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Typewriter


古道具屋を覗いていたら、古いタイプライターを見つけました。

触るのも躊躇するような値段だったので、それが動くのかどうかを確かめ

ることは出来なかったのですが、その圧倒的な存在感は今の道具にはなか

なか見られないものでした。

 

会社にも電動式のタイプライターがあって、海外貿易の文書などを作成す

る際に使っていたのですが、さすがにPCとネットの普及で必要がなくなり、

会社の引っ越しのときに廃棄されてしまいました。

独特の活字や印字する時のカタカタという音が好きでした。


カート・ヴォネガットの「国のない男」の中に、タイプライターで小説を

書いていたときの話があります。

 

タイプで打った原稿にチェックを入れて、それをタイピストに清書しても

らう。そのために、チェックが終わった原稿に丁寧にページを記入し、文

房具屋で封筒を買って原稿を入れ、さらに郵便局に行き、並んでいる他の

客と会話を楽しみ、お気に入りの局員に託す。

 

そんな一連の行動がいかに楽しいことだったのかを伝えてくれます。

でも、いまはパソコンで入力し送信ボタンをクリックしたら終了。


ちょっとした便利さが、多くの楽しみを奪うこともあります。

 

 

 

 

コメント (3)

こんにちは。
普通の会社にも昔は、専門職としてタイピストの方がおられた時代もありましたよね。まさにプロフェッショナルですね。時代とともに働き方も変わったんだなとしみじみ思います。

私も旧いタイプライターに今さらながら憧れ、使わなくなった方から譲っていただいて、少々のメンテナンスをして、いま、たまに引っ張り出して遊んでいます。

相当昔のものだと思いますが、しっかりした機械です。カメラや時計のように、昔のものはなんて丈夫に、そして丁寧に作られているんだろうと、人間なんかよりずっと長生きしそうで、うらやましいなって思うとともに、大事に使わなくちゃとあらためて思います。

Hide:

あっという間に「ワープロ」という言葉も死語になってしまった感があります。「英文タイプ」なんて言葉を知っているのは僕らの世代までかななんて思います(笑)。欧米の映画やテレビドラマで観たタイプを打つ姿に憧れて学生の頃英文タイプを習いに行きました(笑)。社会人になってすぐに社内のコンピュータでアメリカの兄弟会社にテレックスを打つ際に僕がブラインドタッチで打つのを見た同僚が「お前、指10本使えてすげーなッ!」って言われたのを思い出しました。あっ!この話ストーリーに書けばよかった(笑)。

iijima:

はるる様
いらっしゃいませ。
タイプライターは、印字されたモノも素敵なんですよね。独特なフォントやちょっとしたズレやムラが好きでした。会社のタイプライターは捨てる前にすべての文字を打って、スキャンしておきました。
自分より長く生きているモノを使い続けて、次の世代に受け渡していく。昔はあたりまえだったことなのかもしれないけど、今だからこそ大事なことなのかもしれません。

Hide様
毎度どうも(笑)。
ですよね〜。今の新入社員はワープロのことをよく知りません。Wordみたいなソフトのことだと思っていたりします。
私が会社に入社当時、ワープロを使っている先輩社員を見て、すげ〜なって思ったのを思い出しました(笑)
ぜひ、その話ストーリーに書いてください。

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