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2010年03月 アーカイブ

2010年03月02日

3月の憂鬱

 
 


ついに3月です。

 

学生時代の最後の2月から3月、トルコを

旅していました。ちょうど3月の始め頃は、

イスタンブールからサフランブルを経由し、

黒海沿岸の街を歩いていました。

その後訪れた地中海沿岸がトルコの「陽」、

だとすると、黒海は「陰」のイメージで、

日本人旅行者に会うこともなく、寒い気温も

あってどこかうら寂しい気分になっていました。

夜には、ひとり街にあるハマムと呼ばれる

銭湯のような施設にいて、時間をつぶして

いました。


ちょうどその頃、大学卒業のための成績発表

があり、ぎりぎりの成績であった私はちゃんと

単位が取れて卒業ができるのかどうかを友人に

確認してもらう約束をしていました。


発表があった日、時差を計算し、テレホンカード

を買って、その友人に電話をしました。

それが始めての国際電話だったのですが、

あまりにクリアな電話の音に、友人はほんとうに

トルコなのか?川崎あたりのトルコじゃないかと、

当時のおやじさえも言わないようなつまらない

冗談を言ったりしました。

日本で電話を受ける方も国際電話ははじめて。

まだインターネットもEメールもない時代です。

お互い、遠い国からの電話は雑音がまざった話し

にくいものというイメージを勝手に持っていました。


電話で、無事卒業ができることを確認でき、

さらに誰と誰は留年だったという話を聞いて、

ほっとしたのと同時にどこかでその留年が決まった

友人のことをうらやまく思ったりもしました。

 

その後、一人で食堂に入り食事をしました。

テレビのサッカーに熱中するトルコ人達を横目に、

帰ってからの生活を考えると、すこし重い気分に

なっていきました。


卒業をひかえた学生にとって、3月は新しい生活が

始まる前のちょっとした準備期間。

春を訪れを告げる暖かい風をあびると、

期待と不安、寂しさなどの感情が複雑にからみ

あった少し憂鬱な気分を思い出したりします。

 
 

2010年03月03日

カッパドキア

 

 

 

寂しい黒海沿岸の街から長距離バスを乗り継ぎ、

奇岩で有名なカッパドキアに入りました。

そこは有名観光地。

同じ年頃の日本人旅行者にも会うことが

できました。その前の寂しさを埋めるかのように、

そこで知り合った男女4、5人のメンバーで、

奇岩群や洞窟教会をまわりしました。


ある日、そのメンバーで街を歩いていて、

昼食の時間になったので食堂を探すことにしました。

いくつか食堂らしきお店を見つけることはできた

のですが、どこも閉まっています。

そこで、街を歩いている男の人に声をかけて

身振り手振りで、何か食べられるところがないか

聞いてみました。すると路地裏にひっそりと

佇む小さな食堂に案内してくれました。


彼は、その食堂に入るとなにやら店主と話を

はじめました。最初は面倒そうな顔をして

帰ってほしいというような素振りだった店主も

やっと納得して店の奥に私達を導いて

くれました。

 

その店はお昼時だというのに閑散としていて、

数人しかいない客は何を食べるではなく、

手持ち無沙汰に闖入者である私たちをじっと

見つめていました。


通されたのは、狭い店内の奥でまかない部屋

のようなところ。どうして、入口近くの明るい

テーブル席で食べられないのかと、身振りで伝えま

したが、ここで待っていろと示すばかりです。


その寂れた雰囲気に、少し警戒心を抱きましたが、

厨房からパンの焼ける匂いが漂ってくると、

気持ちは一気に、食べ物への興味に傾きました。

チーズやトマトソースがのせられたピザのような

パンは焼きたてということもあり、美味しく

食べました。

 

