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旅人の視点

 

 


ジム・ジャームッシュ監督の新作

「リミッツ・オブ・コントロール」は、

美しく刺激的な視点で切り取られた映像が

魅力の映画でした。

彼特有のストイックに物語性を排除した乾いた

映像で、スペインの街が美しく描かれています。

ここでは、殺し屋が街を歩く姿もその場所の

日常のように風景に溶け込んでいます。

私たちは、登場人物に感情移入することなく

旅人のように傍観者としてその風景を眺めることで、

想像力を刺激されていきます。


ロード・ムービーとは、やはり旅人の視点を

思い出させてくれることがその大きな効用なの

かもしれません。


話変わって、

前に作ったデジカメ用の革ケースをなくして

しまいました。

しばらくは、ケースなしで使っていたのですが、

無造作に鞄に放り込んでいたりするので、

液晶画面に傷が付いたりしてしまいます。

致命傷になる前にと、新しいケースを作りました。


革は、前に手に入れた試作品用の余り革。

今回は本格的にホックも付けてみました。

なかなか良い感じに仕上がったと思います。

使い込んでいくうちにもっと味が出てくるのが

楽しみです。


お気に入りのケースに入れているだけで、

手に持って出かけたくなるし、良い写真が

撮れそうになるのが不思議です。

カメラもまた、旅人の視点を思い出せてくれる

道具なのです。

 

 

コメント (2)

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今日観ました。
僕にとっては画像がモノクロのイメージが強いこの監督の作品は久し振りでした。映像が随分綺麗になった気がしました。ロケ地もそれぞれよくこんなところ見つけたなと思わせるところが沢山出てきました。旅先であてもなく歩いていてこういうところに出くわしたいと思いました。あるシーンからストーリーのネタになることを思い出しました。こういう映画もたまにはいいですね。

iijima:

ずっと前Stranger than paradiseを初めて見た時、さっぱり訳が分からず困惑した記憶があります。
その後、何年か経ってまた見た時、意味もなく旅をする登場人物たちの気持ちが少しわかるようになりました。旅する動機なんて、簡単に説明できない場合が多いし、説明したとたん旅が陳腐になってしまうような気がします。
旅する動機を知ろうとすることは、生きる動機を知ろうとすることのようなものなのかもしれません。
この映画と同じように、理解するのではなく、感じ取るものなんでしょうね。

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