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2010年08月 アーカイブ

2010年08月03日

トラベラーズてぬぐい in 金沢

 

 

 

ホームページポストカードキャンペーンの賞品

オリジナルてぬぐいの画像をアップしました。

ぜひ、ご覧になってください。

あわせて、キャンペーンの締め切りを8月14日

まで延期しました。

ご応募がまだの方、ぜひオススメスポットを

ハガキに書いて送ってください!


トップページに掲載しているてぬぐいの写真、

実は金沢で撮影してきました。

先週金曜日に出来たばかりのトラベラーズ

てぬぐいを手に金沢に行ってきたのです。


金曜日の深夜出発し、トラベラーズワゴンで

深夜の高速道路をひた走り、日曜日に帰ってくる

という相変わらずの強行軍。

暑い中、寝不足で金沢の街を歩き回り、さすがに

今回は疲れましたが、初金沢良かったです!


茶屋町の古い街並み、金沢城に兼六園、

21世紀美術館、素敵なカフェ、美味しい魚介。

夜に金沢の中心を流れる浅野川の河原を

歩いていると、遠くからパーンという音が

聞こえてきました。思わずその先を向くと花火

が見えました。ちょうど花火大会だったようです。


金沢で見つけたおすすめスポットもありますので

少しずつこちらで紹介していきたいと思います。


暑い中での金沢散策、トラベラーズてぬぐい

が大活躍でした。首に巻いて汗をぬぐったり、

銭湯で体を洗ったり、やっぱり旅にてぬぐいは

必需品です。

ポストカードキャンペーン、ご応募お待ちして

ます!

 

 

 

 

 


2010年08月04日

benlly's & job / Resistant

 


金沢行きの一番の目的は、新竪町のお店

benlly's&jobとResistantに行くこと。


前に店主タナカさんとお話させていただいてから、

ずっと行ってみたいと思っていたお店です。


お話をさせていただいたり、ブログを読んだり

すると、ほんとうに楽しそうにお店を運営して

いるのが伝わるのです。


ヨーロッパの蚤の市を歩いてアンティーク雑貨を

買い付けたり、自分で革小物を作って販売したり、

好きな自転車のグッズを作って売ったり・・・。

モノづくりも独学で習得し、自分で中古のミシンや

箔押機を買ってきて、とりあえずはじめてしまう。

そして、金沢という地方都市で全国からネットで

注文がくるようなお店を個人で運営している。


そんなことを知って、どんなお店か実際に目で

みたくなったのが金沢訪問の一番の動機でした。


特にぐっと来たのがResitant。

お店に一歩入ると、思わず胸が高鳴る空間が

そこに広がっていました。


所狭しと並んだ欧米から買い付けてきた道具たち。

古いカメラに地球儀、ホーローのランプシェード、

アンティークのルームプレート、真鍮の古いカギ、

植草甚一の本、オリジナルのシャツや革小物。

そして、そんな空間に並ぶトラベラーズノート、

ブラスプロダクト、クラフトエンベロップ。


トラベラーズノートとその仲間たちが、これほど

心地よく佇んでいる姿をはじめて見ました。


さらに、お店の奥には作業場があります。

ミシンや名入れ用の活字、ペンチやナイフなど

レザークラフトのための道具が雑然とあります。

この場所で、オリジナルの革小物を作っている

のです。


かっこいい真鍮のプレートに、数字を入れて

もらうようお願いすると、早速活字を取り出し、

刻印を入れてくれました。


自分の好きな物で埋め尽くされた空間、しかも

それぞれが奥深いストーリーを持っている。

そんな空間で、モノ作りをしたり、その世界に

共感するゲストをむかえる。

そして、それによってきちんと生活の糧を得て

いる。

このお店は、モノを売るだけでなく、店主が

身をもってしてひとつの理想的でリアルな

ライフスタイルを提案してくれています。


閉店後、店主タナカさん、benlly's店長takaさん

と、お酒を飲みながらさらにお話をさせて

いただきました。


深夜の車での移動に、眠いなかでの金沢探索の

夜でしたが、その時間は眠気もふっとび、

旅の話やモノ作りの話でベンリーズさんとチーム

トラベラーズの宴は楽しく盛り上がりました。


旅に出て、会いたかった人や場所に会いに行く。

それこそが、もっとも大切なことを教えてくれる

のだとあらためて知ることができました。


金沢のbenlly's&jobとResistant。おすすめ

スポットです。

 