店内にいる数人の客は、私たちが食事をしている

時も、じっと私たちを眺めています。

そのときは、明らかに場違いの私たちが珍しく

眺めているかと思っていました。


そして、お腹もいっぱいになり満足げにその店を

出て行きました。ホテルにもどり、そのことを

スタッフに話すと、それはラマダーンだからだ

教えてくれました。


イスラム教のトルコでは、ラマダーンの時期に

断食を行います。その期間、日の出から日没の間

何も食べてはいけないことになっています。

それを聞いて、食堂が閉まっていたことや

食堂の中の人の厳しい視線の訳が分かりました。


あらためて思い起こすと、お腹を空かせた人

の前で、堂々と食事をするという行為は

ひどい迷惑だったことに気付きました。

ただ、そんな思いも寄らない習慣に出会うのも

旅の楽しみだったりします。

 

 

2010年03月05日

カッパドキアの話の続き

 

 

 

カッパドキアで何日か過ごし、そろそろ

別の場所に移動することにしました。

滞在中のホテルでは、楽しく話せる日本人

旅行者がいたので、寂しさを感じることも

なかったのですが、その雰囲気がどこか

日本の学生サークルのようで、居続けると

旅が陳腐なものになってしまいそうな気が

したのです。

もともと1人でいるのは、嫌いではありません。

また孤独を味わうのもいいかなと思い、1人で

翌日のバスのチケットを買いに行きました。 


ホテルに戻り食堂で紅茶を飲んでいると、

そこでよく一緒に行動していた旅行者仲間の

女の子が「実は相談があるんだけど...」と、

深刻な顔をして話しかけてきました。

「あの人とても良くしてくれるいい人なんだけど、

いきなり結婚してくれって言うんだよ。」

どうやらホテルのスタッフの男性から求婚を

されたようです。

そう言えば、彼はその子には特に優しく、どこに

行きたいと言えば、場所を教えるだけでなく、

連れて行ってガイドまでしてあげたりして

いました。


彼女は、それを旅人に対する純粋な優しさだと

思っていて、「トルコの人って優しいよね」

なんて言ったりしていたので、そんな事態も

特別驚くようなことではありませんでした。


真面目な彼女は、突然のプロポーズにもきちんと

向き合って悩んでいました。イスラム教の国では、

厳しい戒律を気にしなくて良い異教徒の

外国人女性はもてることが多いので、

「そんなに深く考えこまなくてもいいんじゃない

かなあ」と軽くアドバイスをしました。

「そうだよね...」彼女は納得したような、

しないような微妙な表情をして答えました。


その日の夜は、翌日みんなと別れるということで、

少し遅くまで、ホテルの食堂で話し込みました。

その女の子とは結婚相談の件もあり、いつもより

深く話をしました。


翌日、寝坊をしてしまい、少し遅めの朝食を

食べていると、彼女がテーブルにやってきました。

「彼に無理って断ったんだけど、どうして

だめなのってしつこいんだ。」

同じようなケースで実際に付き合っている

トルコ人の男性と日本人女性のカップルを

見たこともあるので、彼もなかなか簡単には

引き下がりません。


「親に会ってくれ、なんとことまで言ってくる

から、ちょっと面倒になって他に好きな人が

いるって言っちゃった。

で、誰なんだって聞かれたから、あなたの

名前を出しちゃった。」


ふと彼女の向こう側を見ると、そのホテルの

スタッフがこちらをじっと見ています。

その視線に少したじろぎながらも、そんなことを

言われて、今度はこちらがドキドキしてしまい

ました。その後さらに話をするにつれて、

彼女のことを意識するようになっていました。


あっとい間に時間は過ぎて、いよいよバスの

発車時刻が近付いてきました。

後ろ髪を引かれながら、ホテルを出てバスに

乗りました。


出発の直前、彼女の次の行き先を確認し、

まるで偶然を装いながら、「自分もそこに

行くつもりだったんだ」なんとこを言って

別れました。

旅先で、一度会った人と他の場所でまた会う

というのは、よくあることなのですが、

その彼女とは二度とあうことはありません

でした。

 

 

2010年03月08日

Do It Yourself


 

 

