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2010年06月 アーカイブ

2010年06月01日

焼き肉

 

 

 

先日、10年近くお世話になっている方に

焼き肉をごちそうになりました。

連れて行ってもらったのは、ふだん行くような

お店より数ランク上の焼き肉屋さんです。


とろけるような上質のお肉はとても感動的な味。

ごちそうになっておきながら、たまには良いもの

を味わうことは大切だなあ、なんて考えたり

しました。


そこでお肉の味とともに感動したのが、

お店の方の接客。お店の雰囲気からすると、

予想外にフレンドリーな感じが気持ちよく、

なによりお客さんに最高のものを最高の形で

楽しんでもらいたいという気持ちが伝わって

くるのです。


数種類のお肉をいただいたのですが、それぞれ

丁寧に焼き方や食べ方を説明してくれます。

最初のお肉で感動し、思わず

「美味しいですね~」と言うと、

「ありがとうございます。でも、これから

もっと美味しいお肉が出て来ますよ!」

と笑顔で答えてくれます。


野菜を出す前には、最初にカゴに入れて

土のついた状態で見せてくれて、それぞれの

野菜の特徴や産地、こだわりのポイントを紹介

してくれた上で、切ってくれます。

生で食べても美味しいという人参を、そのまま

かじってみると、柿のような甘さを感じました。


自分たちが作るものが心から好き。だからこそ

それを心からお客様に楽しんでもらいたい。

それは、マニュアルでは決して教えることが

できない、想いの共有みたいなもの。

きっとこのお店では、料理人も接客の人も

オーナーも自分達の作り上げるものに対し、

本気で同じ価値観を共有しているのだと思い

ました。


お腹も心も満たされた上に、勉強にもなり

充実した食事をすることができました。

 

 

2010年06月03日

COFFEE AND CIGARETTES

 

 

 

コーヒー&シガレッツという

ジム・ジャームッシュ監督の映画があります。

ロベルト・ベニーニ、ケイト・ブランシェット、

ビル・マーレーなどが演じる一癖ある人たちが

ただコーヒーを飲みながらタバコを吸い、味の

ある会話をしているシーンが、オムニバス形式で

撮られている映画。


ミュージシャンも何人か出ていて、アメリカの

古色蒼然としたカフェで、トム・ウェイツと

イギー・ポップがかみ合わない話をする姿は、

憧れのロックレジェンドの隣の席に偶然居合わせ

しまったような気分にさせてくれます。


タバコが嫌いな方には、まったくもって迷惑な

話ですが、薄暗いカフェでコーヒーをちびちび

飲みながら、タバコを吹かし、仲間との会話を

楽しんだり、ひとり沈思黙考する時間が好き。


体には良くないと分かっているのですが、

話が盛り上がるほどに、知らずのうちにタバコの

本数が増えてしまうのです。


きっと、それが原因なのは分かっているのです。


先月のことですが年に一度の健康診断があり、

コレステロール値に中性脂肪、肝機能に血液値

などまったく問題ないのですが、唯一、胃に

問題がありそうだということで、要再検査という

結果になってしまいました。


という訳で、人生初の胃カメラを飲み込んで

きました。吐きそうになるのをなんとか

がんばって来ましたが、やっぱり辛い。

その結果は別に大きな問題はなかったのですが

慢性胃炎という診断を受けました。


そういえば、最近は胃が荒れ気味。

それが原因と分かっていながら、タバコと

コーヒーの黄金のコンビに手を出してしまいます。

 話したり、悩んだりしながら、だらだらと

惰性のように体に良くないタバコに火をつけて、

コーヒーを飲む。良い訳がありません。

でもカフェでみんなと話したい事はいっぱいあるし、

ひとり思い悩むような事柄もたくさんなのです。 

 

 

2010年06月07日

旅先での夕暮れ

 
 
 

