先日、10年近くお世話になっている方に
焼き肉をごちそうになりました。
連れて行ってもらったのは、ふだん行くような
お店より数ランク上の焼き肉屋さんです。
とろけるような上質のお肉はとても感動的な味。
ごちそうになっておきながら、たまには良いもの
を味わうことは大切だなあ、なんて考えたり
しました。
そこでお肉の味とともに感動したのが、
お店の方の接客。お店の雰囲気からすると、
予想外にフレンドリーな感じが気持ちよく、
なによりお客さんに最高のものを最高の形で
楽しんでもらいたいという気持ちが伝わって
くるのです。
数種類のお肉をいただいたのですが、それぞれ
丁寧に焼き方や食べ方を説明してくれます。
最初のお肉で感動し、思わず
「美味しいですね~」と言うと、
「ありがとうございます。でも、これから
もっと美味しいお肉が出て来ますよ!」
と笑顔で答えてくれます。
野菜を出す前には、最初にカゴに入れて
土のついた状態で見せてくれて、それぞれの
野菜の特徴や産地、こだわりのポイントを紹介
してくれた上で、切ってくれます。
生で食べても美味しいという人参を、そのまま
かじってみると、柿のような甘さを感じました。
自分たちが作るものが心から好き。だからこそ
それを心からお客様に楽しんでもらいたい。
それは、マニュアルでは決して教えることが
できない、想いの共有みたいなもの。
きっとこのお店では、料理人も接客の人も
オーナーも自分達の作り上げるものに対し、
本気で同じ価値観を共有しているのだと思い
ました。
お腹も心も満たされた上に、勉強にもなり
充実した食事をすることができました。