イベント準備のため、デザインフィル流山工場へ

行ってきました。壁になる板をペンキで塗ったり

棚を作ったりする作業をするためです。


まずは、ホームセンターで材料の買い出し。

工場の近くに何軒かある中で一番大きな

ホームセンターに行ったのですが、ここはすごい。

さまざまな木材に玄関のドアやトイレの便器から、

配水管や鉄筋まであるんですね。

やる気さえあれば、ここで材料を揃えて家が一軒

建ってしまいそうです。

まさにDo It Yourselfを喚起させてくれるお店

でした。


今回のイベントでも私たちがこだわっているのが、

このDo It Yourself精神。出来る限り自分達の

出来ることは自分達でやってしまおうということ。

これは、予算上の理由であったりもするのですが、

もっと大きな理由は、私たち自身で作ることで、

より自分達の伝えたいことがぶれることなく

高い密度で表現できるということです。


壁や棚を作るのも、専門家に頼んだ方が、

きれいなものが出来るのかもしれませんが、

荒削りであっても、自分達で作ったり、書いたり、

話すことが一番強いメッセージを発信することが

できる。このパンクロック的な精神を常に持って

いたいと考えています。


これは、さまざまな協力をしてくれる仲間たちの

存在があるから成し遂げられる事でもあります。

流山工場には、木工が得意なスタッフが何人か

いて、棚作りを手伝ってくれています。また、

今回壁に塗るペンキは、お世話になっている

カラーワークス様よりご協力いただきました。


安直に専門家に外注したりせずに、

みんなの協力やアドバイスを受けながら、

自分達自身で作ることで経験値を増やしていく。

そうすることで自分達で出来ることのレベルを

少しずつ上げていく。

決して効率的なやり方ではないのかもしれませんが

Do It Yourselfで出来ることにこだわりながら

地に足をつけて、ゆっくり成長していくことが

大事だと考えています。


でも、本当のことを言うと、自分達でやるのが

楽しいからというのは一番の理由なのかも。

こんなに楽しいことを人にやってもらうなんて

もったいないのです。

 
 
 
 

2010年03月09日

TRAVELER'S PRESS 校了

 

 

 

トラベラーズプレス、ついに校了することが

できました。

ラフ案を詰めるところから始まって取材、撮影、

テキスト作成、デザインと長い道のりを経て、

なんとかレイアウトが終わって、校正をして、

修正して、また校正し修正を繰り返し、ついに

最終データが完成しました。

 

 

 

この後は、版を作って印刷、製本の工程に

はいります。まずは、ひと山越えたところ。

ほんとうに大変だったけど、なんとかここまで

たどり着けました。


そして、今日は表紙の印刷立ち合いにも行って

来ました。

中紙はすべてフルカラーのオフセット印刷ですが、

表紙は素朴な素材感のある紙を使用し、味のある

窪みやカスレが表現できる活版印刷で仕上げる事

にしました。


下町の小さな印刷所。

ここはもうちょっとかすれた感じで、

でもここはぼこっと窪ませて... なんてことを

言いながら、職人さんに何度も調整をしてもらい

ました。でも、さすが職人の匠の技。

トラベラーズらしい素材感と佇まいを感じる

素敵な表紙が出来上がりました。


早くこの表紙がついたトラベラーズプレスが

見てみたくなりました。イベント当日には、

ちょうどできたてのホヤホヤの状態でお見せ

出来ると思います。


自分で言うのもなんですが、手に取って読めば

わくわくして、勇気がわいて、新しい旅を始め

たくなる、そんな本になっています。

ぜひぜひ、楽しみにしていてください。

 

 

 

2010年03月11日

オリジナル商品

 

 

 

イベントでは、昨年同様いくつかのオリジナル

商品も販売します。

今日はその中の一部を紹介したいと思います。

 

上の写真のカードスタンド。今日届いたのですが、

味のある木に、ロゴを焼き印で押しています。

シンプルなのですが、いろいろ使い道のある

スタンドです。ぜひ、イベントでチェックをして

みてください。 

  

