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2009年02月 アーカイブ

2009年02月02日

HAPPY NEW MONTH!


先週始め、Happy New Year!と書かれたメールが届いて、

一瞬なんで今頃?と思ったら、旧正月のお祝いのメールでした。

1月26日の旧正月にあわせて、先週ずっと休みだった中国・台湾の会社は

今週から仕事が再開するところが多いようです。


ただ、中国の工場の場合、遥か遠方から住み込みで働きに出ている人が多く、

彼らは旧正月に田舎に帰ると2週間以上休んでしまう場合もあって、

フル稼働するのはもう少し後のようですが・・・。


台湾や中国の方々とは、先々週の休み前には「よいお年を!」、

そして、今週の休み明けには、また「明けましておめでとう」

なんてことを言ったりもします。


そういえば、年末に言う「よいお年を」という言葉は、

日本語ではちょっと珍しい言い回しですよね。


英語だと、年末年始だけでなく、

例えばGood morning! とかHave a nice day!

旅先だったら、Have a nice trip!っていう感じで、

よい一日を!とか、よい旅を!という言い方が慣用句としてあります。

 

日本語は、あんまりそういう言い回しはしないのに、「よいお年を」は、

そのままHappy (new) year!っていう意味ですよね。

そして、年が明けると「明けましておめでとう」これもHappy new year。


別に1年の始めだけでなく、1ヶ月の始め、1週間の始め、1日の始めに

その月、週、日がHappyだったり、Niceだったりしたらいいね!って

自然に言ってみる。

年賀状は、普段ハガキなんて書かない人でも、照れることなく書ける

とっても良い習慣だと思うんだけど、なんでもない一日に照れなく

Happy new day! なんてハガキに書いて送ったら素敵だな~

なんて思っている今日この頃。


今日から新しい月が始まります。

Happy new month!


写真はぜんぜん関係ないのですが、こちらのコメントで教えてもらった

Toycameraというアプリを使用し、iPhoneで撮ったもの。

ROOさんありがとうございます!楽しいですよ。

 
 
 

2009年02月03日

Brand-new TRAVELER'S notebook!

 

トラベラーズノートホームページ更新しました。

イベント情報もアップする予定だったのですが、

すみません!こちらは明日アップになります。


今回は3周年ということで、

新しくパスポートサイズがラインに加わります。

このパスポートサイズ、実は2007年のポストカード

キャンペーンの賞品として作ったのが最初。

その時はパスポートカバーとして作ったのですが、

おまけでパスポートサイズのリフィルノートも作りました。


そのサンプルをトラベラーズノートと一緒に

持ち歩いて使ってみると、新しい使い方が拡がりました。


小さい分、

トラベラーズノートより軽快に持ち歩けるし、

書く時もかしこまらずに気楽に書けます。

その分雑記メモ的な書き方になるのですが、

それはそれで新しいアイデアが生まれてくるような気がしました。


ただキャンペーンの限定賞品として作ったものだし、

サイズを増やすのはトラベラーズノートのイメージ

がまだ定着していないなかで、時期尚早と判断しました。


その後も実際に使いながら、

トラベラーズノートとどう連動していくと

新しい使い方が生まれてくるかと考えていました。


ノートにミシン目(切り取り線)を付けてみました。


書いたメモを切り取り、カバーの間にざっくり挟んでいく。

そして、必要がなくなったメモは外していき、

大切なメモはトラベラーズノートにスクラップしていく。

 

 

 

パスポートサイズに「記録」して、

トラベラーズノートに「記憶」させる。

そんなイメージが出来てくると、

どんどん使うことが楽しくなってきます。


あとは、商品として発売するタイミングを待つばかりです。

 

そして、3周年という時期にあわせて発売を決めました。


キャンペーンで入賞した方には大変残念な思いをさせてしまう

ことになってしまうかもしれません。

これは本当に申し訳ありません。 

(これ以降、キャンペーンの賞品はトラベラーズノートの商品

として発売する可能性があるものは避けるようにしました。)


発売まで、まだ1ヶ月以上ありますが、

ぜひ楽しみにして下さい。

 

2009年02月04日

TRAVEL with TRAVELER'S notebook!


