既に人気作家になっていた58歳のスタインベックが完全装備のキャンピ
ングカー・ロシナンテ号で、愛犬チャーリーとともにアメリカを旅するお
話です。
ノートに書いた冒頭の文章が、旅への衝動を簡潔に言い当てています。
若い頃は、旅への衝動は、大人になったら消えると言われ、大人になった
ら中年になったら治ると言われたが、58歳になっても依然熱は冷めない。
そんな彼が、旅への若々しい情熱と文学者の冷静な視点を持ってアメリカ
を旅した記録です。
1960年当時のアメリカの保守性や人種差別など、現在にまで引き継が
れている問題点を描いています。
ジャック・ケルアックの「路上」で描かれたヒッチハイクの旅とは対局に
ありますが、どちらも旅人の視点で見る事で、リアルなアメリカが見えて
きます。
いつか、こんな旅をしてみたいですね。
コメント (2)
この本は面白かったです。
先日「お使い」を載せていただいて友人・知人に知らせる際にこの本を薦めました。
投稿者: Hide | 2008年06月17日 20:42
日時: 2008年06月17日 20:42
アメリカの旅の思い出を共有する友人に、アメリカの旅の本を薦める・・・。
それを通じて、より旅について深い話ができるかもしれませんね。
旅は年月が経ってから、その思い出を語り合う時間も楽しいですよね。
投稿者: iijima | 2008年06月19日 01:29
日時: 2008年06月19日 01:29