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電車の中でふと考えたこと

 

 

 

電車に乗っていて眠ってしまい、急に目が覚めて

次の駅はどこだろうと思い外を見る。

車窓の流れる風景が、少しずつ駅のホームに

近付いていくなか、駅名の表示を探す。しかし、

電車の速度が遅くなっても駅名を読み取れない。

止まるか止まらないかの速度まで落ちて、やっと

駅名を判読することができた。

そして、その時やっとそこが目的の駅であること

に気付いて、慌てて電車から駆け降りる。


そんなことがあって、昔見た漫画ドカベンの

ワンシーンを思い出しました。


ドカベンこと山田太郎は、特急列車に乗りながら、

周りの誰も読み取ることができない通過駅の駅名を

読み取ることで、動体視力を鍛えていました。

通過駅どころか、速度を落としている停車駅の

駅名も読む事のできない私には、豪速球の球筋を

読むことなど、とうていできないことでしょう。


昔から映画や漫画の登場人物のそんな神業に

憧れていました。


例えばゴルゴ13は、新しいウィルスに感染した際

その抗体を持った猿を探し出し、車の車輪を即席

の遠心分離器にして血清を作り、自らを治療して

しまいます。


ルパン三世に出てくる石川五ェ門の剣術や

次元大介の拳銃みたいな技があればいいなあと

思っていたし、そういえば、あののび太も

あやとりと射撃が他の誰よりも得意でした。


漫画だけでなく、仕事で職人さんや作家さんに

会って、技や自分自身に絶対的な自信を持って

仕事をする姿を見ると単純に憧れます。


少年の頃から、大人になったら他の人がすごいと

思えるような技を身につけたいと憧れていましたが、

結局今の自分には自慢できるような技がひとつも

ないことに気付きました。


見た人が思わず息を飲み、悩みをスキッと

解決するような、そんな技が欲しい今日この頃。

 

 

コメント (2)

河野 仁:

このブログの内容やそもそもトラベラーズノートという世界を生み出した技は、もうそれだけで充分凄いと思います。

日常を旅するという力強さをはじめて聞いた時はスキッとしましたよ。

iijima:

河野さま、あたたかいお言葉ありがとうございます。
まだまだやりたいことと、できる実力とのギャップに悩む日々です。
でも、そのギャップが埋まってしまったら、つまらないのかもしれませんね。

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店長のプロフィール

(株)デザインフィルでトラベラーズノートの企画を担当している飯島です。