今日は、トラベラーズノートホームページに

もうひとつの3周年記念情報をアップしました。


3月19日から21日まで、

東京青山のスパイラル1Fショウケースで

イベントを行ないます。

タイトルは「トラベラーズノートと旅に出よ!」

自分で言うのもなんですが、

なかなかたいそうなタイトルです。


ここではパスポートサイズやフリーダイアリーなど

の新商品の発表とあわせて、トラベラーズノートの

世界を感じてもらうことも大きな目的のひとつ。


これからいろいろ作り込んでいかなければならないのですが、

トラベラーズノートを知っている人も知らない人も

ワクワクする何かを感じてもらえる空間にしたいと考えています。


トラベラーズノートは、手にして毎日を過ごす

ことで、新しい旅に出る時のような胸の高鳴り

を感じるという、不思議なチカラを持っています。

今回のイベントがそんな新しい人生の旅の入口になれば...

と考えてタイトルを決めました。


まだちょっと先ですが、ダイアリーに記入して

忘れないようにしましょう!



旅に出よ!

TRAVELER'S notebook will set you free!


旅は、思考する。

旅は、発見する。

旅は、想像力を解放する。

旅は、自らの内面をさらけ出す。

そのすべてを受け入れて、書き留めよ。

未来を変える旅の入口は、ココにある。

 

 

2009年02月06日

The Americans


会社から歩いて5分のところに、素敵な本屋さんが

あります。


その本屋さん「ナディッフアパート」は、

デザイン系の本を中心に、輸入物の写真集や画集、

アーティストのリトルプレスなどがセンス良く

揃えられています。


お昼休みにちょっと覗ける場所に、そんな本屋が

あるのは、なかなか嬉しいものです。


普段は本屋で手に取ることもない写真集も

そこでは自然と開いてしまいます。


ロバート・フランクの「The Americans」は、

手に取って開いた瞬間、胸にグッとくるのを

感じた写真集でした。


そう感じたのは、

その作者をどこかで聞いたことがあったり、

序文を「路上」のジャック・ケルアックが

書いていたりしたからだけではないはず。

 

1950年代のアメリカ、

市井の人の生活を写しとった写真は、まるで

その時代のアメリカを旅したような気持ちにさせてくれます。


でも、その旅は明るく楽しい旅ではなく、

そこで暮らす人達の緊張や不安、絶望を

目をそらさずに直視していくヘビーな旅。


ジュークボックスの前で所在なく佇む男。

蒸気が漂う工場で、黙々と仕事をしている男達。

車のウインドウから、厳しい目つきで何かを

眺めている母と娘らしき2人。


モノトーンで写されたノイズが入った写真は

飾らないリアルな生活や風景を切り取っているが故

に圧倒的な美しさを見せてくれます。


ここに写されたアメリカを探す旅に出たくなる、

そんな写真集です。

 
 
 

2009年02月09日

トラベラーズカフェとポストカード

 