*Resistantは土日のみの営業です。

 

 

 

 

 

 

2010年08月06日

銀座おすすめスポット

 

 

 

夏まっさかりです。

夏祭りに花火大会、プールに海、そして旅。

来週は、夏休みの方もたくさんいらっしゃると

思います。暑いですが、やっぱり夏は旅ですね。


現在、ステーショナリー好きの聖地、銀座の

伊東屋本店さん1Fグランドイベントホールにて、

ミドリフェア開催中です。

トラベラーズノートと仲間たちが全アイテム

並んでいますので、ぜひ、この機会にチェック

してみてください。8月16日までの開催です。

イベントでトラベラーズノートをお買い上げの方

に名入れサービスを行っています。

旅に出る前に、旅の途中にぜひ。


伊東屋さんのあとには、ソニービルで開催中の

Sony Aquarium 3D沖縄美ら海水族館のイベント

もおすすめ。すいすい泳ぐ魚を見ていると、少し

だけ暑さもやわらいだような気がしてきます。


では、熱射病には気をつけて、良い旅を!

 

 

 

 

2010年08月09日

On the road to Kanazawa


 

高速道路にのって、何度目かの大きなパーキング

エリアに入ると、キーを預かり運転を変わった。


金曜日深夜2時の高速道路は意外と車が多い。

土日の割引料金がはじまっていることもあってか、

長距離トラック、出張帰りの営業車、家族連れの

ファミリーカー、リタイアした夫婦がのんびり旅

する軽自動車など、さまざまな車が視界から

現れては消える。


関東エリアを越えて長野県にはいると、車は

だいぶ少なくなって来た。

そうなると、フロントウィンドウから見える

風景は、ますます単調になる。


オレンジ色の道路灯が連続して規則的に

流れているのを眺めていると、まるで催眠術に

かけられたみたいにまぶたが重くなってきた。


カーステレオから流れるブライアン・イーノの

アンビエント・ミュージックが心地よく眠気を

誘う。かといって、うるさい音楽に変える気に

ならない。

バックシートに座る2人は、すっかり眠りに

入っているようだ。助手席からのコーヒーを

飲もうという誘いに助けられるように、

パーキングに車を入れた。

顔を洗って缶コーヒーを飲み、ふたたび車に

乗り込むと、遠くの空が少し明るくなってきた。


カーステレオからはベルベット・アンダー

グラウンドのSunday Morningが聴こえてきた。

残念ながらその時は土曜日の朝だったけど

ルー・リードがつぶやくように歌うメロウな

サウンドは、朝もやのぼんやりした風景

にはぴったりだった。


トンネルを抜けるたびに空が明るくなり、

視界が広がっていく。

走行距離が400kmを越えた頃、日本海が

見えた。もう少しで金沢というところで

もう一度眠気に襲われ、今度は耐えきれずに

運転を変わってもらった。


車で旅をしていると、道はどこまでも続いて

いることが分かる。そして、その上を走って

行けばどこへでも行くことができる。

疲れたら車で眠ることもできるし、交代で

運転すればノンストップでも走ることもできる。

つまり、車に乗っている間は、僕らは自由で

どこでも行きたいところに行ける。

もっと遠くに、もっと自由に。

 
 
 

金沢に着いて、お風呂に入ると一気に眠気に

襲われたようです・・・。

 

 

 

2010年08月10日

金沢で食べたもの

 

 

 

先日の金沢行きでは、名物の類いは食べなかった

のですが、滞在中食したものをざっと紹介させて

いただきます。


上の写真は、ひがし茶屋町にある7代続くお味噌

屋さん。ふらりと入ったら、冷たい甘酒ミルク

割りをいただきました。


街歩き途中、あうん堂でアイスコーヒー。

ここは古本屋さんを兼ねたカフェ。

コーヒーも美味しかったですが、本の品揃えも

素晴らしいです。

 

