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遠い記憶

 

 

 

とてもおぼろげであいまいな記憶なのですが、

小学校低学年の時、錦糸町駅前の楽天地に

父親と一緒に映画を見に行った時のことを

ふと思い出しました。

 

確かこんな話...。

 

何人かの男女が、何かの事故で恐竜が生きていた

大昔の時代にタイムトラベルしてしまう。

無人島に流れ着いた漂流者のように、密林の中で

水や果物を見つけたり、家を作ったりしながら、

なんとかサバイバル生活をしていく。

しかし、そのうち何人かが肉食恐竜に襲われて

死んでしまうと、残されたメンバーは

そんな生活から逃れて現代へ戻る方法を探ろうと、

さまざまなことを試みる。

 

そして戻る方法が見つかり、いざ帰ろうとした時

ひとりの男が帰ることを拒絶する。

「戻っても退屈な生活があるだけじゃないか」

なんてことを言って、一人密林に向かって

歩いていくシーンで終わる。

 

この映画の題名もまったく覚えていないし、

それ以来一度も見てもいないので、記憶と実際の

ストーリーはかなり違っているかもしれません。

でも子供心にも印象深かったのか、最後のシーンは

鮮明に覚えています。

当時はどうして帰らないのだろうと、切なく悲しい

思いを感じた記憶が残っています。

 

あれから30年以上経って大人になった今、

ちょっとだけその男の気持ちが分かるように

なりました。

 

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