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The Stone Roses 20th Anniversary


 

 

ビートルズのリマスター盤が話題でしたが、

大学時代に聴きまくっていたストーンローゼズの

ファーストもリマスター盤が発売されていました。


アルバムのリマスターに併せて、シングル集の

リマスターとデモ集まで付けて20周年記念盤と

銘打った豪華なセットになっています。

デモ以外は今まで何度も編集盤が出ているので

目新しいものではないのですが、

つい買ってしまうのは、ストーンローゼズが

自分にとって特別なバンドだからなのでしょうね。


ローゼズのファーストに出会ったのは、今から

20年前の20歳の頃。さらにその20年前と言えば、

ビートルズがアビーロードを発表した年。

あの頃のビートルズと同じくらい昔のことなんですね。

(なんて言っても、同世代でローゼズを聴いて

いた人以外には、共感しようもない話ですが)


時はバブル絶頂の80年代末期、

ハードロックは様式美のヘビメタになってしまい、

そして、ニューウェイブは内向きで暗いものか、

能天気なユーロビートになっていき、現役バンドで

シンパシーを抱くバンドが少なくなってきました。


そんな中で突然マンチェスターからあらわれた

ローゼズは、今までの鬱憤を吹き飛ばしてしまう

インパクトがありました。

その繊細で美しい旋律、ポジティブで高揚感のある

リズム、そして、大胆で自信溢れた発言や態度、

どれをとっても、完璧なロックバンドでした。


バンドに無許可で不本意なビデオを作ったレーベルに

抗議する際、ペンキをその会社の建物にぶちまけて、

それ自体をアートにしてしまう、そんなセンスに

単純にかっこいいな~なんて思ったりしました。


あれから20年というのが、なんとも感慨深い...。

ロックを聴いたり、旅が好きだったりする人は

きっと誰もがそうだったのかもしれないけど、

あの頃は先の見える普通のサラリーマンなんて

なりたくない、自分は何か特別な存在になりたいし、

なるべきだなんて、うぬぼれていました。


20年後、なんとなく分かったのは、

普通の存在なんて誰もいなくて、誰もがその人に

とって特別な存在であること。

先の見える普通のサラリーマンなんていうのも

どこにも存在しない。

サラリーマンであろうがなかろうが、自分が

本当に信じるコトに、本気で取り組むことで

きっと何か成し遂げることが出来るってこと。

そして、それは小さな感動の積み重ねから

育っていくことなのかもしれません。


自分が今悩んだ時、ひとつの判断基準になるのが

今まで感動したロックや本や映画、そして旅の経験。

本気で自分が感動したことが、その後、自分にまた

感動を与えてくれるためのヒントになっている

ような気がします。


コメント (2)

20年前大学生のローゼスファン:

検索から来ました。
何気なく読んでいて感動しました。
全くもって同感です。

それにしても、やはりローゼスは、
特別な存在でしたよね。
今聴いても、あの頃の震えるような
興奮や感動が心に蘇り、
時にもどかしく切なくなります。

もっともっと先を見たいバンドでした。

iijima:

コメントありがとうございます。
同世代のローゼズファンに読んでもらえて、とても嬉しいです。
ローゼズは、特別な存在でしたが、それ故に続けることが出来なかったのかもしれませんね。
今思うと、その儚さもまた完璧なロックバンドたる所以のような気もします。
今でも孤軍奮闘しているイアンブラウンには勇気づけられます。

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店長のプロフィール

(株)デザインフィルでトラベラーズノートの企画を担当している飯島です。