 

 

お昼は、Tさんおすすめのラーメン屋、亀次郎

カレーラーメン。麺を食べたあとにはライスを

スープに入れてお腹いっぱい。

 


夕食はbenlly'sの近くパーラーコフクで。

ブリに出世する前の魚(名前が聞いたのに

聞いたのに忘れちゃいました)のサラダ、

美味しかったです。

 

 


朝はひがし茶屋町の旅館で頂きました。

旅館の朝ご飯を食べると、旅に来たな~って

感じしません?

 

 


そして、お土産にご当地スナック、ビーバー

カレー味。金沢通トラベラー141の強力プッシュ

によりお店の在庫を買い占めしてしまいました。

美味しいよ~。

 

 


11日から夏休みですが、その前に投稿ページ

更新していますので、ぜひ、ご覧になってください。


みんなのカスタマイズは、くすのきさんと素敵な

イラストとシルバーとブルーのビーズがかっこいい

tristan01さん。


みんなのフォトは、saetee522さんのフランス

ブブロンと、ringo.kさんの大阪カフェ情報。

今回は、中崎町「R-cafe」。今度大阪に行くとき

には、この中崎町はぜひ行ってみたいなあ。


そして、みんなのストーリーは、かわうそさんの

絵日記と、Hideさんのシンガポールの旅の話。

夏休みにシンガポールに行く人は要チェックです。

もちろん行かない人も楽しく読めるお話です。

 

皆様も夏の旅の記録や思い出をぜひ投稿して

ください 。ポストカードキャンペーン

今週いっぱい募集中です。

では、皆様もよい夏を!

 

 

2010年08月16日

お盆が明けたらBookman's Market

 

 

 

 

お盆は新幹線で仙台へ行ってきました。

今更ですが、新幹線は早いですね。

バイクで丸一日かけていく距離を新幹線は

2時間ちょっとで行ってしまう。


新幹線に乗ると、いつも車内販売のコーヒー

を頼んでしまいます。ポットに入っている

ものをその場で紙コップにいれてくれるだけ

のコーヒーなのですが、このコーヒーが

けっこう好きなのです。


のんびりコーヒーを飲みながら、

本を読んだり車窓をながめたりする。

そんな旅もいいものです。


お盆明け早々、イベントのお知らせです。

ホームページのトップをご覧いただた方は

気付いたと思いますが、今週の日曜日、

青山の国連大前でトラベラーズノートの

イベントがあります。


オーガニックの野菜や果物、お菓子やワイン

などの生産者がマルシェのような屋台で直接

販売するFarmer's Market というイベントに

参加します。


そのイベントで本を販売しているブース、

Book Marketの場所をお借りして、

トラベラーズノートイベントを行います。

カスタマイズ用のビーズやステッカー、

スタンプをたくさん持って行きますので、

ぜひ、トラベラーズノートを持って遊びに

来てください。


このBook Marketは、旅の雑誌Coyoteの出版元

であるスイッチ・パブリッシングが運営する

ブックカフェRainy Day Bookstore& Cafeと、

本のセレクトショップ・UTRECHT(ユトレヒト)

が共同で出店しています。

どちも旅と本が好きなら絶対にぐっとくる

セレクトのブックショップです。

面白そうなイベントになりそうで、私たちも

楽しみです。雨天延期なので、まずは晴れを

願っています。

 

 

2010年08月17日

MANELLIのトランク

 

 

 