続いて、昨年も作ったチャームです。

今回3種類新しいものをご用意しています。

飛行機とウクレレはトラベラーズノートの

ゴムをとめるパーツと同じ錫製。

トラベラーズオリジナルの形です。

もうひとつのチャームは、去年あったタグの

形をしたチャームの真鍮バージョンです。

 

 

 

さらに、トラベラーズノートを作った際の

革の端切れを使って、革のチャームも作って

みました。

 

 


そしてブラスボールペンのロゴ入りバージョン。

オリジナルのブラスペンは、シンプルに無地

で作っていますが、トラベラーズノートの

ロゴを印刷したものを今回特別に作りました。

これもカッコイイ!

 

 

2010年03月12日

aalto coffee TRAVELER'S blend

 
 
  

アアルトコーヒー」より、トラベラーズブレンドの

完成見本が届きました。


四国徳島の「アアルトコーヒー」は、昨年夏に

訪ねて以来、チームトラベラーズのみんながファン

になってしまった自家焙煎のコーヒーショップ。


豆本来の味わいを感じることができるコーヒーは

もちろんですが、店主であるコーヒーロースター

庄野雄治さんの真摯にコーヒーに向かう姿勢や

熱い人柄にもすっかり惚れ込んでしまったのです。


最初にここを訪ねた時、東京から来たんですよ

と、話しかけると、熱くコーヒーについて

語ってくれました。

私たちがトラベラーズノートについて話すと、

さらに話は盛り上がりました。

コーヒーとノートというまったくかけ離れた

ものですが、モノづくりに対する考え方に

何か近いものを感じたのです。話題は

「ノートとコーヒーで何かしたいですね~」

なんてことになりました。


その時、密かに思っていたことを口にして

みました。「トラベラーズノートをイメージ

したトラベラーズブレンドを作ってください」

すると「いつでもやりますよ」と答えて

くれました。


それから何ヶ月かして、今度のイベントの

プランを詰めていくなかで、このトラベラーズ

ブレンドを実際に作ってもらい販売することや、

その過程をトラベラーズプレスに掲載することを

考えました。今年の1月には、その取材のために

徳島を再訪問しました。その時の旅のことや、

焙煎の過程についてはトラベラーズプレスに

書かれています。


そして、待ちに待っていたトラベラーズブレンド

の封を開ける瞬間がやってきました。

手動のミルで豆を挽き、前に庄野さんに聞いた

淹れ方でゆっくりとお湯を注いでいきました。

シュワっという音とともにコーヒーが膨らんで、

ぽたりとガラスに褐色の液体が落ちていきます。

いつもなら、そんな音を聞きながらゆっくりと

流れていく時間を楽しむところですが、

そのコーヒーがトラベラーズノートのために作ら

れたかと思うと、胸の高まりを抑えきれません。


そして、コーヒーを飲みました。

すっきりとした口当たりのなかに、少しほろ苦さを

感じます。そして、優しく柔らかな味が広がりました。

庄野さんは、そのコーヒーのイメージを旅の途中に

優しく染み入るようにと表現しました。

まさに旅人のためのコーヒーです。

 

孤高のコーヒーロースター、庄野さんが本気で

作り上げてくれた、トラベラーズブレンド。

青山スパイラルでのイベントでご用意しています。


このコーヒーをゆっくりと飲みながら、それぞれの

旅の記憶を思い返してみてください。新たなる

冒険の旅へ向かう勇気と力が少しだけでも湧いて

くれば幸いです。

 

 
 
 
 
 

2010年03月16日

My Aim is True.

