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2010年09月 アーカイブ

2010年09月01日

真鍮と暮らす

 

 

 

ブラスプロダクトを自分で使い始めて

半年ほど経ち、良い感じに経年変化をして

きました。


特に手に触れる機会の多いペンは、全体的に

ツヤが消えて温かみのある深い色に変化して

きました。スリットや刻印の部分が濃い

茶色になり、ボディ全体の自然が作り出す

微かなまだら模様とのコントラストが美しく、

使い込まれた道具が持つ凛とした佇まいを

醸し出すようになりました。


手持ち無沙汰の時に、意味もなく手に取り、

いじったりするのも楽しくて、それによって

さらに変化していくことが、愛着を増幅させて

くれます。


ちょうどこのペンと同じ時期に使い始めた

無垢のブラスのジッポーライターも同じように、

美しい色合いを見せてくれるようになりました。


ペンもライターも、いつも身につけて持ち歩き、

毎日頻繁に使う道具です。そんな日常の道具に

愛着を感じられるようになると、日々の生活が

すこしだけ豊かになったような気がするのです。


紙に何かを書き留める時、タバコに火を灯す時、

使う行為にいたるまでのちょっとした所作、

その時に感じる手に触れる感触や金属の重み、

その音や色、そんなことを意識的に向かい合い

楽しむことができるだけで、日々の生活が

愛おしくなってくるのです。


そして、さらに使い続けることでこれらの

道具たちがこれからどんな風に変化していくの

だろう・・・。 それを想像するのもまた楽しい

のです。

 

 

 

 

2010年09月03日

2011ダイアリー情報

 

 

 

9月になるのにあわせて、ホームページに

トラベラーズノート2011年ダイアリー情報

アップしました。2011年で5年目のダイアリー。

いままで使った4年分のダイアリーをパラパラと

眺めてみると、ついこの間のことのように、

その時のことが思い出されます。

いろいろあったなあ。


今年はパスポートサイズのダイアリーが新しく

仲間に加わります。いつも持ち歩き、なんでも

気軽に書き留めてほしいというコンセプトで

作ったパスポートサイズ。

なので、スケジュール欄はシンプルで書きやすさ

を第一に考えてレイアウトしました。


どんな風に使うかは、その人次第ですが、

私は大きいサイズを仕事用、パスポートサイズは

プライベート用に使おうと考えています。

遊びの予定だけを書くダイアリーです。


仕事の時はパスポートサイズをカバーから外し、

トラベラーズノートのジッパーポケットに入れて

おけば、オンもオフもいつも持ち歩くことが

できます。


パスポートサイズのダイアリーには、

食べたものや読んだ本などを毎日記録的に

書いていくのも楽しいかも。書くスペースが

小さいので、スケジュールを管理するだけでなく、

気楽にひとこと日記のように使うのもいいかも

しれません。

皆さんも面白い使い方がありましたら、ぜひ

こちらに紹介してください。


今年は、カスタマイズ用ステッカーがオマケに

付きます。シンプルな表紙を自分らしく

アレンジしてみてください。

ダイアリーは1年間一緒に過ごすモノです。

ステッカーとともに、お気に入りの切手や雑誌

の切り抜きを貼付ければ、ダイアリーに書き込む

のもきっと楽しくなりますよ!

 

 

 

2010年09月06日

京都・同時代ギャラリー

 

 

 