トラベラーズノートがまだ発売前の5年前のこと。

その発表も兼ねた展示会があり、ディスプレイに

使う小物を探していました。

そこで、こだわりグッズをたくさん所有している

Tさんに声をかけてみました。


「寅さんが使うようなトランク持ってませんか?」

「ちょっと違うけど、昔蚤の市で買ったのがある

から持ってきてみるよ」


それが上の写真のトランクです。

イメージ通りで、展示会で使わせていただいた

のですが、なぜか、そのままずっとお借りして

私が使わせてもらっているのです。


大きさはちょうど寅さんが使っているトランクと

同じくらい。カーキ色の樹脂でコーティングした

布張りで、エッジは厚手の革で補強されています。

MANELLIと革にブランド名が刻印されていますが

ネットで調べてもどんなブランドなのか分かりま

せんでした。真鍮の金具パーツの色の具合や、

傷などから想定すると、かなり前にとても丁寧

に作られたものだということが分かります。


電車や車でのちょっとした小旅行に行く時に

便利で、手にした時の佇まいもとても気に

入っています。


「男はつらいよ」を見て育った寅さんファンの

私としては、こんな感じのトランクを手に旅を

するのは、ずっと憧れのスタイルでした。

寅さんみたいに、思い立ったその瞬間にトランク

を手にしてふらりと旅に出る。

これひとつあれば、いつでも旅に出る事ができる。

そんな旅に憧れます。


たぶんイタリアあたりで作られて、私の知らない

誰かと異国を旅して、今私の手元にある。

カバンについた傷を眺めながら今までの旅路の

歴史に思いを馳せ、これからまた私といろいろな

場所を旅することを想像する。

そんなことを考えていると、また旅に出たく

なるのです。

 

 

 

 

 

 

2010年08月19日

旅人たちからの便り

 

 

 

応募期間を延長させていただいた

ポストカードキャンペーンですが、締め切り

を迎えました。今年もたくさんのご応募

ありがとうございました!


今年はみんなのおすすめスポットということ

でたくさんの旅のスポットが集まりました。

近所のカフェから、海外の絶景スポットまで、

さらにメジャーな場所、個人的な思い入れ

いっぱいの場所・・・。皆様のハガキを

眺めていると旅に出たくなります。


年々応募ハガキの枚数も増え、さらに

それぞれの内容も濃いものになっています。

一枚ずつハガキを確認し80枚を選ぶのが、

楽しい作業であるのと同時に、悩ましい作業

でもあります。


入賞作品は9月下旬頃からホームページに

掲載させていただきますので、ぜひ、そちらも

楽しみにしてください。

きっと、ガイドブックや他の旅情報サイトには

ないトラベラーズらしい素敵な旅のスポットが

ご覧頂けると思います。


入賞者の発表は9月はじめ、

入賞賞品トラベラーズてぬぐいの発送は

9月末を予定しています。

 

 

2010年08月21日

Bookman's marketでお会いしましょう

 

 

 

いよいよ明日8月22日、Bookman's market。

金曜日には工場に行き、テーブルや看板、商品、

などを車に詰め込んできました。

カスタマイズ用のビーズやシールなどもたくさん

ご用意しました。あとは、明日車で会場に

向かって設営すれば準備OK。


私たちにとっても、イベントでお客さまと

お話をするのはなにより楽しい時間。

トラベラーズノートを持っている人も、まだ

知らない人もたくさんの人が来てくれると

嬉しいです。天気も良さそうですし、他の

ブースも楽しそう。

ぜひぜひ、遊びにきてください。


このBookman's marketの後、9月もいくつか

イベントを予定しています。詳細は来週には

発表できると思いますのでこちらもぜひ、

お楽しみに。ついに西の方にも行きますよ!

しばらく、イベントが続きバタバタするけど

わくわくするなあ。


イベントも続くし、今更ですがtwitterの

アカウント作成してみました。

オフィシャルではなくて、個人的なつぶやきに

なりますが、ご覧頂ければ幸いです。

ってまだ何も書いてないけど・・・。

 

 

 

2010年08月23日

Bookman's marketありがとうございました。

 

 

 

昨日行われたイベント、

トラベラーズノートXBookman's market、

暑いなか、たくさんの方にお越し頂きありがとう

ございました。

いや~ほんとうに暑かったです。

でも、トラベラーズてぬぐいで汗をぬぐい、

ファーマーさんたちが売っているフルーツや野菜を

口にして、そして、参加した皆様とお話をすること

で、楽しく一日を過ごす事ができました。


野外イベントは気分も開放的でトラベラーズな気分

になれます。

もうちょっと涼しくなったら、また野外イベント

やりたいな~。

 