 

 

 

今年小学校を卒業する息子が、授業中に作った

作品を持って帰ってきました。

小学生ならではの自由でのびのびした作品を

見ていると、もの作りの楽しさをあらためて

思い出させてくれます。運動嫌いのインドア派で

図工が好きなのは、父親譲り。


現在、遊戯王カードに夢中の息子は、夜遅くまで

机の上にカードを並べてなにやら考えています。

現在、トラベラーズノートに夢中の父親は、

夜遅くまで、ノートとその仲間たちのことを

なにやら考えています。


その対象がなんであれ、人に迷惑をかけなければ、

好きなことを追求していくことで大切な何かを

見つけることができるはず。

時には、身内や仲間には少しくらい迷惑をかけても

いいから、本気で好きなことを追求してほしい。

その方が小さな迷惑を恐れて何もしないより、

ずっと素敵なことだと思うのです。


力が足りずに、失敗したり、思い通りにいかない

こともあります。

誰かに迷惑をかけてしまったり、誤解されたり

することもあります。

でも、なんとか上手くやろうとがんばるしか

ありません。みんなの思いはひとつ。

やるべきことは、前に進むのみなのです。

 

 

 

 

 


日曜日に、徳島からやってきたアアルトコーヒー

の庄野さんのコーヒーを飲みに、巣巣さんへ

行って来ました。そこで料理、コーヒー、お菓子、

家具など、自分達の信じていることを本気で

追求している人達と話をし、またまた勇気をもらい

ました。

 

 

2010年03月17日

青山スパイラル・イベントのあれこれ

 

 

 

いよいよイベントも間近に迫ってきました。

という訳で、イベント情報をいくつか紹介します。


今回のイベントでは、海外のヴィンテージの

紙ものやステーショナリーを少しだけ展示販売

します。

古いけど味のあるモノを一緒に見てもらうことで、

トラベラーズノートとその仲間たちが伝えたい

経年変化を楽しむことや、ものがたどってきた

歴史を想像することのヒントになればと思います。


タイで買ってきたマッチ箱や古いシンハービールの

コースター、アメリカから仕入れたヴィンテージの

ポストカードに鉛筆、さらにドイツの地図など

紙ものを中心に揃えてみました。

ノートのカスタマイズにつかったり、コラージュ

して壁に貼っても楽しいですね。

 

 

 


またチェンマイの市場で買い付けてきた

カスタマイズ用のビーズとしおり用の紐を

パックにして販売します。

色とりどりのビーズが詰まったパックの状態も

とてもかわいいですよ。

 

 

 

さらに、スパイラルリングノートの表紙に使って

いる含浸紙という樹脂を含ませている丈夫な紙

を使ってカレンダーを作りました。

木のスタンドに立てればデスクカレンダーになり

トラベラーズノートやスパイラルリングノートに

挟んで持ち歩く事もできます。

2010年4月~2011年3月までの1年分、12枚を

パックしました。

実はこれ、商品を作る際に出た断裁の余白部分を

使って作っています。本来なら捨ててしまう部分を

有効活用したのですが、こういうことが出来るのも

イベント商品ならではだったりもします。

 

 


あと、アアルトコーヒーのオリジナルコーヒー豆

トラベラーズブレンドは、こんな感じのパッケージ

で販売します。トラベラーズコースターもオマケに

つきますので、こちらもぜひ。

 
 

2010年03月19日

Holiday Mood

 

 

 

春の3連休目前。

いろいろ報告があります。

まずは、お詫びです。


ここでも紹介をしていました、3月発売の

ブラスペンシルとボールペンですが、商品に

不具合が見つかり、発売が遅れることになって

しまいました。もともと長く使うことを

コンセプトにしている商品ですので、より長く

使えるよう一部を修正しています。

楽しみにされていた方には、大変申し訳

ありません。

現在少しでも早く発売できるように作業を

進めています。 

 

http://www.midori-japan.co.jp/information/100319/index.html 

 