先週末、トラベラーズカフェを更新しています。


みんなのトラベラーズノート

抹茶きのこさんは、水彩画を描いています。

MADOKAさんは、ダウンロードの地図を活用してくれています。

自分用の取り扱い説明書っていうのはおもしろいですね。


みんなのトラベラーズフォトは、tomo-sさん。

旅の思い出と、思い入れがたっぷり入った小物達。

愛着を持って長く使えるモノが増えていくのは、楽しいですよね。

これらの小物達は、tomo-sさんの人柄を教えてくれます。


みんなのトラベラーズストーリーは3作品。

user242957さんは、ご夫婦でトラベラーズを使ってくれているとのこと。

トラベラーズノートが夫婦のコミュニケーションに

役立ってくれているのは、作り手としてとても嬉しいことです。

ぜひ、「ふたりの旅」を刻んでいってください。


Hideさんの「訪れた証2」は、絵はがきについて。

実は、Hideさんは、よく私にも絵ハガキを送ってくれるのです。

旅先からだけでなく、

ちょっとした挨拶やお礼などをさらりと書いて送ってくれます。

メールや携帯も便利ですが、日常のなかで、

ちょっとした一言を万年筆でさらりとハガキに書いて、

まるで旅先から出すように送る。

これは、まさしく「旅するように毎日を過ごす」素敵な習慣ですね。

今年も行うポストカードキャンペーンも、

そんな風にハガキを送ってほしいと思って始めました。


かわうそさんのバーゴラの天井は3作目。

ちなみに、パーゴラとは、

家の軒先や庭に作る、植物のつるが絡み付いた棚のこと。

その下の日陰で、お茶を飲んだりする場所です。

かわうそさんのお話でイメージするのは、

おしゃれなガーデニング風のそれではなく、

下町の長屋の軒先で、草木のつるが無造作に絡まったイメージかなあ。


掲載させていただいた方には、

トラベラーズカフェオリジナル・ステッカーをお送りさせていただいてます。

ぜひ、皆様からの投稿をお待ちしています。


絵ハガキにちなんで、私の絵ハガキコレクションの一部を紹介。

古道具屋や古本屋で、古い絵ハガキを見つけるとつい買ってしまいます。

版ズレがあったり、網目の粗かったり、粗雑だけど味のある印刷。

ずっと前にそのハガキが置いてあった場所のことを想像しながら、

眺めるのはとても楽しい時間です。


1枚目は、Washington, D.C.

写真のように細密に描かれた絵。

そして、色はすべて特色で印刷されています。

かなり古いと思うのですが、年代が書かれいないため、いつのものかは不明。

 

 


続いて、2枚目は日本三景の松島。

こちらも文字通り写真ではなく絵ハガキ。

英語でも書かれた説明が洒落ています。

 

 

 

そして3枚目は、白黒写真に彩色したもの。

リトアニアと小さく書かれているのを読むことが出来ます。

これも古いと思いますが、いつ頃のものなのかな。

 

 

2009年02月10日

TRAVELER'S Passport

  

手元には3冊のパスポートがあります。

1冊目は、1991年1月発行。

大学3年生の時、インドに行くための発行しました。

この当時は、今よりも一回り大きめのサイズです。

有効期限も最大で5年でした。


そのインドで、バックパッカーの旅に目覚め、

大学最後の1年間で、タイ、韓国、トルコ、香港を旅しました。

就職してからは、海外に行くことがなくなりましたが

最後のページに、新婚旅行で行ったスペイン、

マドリッド空港のスタンプが押されています。


2冊目は、1996年6月20日発行。

結婚した翌年の夏休み、夫婦でベトナムへ行くことにしました。

前のパスポートは切れていて、当時住んでいた仙台で更新。


それからしばらく海外への旅から離れていましたが、

2000年、海外の取引先と仕事をする部署に移動になり、

それ以降、スタンプがたくさん押されるようになりました。


初めての出張は、香港・マカオ→タイ→シンガポール。

さらに、ドイツ、フランス、中国、台湾、タイ、ベトナム、アメリカ、

めずらしいところでは、ミャンマーまで、たくさんの国を訪れました。

この頃は、一番頻繁に海外に行っていた時。


そして、それが切れて、新しく更新したのが

2007年7月発行の今のパスポート。

最新のパスポートには、偽造防止のための

ICチップが入ったカード状のページが挿入されています。 

 

このパスポートには中国と香港のスタンプばかりが並んでいます。


たまに、これらのパスポートを開くと、

その時の旅の思い出が蘇ってきます。

時間を忘れて、つい見入ってしまいます。


これからも、パスポートにたくさんの思い出が

刻まれていくんだろうな~。

トラベラーズノートパスポートサイズには、

日々の思い出を刻んでいきたいと思います。

 

 