 

 


2010年08月26日

銀座と京都

 

 

 

Bookman'sが終わって早々ですが、

2つのイベントの告知をHPにアップしました。


まずは、銀座松屋で9月9日から14日まで開催の

銀座・手仕事直売所にトラベラーズノートも参加

します。

このイベントは、10年後も暮らしの中でも輝いて

いる「手仕事」によって作り出させたもの、という

コンセプトで集められたプロダクトやクラフトを

展示販売するイベントです。


日本各地のから選りすぐりの作家やクラフトマン

によって作られた木工、陶器、ガラス。

伝統的な職人の技をいかした磁器や荒物。

デザイナーと職人のコラボレーションによって

編み出されたプロダクト。

それらと一緒にトラベラーズノートとその仲間と

なる商品群が並びます。新進気鋭の作家さんや

最近注目のブランドも出展しています。

トラベラーズノートが好きな方なら、面白い

商品を見つけられると思います。


また、この手仕事直売所と同時期に銀座松屋の

同フロアで「銀座目利き百貨店」も開催して

います。こちらは、大御所デザイナーや著名

文化人たちが彼ら自身によってセレクトした

モノを展示販売するイベントです。

こちらも楽しみ。


そして、もう一つのイベント告知が

トラベラーズノートと仲間たち in Kyoto」。

関西の方、大変お待たせしました。

ついに関西でのイベントが実現します。

東京以外の場所では、はじめての開催。

9月17日から9月19日まで京都の同時代

ギャラリーで行います。

 

今回の関西イベントでしかご購入できない

限定ボールペンもご用意しています。

ぜひぜひ、ご家族、友人お誘い合わせのうえ

遊びにきてください。


イベントの情報は、これからこのブログや

Twitterにアップしていきます。

ぜひお楽しみに!

 

 

2010年08月27日

もうすぐ9月

 
 


京都と銀座のイベントの他に、2011ダイアリー

の発売、さらにTRAVELER'S TIMES Vol.5。

9月は、トラベラーズ関連のアウトプットが

たくさんです。チームメンバーもばたばたして

きました。


でも、道があって、その先に向かって全速力で

突き進んでいる感じって、良いんですよね。

峠を越えた途端、目の前に未知の土地が広がって

見えてくる。でも、そこはガタガタ道で、砂埃で

前が見えにくいんだけど、ハンドルの前に顔を

突き出し、アクセルをさらに踏み込んでいく。

道があるかぎり、まっすぐ前に進んでいくこと

ができる。そうやって旅が続いていく。


「トラベラーズノートと仲間たち in Kyoto」の

フライヤーに、TRAVELER'S TIMES Vol.5が

刷り上がってきました。


もうすぐ9月。

9月も楽しいことがいっぱいです。

 

 

 

 

2010年08月30日

濹東綺譚

 

 

 