旅先での夕暮れが好き。


例えば、バイクでの旅の途中、夕暮れ時に

鄙びた温泉地を通りがかったときのこと。

バイクを停めて、お風呂に入ることにする。

ゆっくりとお湯に浸かりながら、疲れた体を

癒す。


お風呂を出て、ぽかぽかになった体で、

温泉宿の軒下にある黒ずんだ木のベンチに

腰を下ろし、乾いた喉を冷たいサイダーで

潤しながら、太陽の光が少しずつ赤みを

増していくのを眺める。そんな時間が好き。


優しい風が草の間を通って体に吹き付けて

くると、少し肌寒さを感じて、Tシャツの上

にダンガリーシャツを着る。

タバコに火をつけて、しばらく、ぼ~っと

しているうちに、今日はもう移動を止めて、

この辺で宿を探すことにしようかなと考える。

そう決めてしまうと、もう少しこの場所で

のんびり夕暮れを楽しめることに嬉しくなって、

読みかけの本を開いてみたり・・・。


そんな旅の自由さが夕暮れを楽しむ心の余裕を

与えてくれるのかもしれません。


夏に旅をしたスペインでは、この夕暮れの

時間がとても長く、永遠に続いていくかの

ような気がしました。

夜7時過ぎ、オープンテラスのレストランで

食事を始めます。すると、食事が終わる頃に

なっても、まだ空は明るい。

10時頃になってようやく日が沈み、街には、

夜のにぎわいがやってくるのです。


実際には夕暮れ時が長いわけではなくて、

緯度と時間のズレの問題とサマータイムの

ため、日が暮れる時間が遅いだけなのですが、

スペインの人々には、夏の夕暮れ時を目一杯

楽しもうとする心の余裕があるのでしょうね。


旅先では楽しむことができる夕暮れ。

普段の生活のなかで、その時間を楽しむことを

忘れてしまっていることに気付きました。

夕暮れが心地よい季節です。

旅するように普段の生活でもその時間を

楽しみたいですね。


さしあたって、今はSound Bumという

旅先の音を録音したCDを聴きながら、

まだ行った事がないハワイやキューバの

夕暮れを想像したりしています。

 

 

 

2010年06月08日

世界はたくさんの物語であふれている。

 
 
 

例えば、朝の満員列車でこんなことを想像して

みます。


自分が生きていくなかで、悩んだり、悲しんだり、

笑ったり、喜んだり、いろいろな物語があって、

これからもいろいろあるのですが、この電車に

ぎっしりと詰め込まれているたくさんの人達の

なかにも同じように無数の物語があるということ。


隣の学生らしき若者は、就職のことで悩んでいたり

女の子とのデートのことを思い出したりしている

のかもしれません。

後ろのスーツを着た男は、新規プロジェクトの

戦略を練っていたり、昨日見た映画の意味を

考えていたりするのかもしれません。

もしかしたら、宝くじが当たって喜びの中にいる

かもしれないし、世界平和や地球環境の危機に

ついて本気で考えているかもしれません。


そんなことを想像していると、無数の喜びや

悲しみに押しつぶされそうになったりしますが、

たとえ目に見えなくても、物語は確実にそこに

存在するのです。


さらに、人だけでなくモノにも目を向けてみます。

例えば、今、自分が着ているシャツ。

これはエアルームというブランドのシャツで、

あるイベントで見つけて以来ずっと欲しいと

思っていて、雪が降る寒い日に渋谷の事務所に

みんなで買いに行ったとか、履いている靴は、

黒磯のあの店で買ったもので、アメリカの小さな

工房で手作りにちかい形で作られているんだとか、

手に持っているノートは、トラベラーズノートって

いって... などなどモノにも様々な物語があります。


この車両に乗っている人それぞれに物語があって、

さらに彼らが身につけているモノにも物語があると

すると、もうこれは途方もない数になります。


その物語をぜんぶ知る事なんてできないですが、

そこに物語が在るということを想像することは

できます。


人は人種や世代、さらには〜〜系、〜〜風など

といった言葉で簡単に括られるほど単純なもの

ではないし、モノも価格やスペックなどの数字

や表層的な形では分からない価値があります。

むしろ、目に見えない部分にこそ、その本質が

あるように気がします。


星の王子様の「大切な事は目に見えない」という

有名な一節を思い出しました。

 