その2。

本日ホームページがリニューアルされました。

新しく「トラベラーズノートと仲間たち」

という名称になります。

いままで別だったトラベラーズノートサイトと

トラベラーズカフェサイトを統合し、分かり

やすくして、さらにモノやヒトの「仲間」の

情報やストーリー発信していく予定です。

正直今の段階ではレイアウトが変わっただけで

新しい情報が盛り込まれていませんが

今後どんどん更新していきますので温かく

見守ってください。

もちろん今まで同様みなさまからの投稿も

お待ちしています。


その3。

トラベラーズノート新商品、ブラスプロダクト、

クラフトエンベロップ発売です。

上に書いたようにペンは遅れてしまいますが、

他の商品は予定通り発売します。

どれもたっぷり愛情をかけて作り上げた

プロダクトたちです。皆さんの反応が楽しみ。

これらの商品はお店によって展開日が異なります

ので御注意ください。

もちろん20日から開催する青山スパイラルでの

イベントではご覧いただけます。


その4。

そのイベントいよいよ開催です。

明日から4日間青山スパイラルで開催します。

「トラベラーズノートと仲間たち」という

テーマで、昨年のイベントからの1年間の

集大成が、この場所でカタチになります。

来て頂いた方々に、喜んでいただけるよう

トラベラーズスタッフと仲間たちみんなで

作り上げてきました。

そして、今日の深夜より搬入・陳列を

してきます。



わくわくします。

なんだかずっと好きだった女の子と初めて

デートをする時のような気分。

なんとか約束を取り付けて、気にいって

もらえるように、デートコースや服装を考える。

もう不安でいっぱいなんだけど、でもそれ以上に

嬉しさに溢れて、胸の高鳴りを抑えきれない感じ。


今度の休みは、ずっと探していたあの場所を

見つけるために、ぜひ青山スパイラルに

おこしください。

2010年03月21日

イベント開催中!

 

 

 

青山スパイラルでのイベント

「トラベラーズノートと仲間たち」開催中です。

金曜日の夜から搬入が始まり、その日は夜中の

2時30分頃まで作業、そして朝8時から再び作業。

そして11時、無事オープンを迎えました。


オープンと同時にたくさんの方々に訪れて

いただき、会場は人でいっぱいになりました。

商品を手にとってじっくり眺めていたり、

スタンプを楽しそうに押してくれる姿を

見ていると、本当にこの仕事をやっていて

良かったなあと思います。

トラベラーズプレスやオリジナル商品も

たくさんの方にお買い上げいただきました。

アアルトコーヒーは、予想以上に売れて

しまい、急遽追加を送ってもらいました。


皆様のトラベラーズノートを見せてもらったり

お話したりするのは、とても楽しくわくわく

します。


あと3日間です。

ぜひ皆様お越し下さい!

 

 

 

 

 

2010年03月24日

新しい旅がはじまる。

 

 

 