9月17日から19日まで行われるイベント、

トラベラーズノートと仲間たち in KYOTO

の打ち合わせで会場の同時代ギャラリーさんへ

行って来ました。


河原町通から三条通を西に向かって5分ほど歩いた

ところにあり、今までこちらで紹介している

アンジェエレファントファクトリーコーヒー

からもそれほど遠くない距離です。


同時代ギャラリーは、1928ビルの1Fにあります。

このビルはその名の通り1928年(昭和3年)に

竣工された歴史あるビル。毎日新聞の京都支社

だった建物が、その移転のあとに役割を変え、

1999年よりアートコンプレックス1928となり、

ギャラリー、アートスペース、カフェとして

使用されています。


アールデコ調の柱が両枠に立つビルの入り口、

大きな木枠の扉をくぐると、タイルが敷き詰めら

れた床に、何度も塗り替えられたコンクリートの

味わいのある壁が見えます。


その壁には文化発信基地としての現在の役割を

主張するように、さまざまなアートやカルチャー

イベントのチラシやポスターが貼られています。

それらが古い趣のある重厚な内装とあいまって、

妖しいアングラな雰囲気を醸し出し、独特の空間

を演出しています。


木枠のガラス扉を開けて中に入るとギャラリー

スペースがあります。

温かい深みのある色に変化した古い木の床、

コンクリートに直接白く塗られた壁や天井、

部屋の真ん中に強い存在感を持って立つ太い柱、

さらにトラベラーズイベントとして必要充分

な広さ。


その中に立ち、こんな素敵な場所でイベント

ができると思うと、どんどんイメージが

広がってきました。


1928ビルの地下1Fにあるカフェアンデパンダン

も素敵な空間ですので、イベントにお越しの際に

は寄ってみてほしい場所。


60年代のニューヨーク・ソーホー、廃業し空き家

となっていた工場や倉庫が、アーティストたちに

よってギャラリーやライブハウスとして使われて

いったように、この古いビルも新しいカルチャー

発信の場として機能しています。


そんな場所で3日間だけ行われるイベント

「トラベラーズノートと仲間たち in KYOTO」。

楽しいイベントになりそうです。

ちょうど3連休ですので京都への旅に行きがてら

イベントに寄ってみるなんていかがでしょうか?

 

 

 

 

 

2010年09月08日

京都への旅

 

 

修学旅行以来はじめて京都に行ったのは2年前。

ちょうど今みたいに暑い季節でした。福井に

出張に行った帰り、休日を利用して訪れました。


できる限り安い宿という条件で探し、見つけた

ゲストハウスは、お風呂も付いていなくて近くの

銭湯に行かなければいけないような宿でした。

でも、そんなチープさが、東南アジアの安宿を

思い出させてくれて、旅気分が盛り上がりました。


翌日、その宿で自転車を借りて、汗をたくさん

流しながら京都中を走り回りました。


清水寺や龍安寺など世界遺産、町家造りの建物、

戦前に作られた古いビル、老舗の商家など、長い

歴史の遺産をきちんと残しながら、あたらしい

ものを受け入れている姿が、とても魅力的に

見えました。


伝統的を守ることと新しいカルチャーを受け

入れるバランスがとても絶妙で、お寺や老舗

以外にも、町家をリノベーションしたお店や

路地裏のカフェなど、素敵なたくさん場所を

見つけることができました。


アンジェや恵文社、エレファントファクトリー

コーヒーは、その時はじめて訪れて、思わず

ファンになってしまったお店。


翌年、仲間と再び京都を訪れると、さらに

その街に魅了されるのと同時に、旅を深いもの

にするヒントを教えてもらいました。


とにかく思い立ったら旅にでる。

自分たちの足で動いて、自分たちの目で見て、

自分たちの直感を信じて、感動したら、その想い

を直接会って口にする。そのことの大切さを

知る旅となりました。


先週の金曜日は、たった1日だけの京都の旅

でしたが、今回も新しい出会いや発見がありました。


エレファントファクトリーコーヒーでは、

なじみのお店のように寛ぎ、オーナーは私たちに

新しい友人を紹介してくれました。

憧れのお店、恵文社やアンジェにもトラベラーズ

ノートやその仲間たちが並ぶようになりました。

カフェ工船やカフェアンデパンダンなど、また

素敵なカフェを知ることができました。


京都に来ると、何かが起こるのです。

そして、今度は私たちが何かを起こす番。


まずは、今回の京都イベントだけの限定商品、

トラベラーズエアーのブラスボールペンが

あがってきました。限定にしてしまうには

もったいないくらい素敵に仕上がりました。 

でも、このイベント限定です。


「トラベラーズノートと仲間たち in KYOTO」

ぜひ皆様に遊びに来てください。

 
 

2010年09月10日

銀座手仕事直売所 

 

 

 

トラベラーズノートも参加している

銀座手仕事直売所、始まっています。


このイベントのテーマは、その名の通り

手仕事で作られたものを作り手自身が

お客様に直接販売するということ。


実際に自分でろくろを回して陶器を

作っている方やご自分でデザインから

制作まで行っている木工作家さんなど、

そんな々と接お話しながら買う事ができる

イベントです。そこにに少し異色ながら、

トラベラーズノートも参加させていただく

ことになりました。


きっと昔は、作り手と買い手が直接触れ合う

機会は、今よりももっとたくさんあったの

でしょうね。流通が複雑になるに連れて、

その機会はどんどん減ってきていますが、

その一方で最近作り手が見えるプロダクトが

求められています。


作り手側にとっては、お客様と直接お話をし

商品について説明するのが楽しい仕事でも

あります。


14日まで銀座松屋さんで行われていますので、

ぜひ遊びに来てください。

 

