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和紙の郷


日本で有数の和紙の産地、越前には手漉き・機械漉きの和紙製産やその

和紙の加工のための工場が集まっています。

今回の出張では、新商品のための生産立ち会いにあわせて、そんな工場

や工房を見学してきました。

 

 

 

 

 

 

和紙の加工に「墨流し」という和紙に柄を付ける技法があります。

福井の無形文化財に指定されているこの技法の唯一の職人、福田忠雄氏

さんの工房で、「墨流し」を体験させていただきました。


そっと筆で水面に墨をつけると、水の波紋が柄になって現れていきます。

幾十もの水紋を描いたあと、水面にそっと息を吹きかけるとマーブルの

ように水紋が変化していきます。

最後に、和紙にその柄を写し取るとできあがり。


水の波紋や空気の揺れが微妙に影響し、2つとない唯一のパターンがで

きあがります。

一見簡単ですが、福田さんの作ったものと比べると弱々しく雑な感じに

なってしまいました。

 

 

 

自然の力による偶然性と職人の技と経験による必然性により、唯一無二

の美しい模様ができあがります。

決してマス・プロダクトに簡単に使える技法ではありませんが、遺して

いきたい文化です。

 

下の写真は、福田さんの作品です。

 

 

 

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店長のプロフィール

(株)デザインフィルでトラベラーズノートの企画を担当している飯島です。