2009年02月12日

TRUCKING TRUCK#2 with limArt, Tokyo


恵比寿のリムアートで開催中のTRUCK展

「TRUCKING TRUCK#2 with limArt, Tokyo」

に行ってきました。


TRUCK FURNITUREは大阪にあるオリジナル家具を

製造・販売しているお店です。


このお店のストーリーブック「MAKING TRUCK」

を読んでから、いつか行ってみたいお店のひとつ。


木の節や革の傷など素材の風合をそのまま活かした素朴な温かさと、

さりげない現代的なスタリッシュさをあわせもったソファーやテーブル。


実際に座ってみるとデザインだけでなく、

座り心地や使いやすさをきちんと細かい所まで考えられてることが分かります。


これらの家具は大手の家具メーカーや有名デザイナーによるものではなく、

若い夫婦の強い思いによって産み出されています。


そのため、自分達の思いやセンスに対して、まっすぐで正直。

カタログの写真やその背景に写る小物一つ一つまで、

すべてが作り手の世界観を表現しています。


きっとこれらの家具も自分達の生活のなかで使われることで

精査され作り込まれてきたのだと思います。


丁寧に作られているため、決して安いものではありませんが、

いつかこんな家具が似合う家に住んでみたいものです。


大阪にあるTRUCK FUNITUREのお店は、

古いビルを自分達の手で改装し作ったもので、

2階は自分達の住まいになっているそうです。

今回のTRUCK展を見て、ますますそのお店に行ってみたくなりました。

 

「TRUCKING TRUCK#2 with limArt, Tokyo」

2月22日まで恵比寿リムアートで開催しています。

 

 

 

 

2009年02月13日

My Bloody Valentine


ソフィアコッポラ監督の映画

「ロストイントランスレーション」は、

東京を舞台にしたロードムービー。

 

何かを成し遂げたいのに何もできない焦燥感に

追い詰められている若い女と、

既に何かを成し遂げてしまったゆえに空虚感を

感じ夢を失っている中年の男。

そんな2人のアメリカ人が旅先の東京をさまよう姿を淡々と描いた映画です。


旦那の仕事に付き添って来た女は、

何かをつかもうと積極的にひとりで街を歩きますが、

深く入リ込むことができず孤独感を感じている。

ハリウッド俳優である男は、日本的な習慣をどこか見下しながら、

投げやり気味にコマーシャル俳優の仕事をこなし、

冷めた目線で東京を見つめています。


お互いに配偶者を持つ2人は、徐々に距離を縮めながらも、

一線を超えることなくその関係を探っている。


日本を舞台にした映画によくあるように、

出てくる日本人がおしなべて西洋人的な偏見に

満ちたステレオタイプであったり、

2人のアメリカ人が日本人に深くコミュニケート

しようとしない姿には、純粋に日本人としていらだちを覚えます。

(海外での人の見方の反面教師になります)


しかし、ここで描かれた東京の風景は、

いままで気付かなかった魅力を見せてくれます。


夜の東京をタクシーで走るシーンは、とても美しく荘厳ですらあります。


そのシーンの魅力を引き立てているのが、

BGMで流れるマイ・ブラッディ・バレンタインのSometimes。


深いディストーションとエコーのかかったギターが

奏でる弛緩したようなコードストローク、

つぶやくように歌うボーカル。


80年代にUKロックを聴いてきた世代にとっては、

この美しいシーンに、この曲が鳴ってきただけで感涙もの。


前置きが長くなってしまいましたが、

もうすぐバレンタインデー。


ということで、バレンタインにちなんで、

マイ・ブラッディ・バレンタインのことを書きたかったんです。

Sometimesが入っている「Loveless」は、

バレンタイン向けではありませんが、素晴らしいアルバムです。


それでは、皆様にとってバレンタインデーが良い一日でありますように!

 

 


2009年02月16日

旅の詩集

 

 

30代後半より上の人には懐かしいKAPPA BOOKSの1冊。

昭和48年発行のこの本は、昔買ったものではなく、

最近古本屋で見つけたものです。


当時も今もアングラカルチャーのヒーロー、

寺山修司氏が編集した旅の詩を集めた本です。


各章ごと放浪、望郷などのテーマがつけられて、詩が集められています。

まさに旅をテーマにした珠玉のコトバたちが詰まった本。

その各章の冒頭には、寺山氏による序文がつけられています。


青森出身の氏は、少年時代にはそこを出ることを夢見て過ごしてきました。

「家出のすすめ」や「書を捨てよ、町に出よう」などの著書で、

若者たちに家を出ることを煽り、

自らを故郷を捨てた漂泊者と認めていた氏にとって

旅は、一時的な行為ではなく人生そのものであったのです。

 

また、 

古本として買ったこの本の裏表紙の見返しページに、

最初の持ち主だった方によるものと思われる日付とサインがあります。


昭和四十八年十月三十一日(水)晴

XX川 XX子(25才)


と万年筆で丁寧に書かれています。

それを見ると、計算すると今60歳になるその女性が、

当時この本を読んでどんな風に思ったのか?