 

2010年06月10日

POST CARD campaign 2010

 

 

 

ポストカードキャンペーン、締め切りまであと

一ヶ月と半分。応募はがきが少しずつ届き始めて

います。日々届くはがきをいち早くチェック

できるのは、担当者の役得です。


今回は、おすすめ旅スポットということで、

いつもとはテーマを変えています。

皆さんのいろいろなおすすめ旅スポットを見る

のはたのしい作業です。


おすすめ旅スポットをテーマにしたのは、

いつものホームページのキャンペーン結果発表が、

そのまま旅情報のページになったらいいなという

思いからです。

例えば画面上に地図があって、その目印をクリック

するとその場所のおすすめ情報が見れる、という

ようなページが出来たら素敵だなあ、なんて

考えています。


トラベラーズノートを使っているという共通点が

あるみんなのおすすめの場所は、きっと共感できる

部分が多いと思います。

7月31日まで募集していますので、ぜひ皆様

ふるってご応募おねがいします。


そういえば、最近届いた応募ハガキに6月1日より

半年間の世界一周の旅に出ますというコメントが

書いてあるものがありました。

大きな旅の前の忙しい時に、ハガキを送って頂いた

ことも嬉しいですが、トラベラーズノートが世界の

どこかを旅していると想像するのも楽しいです。

もし、旅の途中、素敵な場所を見つけたら、

ハガキを送ってもらえるといいなあ。


今回の入賞商品はトラベラーズてぬぐいです。

その名の通り旅のお供になるような素敵なてぬぐい

を現在企画中です。その制作記などを近々ホーム

ページに掲載する予定ですので、こちらもぜひ

お楽しみに!


投稿サイト、今月も更新しています。

みんなのカスタマイズは、ミルキーさん。

チャーム付きしおりを付けたカスタマイズも素敵

ですが、ノートと一緒写っているRolleiのカメラが

かっこいい!こんなカメラとトラベラーズノートを

持って街を歩くだけで、楽しくなりそうです。


そして、みんなのフォトは、ringo,kさんの大阪

カフェ情報。いつも素敵なカフェを紹介してくれ

ています。ぜひ大阪に行く前はチェックしてみて

ください。


みんなのストーリー、かわうそさんは、

ゴミ巡回の3回目。長く一緒に暮らして来た

家のモノを捨てる時の切ない気持ち。私も

似たような経験があるので、思い出します。

そして、Hideさんのストーリーはリラックス・2

マッサージにまつわるお話です。私もマッサージ

は大好きで、タイや中国に行くと毎日のように

マッサージに通ってしまいます。そういえば

最近行ってないので行きたいなあ、なんてことを

思い出してしてしまいました。


こちらの方も投稿受け付けていますので

よろしくお願いします!

 

 

2010年06月15日

コーヒーの淹れ方教室

 

 

 