トラベラーズノートのイベント

「トラベラーズノートと仲間たち」無事終える

ことができました。


閉店後、搬出を終えてチームトラベラーズの

メンバーと軽く乾杯をした後に家に帰り、

心地よい疲れの中でアアルトコーヒーの

トラベラーズブレンドを飲みながらこの日記を

書いています。


今回はその名の通りたくさんの仲間たちのご協力で

作りあげていくことができたイベントでした。


今飲んでいるコーヒーを作ってくれた庄野さん。

トラベラーズプレスのために美味しい料理を

作ってくれたオカズデザインさん。

その料理の素敵な写真を撮ってくれた

キッチンミノルさん。

厳しいスケジュールの中、たくさんのカスタマイズ

グッズを作ってくれたり、チェンマイの工場や

マーケットに案内してくれたKeawさん。

チェンマイ行き寝台列車を提案し、そのアレンジ

をしてくれた田中さん。

トラベラーズプレスへの掲載を快諾してくれた

エレファントファクトリーコーヒーの畑さん、

アラタ・クールハンドさん、パトリックさん。

活版印刷で素敵な表紙を印刷してくれた

オールライト工房さん。

ブースの木材や、かっこいいカードスタンドを

作ってくれたNさん。

壁のペンキを提供してくれたカラーワークスさん。

ルートがない私たちのために本を手配してくれた

HさんとMさん。

今回並べることができた新しい商品を一緒に

作りあげてくれたたくさんの工場とその職人さん

やスタッフの方々。

遅くまで搬入・搬出に立会ってくれたスパイラル

マーケットのHさん、Tさん。

イベント前に、告知の協力をしてくれた

トランジットさん、BOOK246さん、土橋さん、

手紙社さん、二象舎さん、巣巣さん、中川さん、

Yさん...。

また、身内ではありますが、このイベントや

トラブルのため、イレギュラーな仕事にも

かかわらずあたたかく対応してくれた流山工場、

シンフォニック、マーケティング部、営業などの

他部署の方々。


そしてなにより、イベントに参加してくれた

たくさんのお客様。皆様にお越し頂き、そして

お話をしたり、商品をじっくり手に取って眺める

姿を見ることで、涙が出るほど感動しました。

一つの旅が終わり、そしてまた、新しい旅を

始めるパワーをいただくことが出来ました。

皆様、ありがとうございます!


このイベントを終えることができて、

私たちの目の前に、もっと遠く、もっと大きな

大地が広がっていることを確信できました。

その先に楽しいことやわくわくすること、感動

できることが待っているという予感に満ち

あふれています。

チームトラベラーズの旅は、まだまだ続きます。


イベントの詳細は、近々アップいたします。


2010年03月26日

Live in Tokyo

 

 

 

「90年代はオーディエンスが主役となる時代」

これは、ストーンローゼズが1990年に宣言した

言葉です。ステージはバンドだけが作るものでは

なく、オーディエンスと共有し作っていくもの

であり、「オーディエンスと磁場を共有して得る

巨大な上昇体験」と定義していました。

この言葉は、その後のロックやロックフェスの

思想に大きな影響を与えていきました。


ロックが好きなので、いろいろなことをロック

に例えて考えてしまうクセがあるのですが、

トラベラーズノートもこの考え方を抜きにして

今のようにはなれなかったと思います。


インターネットの登場で、発信側と受け手側は

入れ替わりながら常に相互にコミュニケート

できるようになりましたが、やはりリアルな場

であるライブはより大きな磁場を作り上げます。


今回のスパイラルイベントは、まさにライブ。

お客様と私たちが同じ磁場を共有していることを

体感することができました。

トラベラーズノートの場合、使い手は同時に

作り手でもあります。私たちが作ったものを

お客様がわくわくするのと同時に、お客様の

カスタマイズや使い方に私たちもまたわくわく

する。そんなことを体験しながら、最初に書いた

ストーンローゼズの言葉を思い出しました。


そのイベントのことを紹介します。

入り口正面のテーブルには、カスタマイズ用の

スタンプ、試し書き用の見本やサンプル、そして

トラベラーズプレスが置いてあります。

お客様がご自分のトラベラーズノートを鞄から

取り出して、スタンプを押している姿を多く

見る事が出来ました。お客様どうしも他人が

どんな風に使っているか気になります。

お互いのノートを見せあいながらスタンプを

押しているのが印象的でした。

 

 

 

その裏は、今回のイベントのための買い付けを

したアンティーク商品が置いてあります。

昔から使われて来た歴史を感じるものを

少しだけさりげなく、日常の生活に取り入れて

もらえたら、素敵だと思いこれらを並べました。

 

 


続いてその奥のテーブルには、カスタマイズ

グッズとアアルトコーヒートラベラーズ

ブレンド。

 

 

 

 

壁際に、トラベラーズノート、スパイラル

リングノート、クラフトエンベロップ、

ブラスプロダクト、そして、トラベラーズ

セレクトの書籍を並べました。

 

やっぱりライブはいいですね。

今度は、日本各地でライブ巡業...なんて

出来たらいいなあ。

 

 

 

2010年03月29日

春のイベント散策

 

 

 