そして、その後、この本が私の手に届くまでどんな旅をしてきたのか?

と、想像してしまいます。


例えば、寺山修司的に想像すると...

東京、工場のある町の小さな喫茶店でウエイトレスをしているXX子。

田舎から家出同然で飛び出してきたが、夢である女優になることを諦めて、

望郷の念を感じながら、惰性で時を過ごしている。

そんな時、常連の工場で働く青年が忘れた1冊の本を見つける。

そして、返しそびれて最後まで読んでしまう。

青年がまた喫茶店にきた時に、その本のことを思い出し話しかける。

彼もまた、小説家になることを夢見ながら工場で働いていることを知る。

そして、意気投合し、2人で共に夢を追いかけていく... なんてね。

 


2009年02月17日

Spring has come.


この前の週末は突然暖かくなり、

春がすぐそこまでやって来たことを感じさせてくれました。

冬より夏が好きな僕にとって、

春がきて暖かくなるのは大歓迎だし、春も好きな季節。


だけど、冬から春に変わる時に、

暖かい風を体に感じると、

なぜか不安で物憂げな気分になることがあります。


春は卒業と入学の季節、慣れた中学校を離れ、

緊張しながら初めて高校に行った時の

不安な気分を思い出すからなのでしょうか。


多分、今まで待ちわびていた新しい何かが

実際にはじまってしまう、

そんな時の不安と寂しさを思い出す季節なのでしょうね。 

 

旅立ちの時にも同じような物憂げな気分を感じる時があります。

学生時代、始めての海外の旅先として訪れた

インドへの出発の時もそうでした。


ずっと夢見ていたインド行き。

バイトで貯めたお金で飛行機のチケットを買い、

ガイドブックを何度も読み返して計画をたてる。

その時の盛り上がった気分から、

出発の日の空港で飛行機を待つ時間、

突然、憂鬱な気分におそわれました。

 

でも、飛行機に乗り込み、空を飛んだことで、

そんな気分も吹き飛んでしまいましたが...


例えば、ひとり旅、次の場所に移動するためのバスの中、

窓に差し込む夕日を見た時も、突然そんな気分になったりします。


そんな時は、好きな音楽でも聴きながら

無理をせず、気分が上向くのを待ちます。

物憂げな気分にも、ゆっくりと立ち向かえるのが

一人旅の気楽さなのかもかしれません。


あと、春に憂鬱を運んでくるもうひとつの原因が花粉。

これはもう、かなり本格的にやってきています。


というわけで、もうすぐ春です。

 

 

2009年02月19日

TRAVELER'S notebook Little Press


3月19日から青山スパイラルで開催の

トラベラーズノートイベントの準備が始まりつつあります。

  

ブースの設計、展示棚の作成、

イベント用の商品の制作などなど...

そんななか、足を運んでいただいた方々にお渡し

できるものをと考えて、

イベント用にトラベラーズノートの

コンセプトブックを作ることにしました。


コンセプトブックといっても

16ページのリトルプレスなのですが、

トラベラーズノートの世界を伝える楽しくて、

熱くて、ワクワクするものにするため、現在奮闘中。


デザインの最終段階に入り、テキストの校正と

全体のレイアウトを確認しているところですが、

自分で言うのもなんですが、良い感じに仕上がりそうな予感。

そういう予感って当たるんですよね。


表から読んでも、裏から読んでもつながるページ割や

思わずニヤッとする仕掛けがあったり、

楽しくグッとくるものになるはずです。

ぜひ、楽しみにしてください!