日曜日、蔵前のin-kyoで行われたaalto coffee

庄野さんによるコーヒー教室に参加してきました。


in-kyoは、エッセイストの中川ちえさんのお店。

作家さんや職人さんによって作られた大量生産

ではない、器や生活道具を扱う素敵なお店です。

中川さんもコーヒーの淹れ方の本を書いている

ほどのコーヒー通。


今回は、庄野さんの説明にあわせて中川ちえさん

がサポートをするという豪華な顔ぶれで

行われました。


庄野さんのコーヒー教室は家でするように

淹れ方を覚えてほしいということで、普段

使っている道具を持参で参加します。

道具による味の傾向などを聞くことからはじまり、

挽いた豆をフィルターに入れ、コーヒーを淹れ

終わるまで一通り説明を聞き、自分達の道具で

実際に淹れてみます。

それぞれが淹れたコーヒーを飲み比べてみると

薄いのや濃いのがあって、楽しい。


庄野さんによると、この世にまずいコーヒー

というのは存在しないそうです。薄かったり、

苦かったり、酸味が強いコーヒーはあるが、

要は自分が好きな味をはっきりと意識し、その

理想を求めて追求していくことが大切なのだ

そうです。

また、日によって味が変わるのも、当たり前。

それはそれで楽しんで欲しいとのことでした。


庄野さんのコーヒーの淹れ方のヒントは、まるで

人生のヒントみたいです。


最後に、庄野さん直伝の美味しいコーヒーを

淹れるための2つポイントを。


ひとつは、丁寧に手を抜かず淹れること。

そしてもうひとつは、笑顔で淹れること。


やっぱり、人生のヒントにもなりますね。

 

 

2010年06月16日

雛鳥がやってきた。

 

 

 

朝、起きようとしたら、お腹の調子が悪く、

体が重くてぐったり。起きることが出来ず

久しぶりに午前休にしました。


眠っていたら少し楽になったので、

とりあえずミルクいっぱいのカフェオレを

飲みながらボーっとしていました。


すると、ベランダから鳥の鳴き声が聞こえて

きました。窓を開けてベランダに出てみると、

椋鳥のひなが洗濯物の上にのって鳴いています。


今まで見たことなかったので、仲間とはぐれて

しまったのかなと、しばらく眺めていました。

すると、親鳥がエサを加えてやってきました。

雛鳥は嬉しそうにエサを食べます。


しばらくすると、親鳥は一歩高い柵の上に

飛び乗りました。

雛鳥の方に向かい見ている親鳥の姿は、

そこまで飛ぶように言っているかのようです。

それに従い、雛鳥は飛び立ちますが、上手く

飛ぶことが出来ず、下の落ちてしまいます。


しかし、何度かチャレンジするうちにその柵

に飛び乗り、最後には外に飛び去って行き

ました。


そんな雛鳥の姿を眺めていると、新しい旅の

はじまりを見たようで、すこし元気が出て

きました。 

 

 

 

2010年06月17日

たぶん彼女は豆を挽く

 

 

 

ここで何度も紹介しているaalto coffeeの

庄野さんが本を出版しました。

タイトルは「たぶん彼女は豆を挽く」です。

ずいぶん思わせぶりなタイトルですが、

コーヒーへの愛情にあふれた本です。


私も昔からコーヒーは大好きでした。

だから、カフェも好きだし、豆を挽いて

いれたりもします。

庄野さんも同じようにコーヒーが大好き

だったようです。でも、豆を挽いたり

カフェで飲んだりするだけではなく、

その先をきちんと追求しました。


その想いのカタチが、aalto coffeeという

カフェであり、彼の焙煎するコーヒー豆

なのです。

だからこそ、彼のコーヒーの淹れ方から

焙煎へのこだわりも、彼の生き方そのもの。

まっすぐで正直で熱くて、ロマンチック。

そんなコーヒーです。


そして、大好きなコーヒーをもっと気軽に

たくさんの人に味わってほしいという

想いで、この本が出来上がったのです。


この本は、大きく分けるとレコードのA面

とB面のように2部構成になっています。

(今となっては死語なのかもしれませんが)


A面は、コーヒーの淹れ方。

道具や豆の説明から始まり、料理研究家の

堀井和子さんとの対談形式でコーヒーの

淹れ方が綴られています。

B面は、アアルトコーヒーができるまで。

コーヒー好きの素人だった庄野さんが脱サラを

して、プロフェッショナルのロースターに

なるまでのストーリーがin-kyoの中川ちえさん

との対談を交えながら綴られています。


庄野さんは、話をするとほんとうに熱くて

ロマンチックなことや純粋な夢を恥ずかしげ

なく自信を持って語ってくれます。

でも、それは自分の好きな事を自分だけの

責任において追求して、きちんとカタチに

できているからこそ言えることでもあるん

ですよね。だから、自信があっても謙虚で

愛にあふれています。


そんな彼の言葉は眩しくて、向き合うのに

ちょっとだけこちらの気持ちを高ぶらせる

必要があります。

でも、そうやって受け止めると、自分も

がんばろうという気になるのです。


きっと庄野さんに会ったことがない人も

この本を読むと同じような気持ちになるん

じゃないかなと思います。


遠い徳島から届いたアアルトコーヒーを飲み、

自然と庄野さんのことが思い浮かぶ。

そして、がんばろうって思う。

そんなコーヒーが飲める幸せを教えてくれる

本なのです。

 