桜が少しずつ開いてきていますが、春というには

寒い日が続きます。もうすぐ4月なんですけどね。


そんな寒い日曜日、いろいろイベント散策を

してきました。

最初は、巣巣さんで行われている旅展へ。

ここは雑貨と家具を扱っているお店なのですが、

オーナーの岩崎さんのこだわりのオリジナル家具

とあわせて、旅先で見つけた雑貨がおいてある

素敵なお店。

今回は、バリで新たに買い付けてきた雑貨が

並んでいました。

実は、先日ここで行われたアアルトコーヒー

庄野さんによるコーヒー教室に参加させて

もらったのですが、その縁で、旅展の期間中、

特別にアアルトコーヒートラベラーズブレンドを

販売することになりました。

お近くの方はぜひ、行ってみてください。

 

 

続いて、吉祥寺のpooLで行われている二象舎さん

の「動く静物」展へ。

二象舎さんは、オートマタと呼ばれるからくり人形

作家さん。ちょっとシュールでユーモラスな動きの

からくり人形は、思わず何度もハンドルをくるくる

まわして見入ってしまいます。

実は、二象舎の原田さんはトラベラーズノートの

ユーザーでもあります。前にその中身を見せて

もらったら、からくりの複雑な機構のアイデア

スケッチがたくさん書いてあり、その頭の中身を

見せてもらったような気分になりました。 

彼らのホームページで作品を見る事ができますので

その不思議な空気感に何か感じたら、ぜひこの個展

にも行ってみてください。


そして、この日の最後は、CAFE/BOOK246

行われた、旅雑誌TRANSIT主催のトークイベント。

現在発売中のTRANSITはタイ特集。

それを記念して、チェンマイ大学で講師の経歴を

持つノンフィクション作家の高野秀行さんと、

「世界の市場」を刊行した直後の松岡絵里さん、

そして、TRANSITのチーフ・エディターの

加藤直徳さんが、タイにまつわるお話をディープに

語るというイベント。

実は、そのトークイベントの冒頭に、タイ繋がり

ということで、トラベラーズノートの生産風景の

スライドとともに、私が少しだけお話をさせて

いただくことに...。

なんとか話を終えた後は、楽しく皆様のタイの

お話を聞く事ができました。

という訳で、なかなか濃い日曜日となりました。

 
 

2010年03月31日

寛容のタイランド

 

 

 

先日参加させていただいたTRANSITのトーク

イベントでは、タイに見識が深い3名の方から

いろいろ興味深いお話を聞く事ができました。

時間にルーズだったり約束を守らなかったりする

タイの人達との生活のエピソードを語って

いましたが、印象的だったのが、そんないい加減さ

に振り回された時、怒るよりも、つい、それを

許してしまうタイ人の人柄の話。


例えば、チェンマイ大学で講師をしていた

高野さんのお話。

個人授業をお願いしておきながら、4時間も

約束の時間に遅れてやってきた学生がいました。

しかも、やるはずの宿題もいっさいやってこない。

さすがに怒ろうとすると、その学生は悪びれもせず

「先生お腹すいたでしょ?ご飯食べよ」と笑顔で

言ってきたそうです。すると、高野さんも、

そういえばお腹空いたなあ、という気分になって、

ご飯を食べ行ってしまう。そのうち、すっかり怒る

気持ちも失せて、楽しい食事の時間になって

しまったそうです。


微笑みですべてを解決してしまおうとするタイ人

の緩さの中にいると、自分もどんどん寛容になって

いく感覚は、私自身もタイの人達と仕事している

経験がありますので、よく理解できます。


この寛容さこそが、タイの大きな魅力のひとつ。

ゲイが多いのも、自分にない個性を認め受け

入れることができる寛容さがあることが

その理由のひとつなのかもしれません。

TRANSITの加藤さんの話によるとタイには

男用、女用の他に、ゲイ用のトイレがある

公立学校があるそうです。


他人の個性や、飛び抜けた特徴、一律でないもの、

自然そのままのもの、いびつさ、不完全なもの、

そんなものを受け入れる寛容さと、自分自身の

揺らがない芯を併せ持つような人になりたいと、

タイの話を聞きながら思いました。

 

 

 

2011年10月

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店長のプロフィール

(株)デザインフィルでトラベラーズノートの企画を担当している飯島です。