雑誌BRUTUS最新号の特集は「東京の東へ」。

スカイツリーの建設で話題の隅田川流域エリア

が、あらたなカルチャーを発信する場として

特集されています。


今までファッションやカルチャー系の雑誌では

まったく無視されてきたこのエリアで生まれ育ち

現在も住んでいる私としては、思わず熱くなって

しまう特集なのです。


クリエイターたちや小規模のブランドがこの

エリアに移っている背景には、賃料の安さや

職人や町工場が周囲に集中していること

など様々な理由があると思いますが、面白い

ところは、大手資本による誘導ではなく、

インディーズの自発的な動きによって、この

エリアが少しずつ変わっていること。


だから、その変化も実は地味で、例えば、

シャッター商店街のなかの古い建物を使った

個人経営のショップや古い長屋を改築した

カフェがぽつんとあるようなレベルだったり

します。


でも、その街のコミュニティーや歴史と密接に

関わりながら、新しい文化を作ろうとしている姿は

資本投下型のスクラップ・アンド・ビルドによる

大量消費社会以降の、新しいサスティナブルな

消費文化を作り上げる可能性を感じさせてくれます。


スカイツリーは、その動きとはあまり関係ない

ところで、象徴的にそびえ立っています。


永井荷風の「濹東綺譚」は、スカイツリーに

ほど近い向島玉の井を舞台にした小説です。

この小説が書かれた昭和11年頃、このあたりは

私娼街となっていて、狭い路地にその手の店が

たくさんあったそうです。

今でもこのあたりを歩くと、曲がりくねった

細い路地がたくさん残っていて、そこに下町

風情を感じる長屋を見つけることもできます。


小説の主人公は、隣の家から聴こえてくる

ラジオの音を嫌悪し、震災前の東京の風情が

残る玉の井に通うようになります。そこで、

娼婦のお雪と出会い、そして、別れるまでを

玉の井の情緒的な風情とともに美しくも

哀しく描いています。


ここで描かれている玉の井の魅力は、懐かしさや

親しみを感じる素朴で古い町並み、そこに住む人

の飾らない純朴な人柄、そして、荷風がラビラント

(迷宮)と呼んだ下町特有の並ぶ込み入った路地と

そこにある盛り場が醸し出す妖しさ。


実は、この魅力はBRUTUSが今の東京の東の

魅力として伝えていると部分と重なるところが

多いのです。

この小説を読むことで、このエリアの本質的な

魅力を見つけるヒントがたくさん見つけること

ができます。


これからは、東側が面白くなってきますよ!

 

 

 

 

2010年08月31日

CDショップへ行こう!

 

 

 

ちょっと日が経ってしまいましたが、

渋谷のHMVが8月22日で閉店しました。

ここはブックファーストとともに会社帰りに

たまに寄っていたお店。個人的にも残念です。


ちょうど同じ時期にTSUTAYAが音楽CD売り場

面積を4割縮小するという記事があったりで、

HMVに限らず、携帯の音楽配信やiTunesの影響で

モノとしてCDをお店で売るビジネスがどんどん

厳しくなっていることは間違いないようです。


確かに、ネット配信で音楽を買うのは手軽だし、

モノとしてCDが欲しければAmazonも便利。

どちらも試聴だってできるし、買うものが

はっきりしていればネットに勝ち目があるのは

間違いありません。


でも、目的もなくCDショップに足を運び、

試聴コーナーや新譜コーナーをチェックしたり、

店員のお薦めコメントを読んだりするの楽しいし、

音楽好きとしてはたくさんのCDに囲まれている

あの雰囲気がたまらなく心地よいのです。

ショップでBGMとして流れていると、

良く聴こえるんですよね。いいなあと思って

買ってから、家で聴いてがっかりしたCDは

たくさんあります。


ネットでCDを買う時は、ついAmazonの

カスタマーレビューをチェックしたりして、

それはそれで便利なんだけど、予想もして

いなかったところで、好みの音楽に出会う

機会がなくなってしまったような気がします。


先日のBookman's marketのユトレヒトさんの

ブースで面白い写真集を見付けて購入しました。

NEW AND USEDという題名の写真集は、

アメリカのCDショップや本屋さんの写真が

集められています。


CDがそのオーナーの好みによってセレクト

されて並んでいる売り場の写真を見ていると、

一枚ずつ手に取ってジャケットをチェック

したくなってしまいます。さらに、そこでどんな

BGMが流れているのか想像するのも楽しいです。

 

古い色あせたミニコミ誌がずらりとならぶ壁、

ぎっしりとカセットテープが詰まった棚、

ミュージシャンや作家の写真が貼付けられた柱、

それらが醸し出す佇まいが、新しい音楽や文学に

出会う最高の場を演出してくれています。


そんな場は、ネットではなくやはりリアルな

空間で感じてみたいもの。

音楽と本を愛するすべての人達のために、

これからもCDショップと本屋が残っていく

ことを切に願います。

 

 

 

 

 

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店長のプロフィール

(株)デザインフィルでトラベラーズノートの企画を担当している飯島です。