2010年06月21日

大谷石倉庫 sovasova(笠間)

 
 


休みの日、バイクでどこかへ行こうと思う。

ちょっとだけ早起きして、バッグに読みかけの本、

デジカメ、iPod、そしてトラベラーズノートを

入れて、家を出る。


家が東京の東側にあるため、なんとなく向かう先

は、東か北の方。

スピードが出ないバイクなので、高速道路は苦手。

下道をゆっくりのんびり走ります。

だから、3時間くらい走ってもせいぜい群馬とか

茨城くらいまでしかいけません。

しかも、いろいろ巡ったりせずに、カフェで

のんびり過ごして帰ってくるだけで一日が

終わってしまいます。


でも、喧噪の東京を離れて、山の中や海の近く

を走るだけで、気分が晴れやかになったりするの

です。もちろん立ち寄るカフェも、その土地の

空気を感じさせてくれるところを選びます。


先日行ってきた茨城県笠間のsovasovaは、

そんなワンデイトリップにぴったりのカフェ。

昭和38年に建設された大谷石という軽石を

使って作られた倉庫。もともとはそば粉の保存

に使われていた倉庫を、リノベーションして

このカフェが作られました。


店内に入ると、カフェスペースに隣接して

陶芸の街、笠間にちなんだ作家ものの陶器が

並んだスペースやヨーロッパのアンティーク雑貨

が売られているショップがあります。

カフェは少し混雑していて、すぐに入れません

でしたが、それらのショップをゆっくり眺めて

いると待ち時間も気になりません。


こちらのカフェの名物はそば粉で作られた

クレープやガレット。長時間バイクで走って

疲れた体は、甘いものを欲しがっているようで

アイスクリームとコンポートのクレープを

いただきました。

クレープを食べ終わると、コーヒーをオーダー。

ゆっくりと本を読みながら、懐かしい空間に

浸りました。


小さな街、自然の中や古い建物の空間を

贅沢に使って自分の思い描く世界を作る。

決して早くも安くも豪華でもない、

丁寧に作られたシンプルな食べ物。

想いが込められた手作りの作品。

そして、少し不便な場所にあるけれど、

それらに共感する人達がたくさん集まってくる。

そんな空間に憧れます。

 

 

 

 

2010年06月22日

トラベラーズてぬぐい

 

 

 

トラベラーズノートと仲間たち」ホームページ

更新しました。募集中のポストカードキャンペーン

の賞品トラベラーズノート・オリジナルてぬぐいの

情報をアップしています。


手前みそですが、かっこいいてぬぐいが出来そう

です。先週トラベラーズデザイン担当はしもとに

よるデザインが決定し、てぬぐい職人さんに型の

作成をお願いしたところです。


トラベラーズてぬぐいです。よくあるいかにも

てぬぐいという感じのデザインにはしないで、

トラベラーズらしさにこだわり、シンプルに 

世界地図とロゴをレイアウトしました。


旅先でバーンと広げて、これから向かう旅先に

想いを馳せる。そんな風に使ってくれたら

嬉しいです。

おまけにトラベラーズノートを型どったスタンプ

をつけます。行ったところや行きたいところに

スタンプを押してください。


使い古して味が出てきたら、海賊船の船長が

持っている宝の隠し場所が記されている地図

みたいになって、さらにかっこよくなりそうです。

 

私たちも完成が今から楽しみ。

注染という昔ながらの染め方で作るので、

ロゴや地図がどこまでクリアに染められるか

ドキドキだったりもします。

出来るだけリアルタイムで、その製作状況を

お伝えしたいと思いますので、ぜひ楽しみに

してください。

 