トラベラーズノート発売3周年イベント

「トラベラーズノートと旅に出よ!」

 
 
 

2009年02月23日

モノ作りの考え方


東京限定なのかもしれないですが、

テレビ東京の「ソロモン流」で、

先日紹介したTRUCKの特集をやっていましたね。


長く使い、傷やシミが愛おしくなるような家具であって欲しい。

自分達が本当に使いたい・使っているものを作る。

そのモノが醸し出す空間や世界観も大切。

自然の素材の触感や風合いを活かしたもの作り。

そして、なにより作り手の熱い思い。


テレビで語られていた

黄瀬さん唐津さん夫妻の考え方に、

とてもシンパシーを感じました。

トラベラーズノートも同じ思いで作っています。


僕たちが彼らから学ばなければいけないのは、

その思いの強さと、とことん、やり抜き通す力。

なんだか、わくわくして、パワーが出てきました。


好きなことを徹底してやり続ける。

何かを成し遂げるための方法って、

これがすべてだと、あらためて思いました。


というわけで、好きなことをもう一度再確認。

トラベラーズノートに書き綴ってみました。

まだまだ書けそう・・・。 

 



2009年02月24日

そろそろトラベラーズノートについて2


ここで書いて、もう1ヶ月以上経ってしまいましたが

その続きです。

今日は、トラベラーズノート誕生のきっかけについて。


トラベラーズノートの発売のきっかけは

2005年のISOT(国際文具・紙製品展)、

ミドリブース内で行われたコンペでした。

昨年のISOTでも、ダイアメモをのリデザインを

テーマにコンペを開催しています。


2005年のテーマは、

A5スリムノートの新しいデザインの提案。


普通、新しい商品を企画する際、市場ニーズ、

競合商品、店頭状況などのマーケティング要素

をふまえた上で、進行していきます。

また、ノートは低価格帯の競合商品が多いため、

コストに対する要求が厳しい商品でもあります。


そんな厳しい制約の中で、

市場ニーズにあったものを出していくのが、

プロデューサーやデザイナーの仕事です。


でも、そんな制約をまったく気にしないで、

作りたいもの、デザインしたい形を作ってみたら

どんなモノが出来上がるのか?

そんな考えで、このコンペが始まりました。


私が考えたのは、

前から扱ってみたかった革を使ったノート。


ノートは、いつも手に持って使う道具です。

なのに、消耗品であるがゆえに、

愛着を持って使えるものがあまりないことに、

ちょっとした疑問を感じていました。


また、前にヨーロッパに出張に行ったときに見た

イタリアの革表紙のノートが頭に浮かびました。


革の表紙で、愛着をもって長く使えるノート。

さらに、その革は加工を極力排除した生の素材感

を感じるもの。

そんなノートが出来ないかと考えました。


そこで思い付いたのが、チェンマイの工房でした。


その工房は、チェンマイの若い夫婦がやっている、

新しい小さな工房で、大胆な作り方で素材の魅力を

引き出していくのが得意。

当時運営していた直営店の仕入れのために行った

タイの展示会で知り合い、いつか一緒に仕事を

したいと思ってい工房です。


早速、彼らに趣旨を説明して、ラフな図面を送り

サンプルの作成依頼しました。


そうして、出来上がったのがトラベラーズノートの原型です。

切りっぱなしの革の処理や、錫の留め具パーツなど

チェンマイの空気感を感じさせてくれる仕上がり。

見た瞬間、とても胸が高鳴るのを感じました。


早速その日からサンプルを使い、

細かい寸法やゴムの位置を微調整していきました。


最終サンプルが出来上がると、

日常の仕事用のノートとして本格的に使い始めました。


使うほどに革の風合いが手になじみ愛着が湧いてきます。

A4の三つ折りをざくざく挟める、

使い勝手の良さなども分かってきました。

さらに、使い終わってノートを差し替えていけば、

愛着を持って長く使うこともできる。


まずは、自分が最初のユーザーになり

その魅力にはまっていきました。


つづく。

このときは、ゴムの位置が逆でした。 

2009年02月25日

そろそろトラベラーズノートについて3


そして、ISOTのコンペ。


トラベルジャーナルノートという名称を付けて

展示しました。


その名称を付けた理由は、

タイの旅での出会いがきっかけで生まれたからということと、

私自身が旅が好きで、そのノートを見た瞬間旅を感じて、

旅に使いたいと思ったからです。


ディスプレイ横のコピーは、こんな風に書きました。

「風合いのある革でシンプルなノートを作りました。

手にとって旅に出たくなるノートです。」


 

