものもよし。相手の喜ぶ顔を思い浮かべながら選べば、あなたの顔も自然と笑顔になるでしょう。

使ってみよう!

文例

〈商品名をクリックすると、別ウィンドウが開いてショッピングサイトが表示されます。〉

書類に添えて

株式会社○○○○ 広報部 ○○○○様

いつもお世話になっております。
○○○○の資料をお送りします。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

株式会社○○○○○ 企画部 ○○○○○

使用した商品:
ミドリ「一筆箋 きちんとひとこと柄89191006

お土産に添えて

株式会社○○○○ 代表取締役 ○○○○様

いつもお世話になり、ありがとうございます。
先日、実家に帰省した際に、地元で有名な和菓子処に立ち寄りました。
甘いものがお好きだと伺いましたので、よろしければ召し上がってください。

株式会社○○○○○ ○○○○○

使用した商品:
ミドリ「一筆箋 つづればなし91801333

お客様に商品を発送するとき

○○○○様

このたびは、弊社商品のお求めを誠にありがとうございます。
お気に召していただけましたら、幸いです。
不都合などがありましたら、どうぞいつでもお申し付けくださいませ。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。

株式会社○○○○○ 社員一同

使用した商品:
ミドリ「一筆箋 かさねの色目 氷重89075006

借りていたものを返すとき

○○先輩へ

お仕事、おつかれさまです。
お借りした本、お返ししますね。とてもおもしろかったです!
○○先輩がすすめてくださる本は、いつも気づきが多く、新鮮です。
またぜひおすすめを教えてください。ありがとうございました!

○○○○

使用した商品:
ミドリ「一筆箋 DWクラフト20459006

ちょっとしたお礼に

○○部長へ

お仕事、おつかれさまです。
昨日は、わたしたちのスタッフのために、美味しいケーキの差し入れを
ありがとうございました!
○○部長のやさしさに、一同、惚れ直しましたよ。(笑)

かわいい部下一同より

使用した商品:
ミドリ「一筆箋 ありがとうのひとこと柄89189006

チケットを郵送するとき

○○○ちゃんへ

こんにちは。元気? その後、毎日どうですか?
金曜日のコンサート、できるだけ遅刻しないようにお仕事がんばるね。
念のため、チケットを先に送ります。
では当日、会いましょう。楽しみにしています!

○○○より

使用した商品:
ミドリ「一筆箋 ほんのひとこと柄89190006