このてぬぐいが気になる方、ぜひ、

ポストカードキャンペーンにどしどしご応募

ください。けっこう当たる確率高いですよ~。 

 

これが出来たら、トラベラーズのイベントでは

トラベラーズフラッグとして、風になびかせたい

なあ。

 

 


2010年06月24日

モジャ公

 

 

 

ディズニーランドが中学生の頃に出来た私に

とって、子供の頃に一番影響を受けたのは

ミッキーマウスやディズニー映画よりも

藤子不二雄の漫画でした。


ドラえもんやパーマン、オバケのQ太郎は、

自分と同じような普通の少年がひとつの

出会いをきっかけに、冒険のような日常生活を

送るようになった話。


藤子不二雄漫画の良いところは、

あり得ないんだけどぎりぎりのあり得そうな

感じを残しておいてくれるところ。

ドラえもんだって、どこにでもにある机の

引き出しからやって来たし、その後も人生が

大きく変わってしまう訳ではなく、普通の

日常生活を維持しながら、普通の少年が味わう

ことのできない冒険を楽しんでいます。

そこが、もしかしたら自分にもっていう気持ちを

抱かせてくれました。


漫画のなかに思いっきり感情移入する子供にとって

この要素はとても重要なことだったのでしょうね。


そんな藤子不二雄作品のなかで、小学生の時

好きだったのが「モジャ公」。古本屋で見つけて

何度も何度も読み返した漫画です。


ふとそのことを思い出し、ネットで購入し、

何十年かぶりに再読をしてみました。

普通の少年が、宇宙からやって来た異星人と

ロボットに出会い、彼らと一緒に家出をして、

宇宙への旅に出てしまうストーリーです。

この漫画が、他の藤子不二雄漫画とちょっと

違うのは、ドラえもんやパーマンのように、

日常生活をキープしながら冒険を味わうので

はなく、完全に日常生活を離れた旅先の

世界で物語が進んでいくというところ。


さらに、その冒険も自殺をショーにしようする星、

不治の伝染病のため破壊される星、マインド

コントロールされた霊が住む星などが舞台で、

仇討ちや詐欺師なども登場し、

子供向けにしては重く、死や人のエゴ、残虐性を

題材にしたギャグも散りばめられています。


ただし、そんなテーマの重さが宇宙旅行という

非現実な冒険をリアリティーを与えてくれて

います。


また、主人公が気負いなく淡々と旅を楽しむ

感じが、まるで日常生活を送るように冒険の

旅をしているように見えて、小学生だった私は、

その生活に憧れを抱いたのを覚えています。


スピルバーグやルーカスがネタにしているの

ではないかと思うようなSFネタもたくさん。

子供の頃に本当に面白いと思っていたことは

大人になっても面白いんですね。

 

 

 

<

2010年06月25日

眠い一日

 

 

 

今日は眠い目をこすりながら過ごしている

人が多いのでしょうね。

でも、ワールドカップ日本代表は夜なべを

する価値以上の素晴らしい試合を見せて

くれました。

引き分けでも決勝リーグに進めることができる

なかで、3ゴールを決めての圧倒的な勝利。

このチーム、ワールドカップが始まってから

試合を重ねるたびに強くなっているような

気がします。


岡田監督が掲げていたベスト4という目標は、

大会前には誰もが現実味を感じていなかった

けど、今はひょっとしたらいけちゃうんじゃない

かって思っている人も多いと思います。


世界中のほとんどの国がマークしていなかった

であろう日本代表が勝ち進み、今大会の台風

の目になる。そんな夢が見れるだけのすばらしい

試合でした。


サッカーの途中ふと外をみると、きれいな

朝焼けを見る事ができました。


2010年06月28日

ロウソクの灯りを眺める。

 

 

 