 

コンペの結果は、人気投票と、

その会場で、実際にテスト販売した数量で決まります。

他のノートは300円~500円で売られているなか

トラベルジャーナルノートは2000円で販売することに。

他のモノと一桁違う価格で、本当に買ってもらえるのか

不安の中でのスタートでした。

 

 

 

そして、結果は2位という好結果。

用意した商品はすぐに売り切れてしまいました。


期間中は、来場者の方々の声を聞くこともできました。

例えば、プロフェッショナルユーザー

登場していただいている土橋さんには、

そのとき初めてお会いしました。


トラベラーズノートに投票して頂いただけではなく、

実際にテスト販売の商品もお買い上げいただきました。

さらに、直接お話をする機会を得て、

うれしくなるようなコメントをいただきました。


当時雑誌「DIME」の編集長だった松元氏は、

配っていた投票用紙ではなく、

ご本人の名刺を投票口に入れてくれました。

後ほど、その名刺を便りにホームページ開設の時には

プロフェッショナルユーザーに協力いただきました。


また、売れ切れてしまったあと、

ある年配の女性が残念そうな表情を見せて、

こんなことを言ってくれました。


「旅に出たときに、いろいろ描いたりしたら

楽しそうなノートなのに、残念だわ。

実際に発売してくれるといいんだけど・・・」


この革のノートが醸し出す佇まいや雰囲気には、

人々の心を捉える力があるのかもしれない・・・。

自分自身がサンプルを見た時、

さらに使ってみて感じていた、そんな思い。

同じ思いを感じてもらえる方々が他にもたくさん

いることを知って、大きな可能性を感じました。


このコンペを実施したのが、2005年7月。

実際にトラベラーズノートが発売する

2006年3月の8ヶ月前のことでした。

 

2009年02月27日

Post card from one year ago


3月までもうすぐだというのに、東京では

今年初めてのまとまった雪。

皆様風邪などひいてはないでしょうか?


そんな寒い日、プロフェッショナルユーザー

Patrickからポストカードが届きました。

ドイツ、フランクフルトの消印が押してあります。


Patrickもポストカードが好きで、

たまにかっこよく英文が書かれたハガキを送ってくれます。


しかし、読んでみると、どうも内容が

頭の中でかみ合わない。

よくよく見てみると、文末に記された日付が

2008年の1月28日になっていました。

届け先不明というスタンプが押してあったので、

1年間も行方不明になっていたのでしょうか。

紙というアナログ媒体ならではのトラブル。


遠い国から、

1年という長い時間をかけてやって来たポストカードを見ていると、

なかなか感慨深いものがあります。

 

 

 

 

Patrickですが、先日会社にきた時に、

面白いノートを見せてくれました。


トラベラーズノートをベースにし、革をもう一枚貼り合わせて、

手作りでメモ用のポケットやカードが入るケースを付けています。

 

 


ここまでカスタマイズすると

トラベラーズノートの原形をほとんどとどめていません。


挿入されているカードは仕事のチェック表。

それを優先順に応じて並び替えられたり、使い方もオリジナル。

究極のカスタマイズですね。


このノートではありませんが、

Patrickが使っているトラベラーズノート、

3月のイベントで展示します。

他にもアラタさんLieさんのノートもお借りして

展示する予定。

カスタマイズの参考になると思います。

ぜひ、楽しみにしてください。 


ちなみに、1年越しで届いたポストカードの件、

Patrickに話して見たら、書いたのは1年前なんだけど、

その後送るのを忘れていて今年送ったとのこと。

それを聞いてちょっとがっかり。 

日本の郵便局は何も悪くはありませんでした。

 
 

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店長のプロフィール

(株)デザインフィルでトラベラーズノートの企画を担当している飯島です。