毎日通勤で使っている駅の近くに、
新タワー「東京スカイツリー」が出来るということで、少しずつのその
工事が始まってきているようです。
駅前の立体駐車場が壊されていましたが、なんだかちょっとシュールな
風景でした。
この東京スカイツリーが出来る墨田区向島エリアは、今まで特別な注目
をあびることがなかった場所です。
でも、逆にそれが功を奏して古い長屋や小さな工場、昔ながらの商店街
がまだたくさん残っています。
ちょっとローカルな話題になってしまいますが、同じ墨田区でもJRの駅
があり、道が規則正しく並んでいた錦糸町や両国は、早くから開発が進
んでいき、今ではその昔ながらの味わいは街の風景からあまり感じるこ
とはできません。
向島エリアは、その複雑に入り組んだ道に今でも古い建物や商店街が点
在します。
それらはあえて残したというよりは、バブル期にも地上げ屋に狙われる
ことなく、大きなショッピングモールが進出してくることもなく、自然
に残っていたという方が正しいのかもしれません。
しかし、今だからこそ、これらの下町ならではの風景は貴重な財産です。
最近、この周辺では、古い建物を活かした素敵なカフェが出来たり、
モノ作りの現場として注目を浴びる工場や職人も多くなっています。
東京スカイツリーが出来ていくことで、どう街が変わっていくのか分か
りませんが、古い長屋や商店街をきちんと活かし、それらと新しい建造
物が調和するような街作りをしていって欲しいと思います。
写真は近くの商店街にある古い薬屋さんをリノベーションしたカフェ。
これからは「残す」そして、それを「活かす」ということが、キーワー
ドになってくると思います。