今年も流山工場に有志が集まり、

キャンドルナイトを行いました。


夜の工場の薄暗い倉庫で、ロウソクを

たくさん並べて火をつけていく。

全部に灯がともったところで、電気を消すと

見慣れた工場が、幻想的な世界に変わります。


すると、みんなキレイ~と歓声をあげて、

写真撮影を始めました。

ひととおり撮影が終わると、地べたに

座ってゆっくりとロウソクを眺め始めます。

すると、発する言葉も少なくなって静かに

ロマンチックな雰囲気を楽しんでいました。


私もスローな音楽に耳を傾けながら、

ぼ~っとロウソクの灯を見つめていました。

そうしていると、穏やかで優しい気持ちに

なってくるように感じます。


未解決の様々な問題。

やらなければいけない雑務。

忙しさのなかで置き去りにしている大切なこと。

世の中には、たくさんの希望と絶望が入り交じり、

どんどん複雑になっていくような気がします。


でも、本当に大切で必要なことは、

きっとシンプルで美しいものだと思います。

例えば、それはゆらゆらと揺れる優しい炎の灯。

イデオロギーもジェネレーションも

エコノミーもエコロージーも関係ない。

ただ、それを見つめる時間を共有するだけで

平和で穏やかな優しい時間が流れていました。


そんな時間をもっと大切にしていくこと。

そこに、ひとつの答えがあるような気がします。

 

 

 

2010年06月29日

ハワイと甲子園の思い出

 

 

 

社会人になって初めての仕事は営業職でした。

担当エリアは、秋田と岩手。

新人の頃は、道も仕事もよく分からない中

不安な気持ちでひとり出張に行きました。


秋田に出張で行くときによく泊まっていたのは、

ホテルハワイというビジネスホテル。

秋田という土地からかけ離れた名前ですが、

ハワイを感じさせるのはフロントにかけられた

白い砂浜の写真だけで、少し安いのが

特徴のいたって普通のホテルでした。


仙台から車で得意先をまわりながら秋田へ向かい、

一日の仕事を終えて、ホテルにチェックイン。

狭い部屋に入るとネクタイを取り外し、食事を

するために外へ出ます。


よく行ったのは、ホテルの近くにある

焼肉甲子園という、これも秋田から程遠い

名前のお店。


ここは一風変わったお店で、壁一面に筆で

いろいろな言葉が書かれた半紙が何枚も

貼り付けられています。

お店のメニューや「今日も一日お疲れ様です」

みたいな言葉が書かれているのは、まだ分かるの

ですが、「吉幾三 雪国 祝有線一位」、

「若人よ甲子園を目指せ」などスキンヘッドで

強面の店主が思い付きで書いたと思われる言葉に、

壁一面が埋め尽くされています。


でも、そんな怪しげな雰囲気は嫌いではなく、

仕事での出張を旅気分にさせてくれました。

そこで食べるのは、800円のホルモン定食。

どこの部位なのかよく分からない雑多な肉が

風変わりな味で煮詰めてあって、一度も

美味しいとは思ったことはないのですが、

なぜかまた食べたくなってしまう不思議な

食べ物でした。


食事中に、夕方の電話で話した上司からの

言葉を思い出し、少し憂鬱になります。

今日の受注金額は計算するまでもなく、

目標から程遠いのが分かっていました。


まだ自分なりの仕事のやり方を見つけることが

できず、うまく仕事をこなせないことに自信を

失っていく日々。


食後、薄暗いホテルの部屋に戻り注文書を

計算すると、もう一度憂鬱な気分になりました。

ベッドにごろんと横になり、島が連なっている

ように浮き出た天井のシミを見つめ、

まだ見ぬハワイに思いを馳せてみました。


これから大好きな季節が始まろうとしているのに、

気分は全然晴れやかにならない。

そんな18年前の初夏でした。


きっと、今そんな気分で過ごしている新社会人も

多いのでしょうね。

自分流のスタイルを見つけることができれば

きっとうまくいきます。がんばってください!

 

 

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店長のプロフィール

(株)デザインフィルでトラベラーズノートの企画を担当している飯島です。