 

 

 

2010年09月13日

旅先のカフェ in KYOTO

 

 

 

旅に出ると、その土地によって独自の文化に

基づいたカフェやお茶があるのが分かります。


例えば、朝の香港の飲茶屋では地元の人が新聞を

たくさんテーブルにおいて、ゆっくりとお茶を

飲んでいます。

トルコのチャイ屋では、砂糖をたくさん入れた

甘い紅茶をちびちびと飲みながら老人たちが

ドミノ牌に向かいあっています。

ロスアンゼルスでは、薄いアメリカンコーヒー

を大きめのマグカップに入れてごくごく飲む。

逆にイタリアでは、濃いエスプレッソを小さい

カップでちびちび飲む。

インド、ガンジス川の前で飲んだヒビの入った

カップで飲んだ甘いミルクティー。

ホーチミンの路地裏の屋台で飲んだコンデンス

ミルクが入ったベトナムコーヒー。


その土地に着いてはじめて飲んだ時には、

甘すぎたり、苦くて馴染めなかった味が、

そこに何日か滞在するうちに、美味しく感じる

ようになるとその土地に受け入れられたような

気分になります。それと同時に行きつけのカフェ

が出来るのも旅の楽しみ。


トラベラーズノートと仲間たち in KYOTO

の舞台、京都と言えば宇治茶が有名ですが、

美味しいコーヒーが飲める素敵なカフェが多い街

でもあります。

その中のほんの一部だとは思いますが、イベントと

一緒に寄りたいカフェを紹介させていただきます。

 

まずは、ここで何度も紹介している

エレァントファクトリーコーヒー。ここは

ほんとうに素敵な空間です。会場からも近いので、

行ったことのない方はぜひ寄ってみてください。


そこからもほど近い六曜社地下店は1950年から

営業している老舗コーヒー店。店に入ると漂う

と同時にコーヒーの香りに魅了されます。

丁寧にいれられたコーヒーはもちろんですが

ドーナツもおすすめ。 


イノダコーヒはさらに歴史が古く1947年から

営業しています。ここでは、最初から砂糖とミルク

が入った独特の味のコーヒーが飲めます。

朝から贅沢な気分になれるモーニングセットが

おすすめ。


京都に来たら必ず訪れる素敵な本屋さん、恵文社

そこに行く途中の叡山電鉄の始発駅、出町柳駅近く

にあるFACTORY KAFE工船は、じっくり丁寧に

ネルドリップでいれた美味しいコーヒーが飲めます。

最初の一口を飲んだ瞬間、ああ、美味しいなあ~

とつぶやいてしまう、そんなコーヒー。

甘いものが好きな方は、そのコーヒーにアイス

クリームをたっぷりのせたコーヒーフロートも

おすすめです。


恵文社の近くのつばめは、ヘルシーなランチが

おすすめ。上質の素材を丁寧に調理した普通

なんだけどとても美味しいご飯が食べられます。


そして、忘れてはいけません。最後にとっておき

のおすすめコーヒーがあります。はい、今回も

あの伝説のコーヒーがやってきます。

アアルトコーヒーのコーヒーロースター庄野雄治氏

がトラベラーズノートのために焙煎、ブレンドして

くれるオリジナルのトラベラーズブレンド。

今回もイベントにあわせて、特別に焙煎して

いただきます。会場でコーヒーはいれられませんが、

イベントから帰り、家でノートに向かう時間、

ぜひ、このコーヒーを飲んでください。

私たちも久しぶりにこのコーヒーが飲めるのが

ほんとうに楽しみ。このコーヒーはほんとうに

スペシャルです。だって、庄野さんがトラベラーズ

を使っているみんなのことを想いながら焙煎して

いるのです。


京都のイベントでも販売するトラベラーズプレスに

庄野さんの焙煎に対する想いが綴られています。

ぜひ、それを読んでから飲んで欲しいです。

作る人と使う人、焙煎する人と飲む人、それぞれ

相手を思い浮かべながら向かい合う。

だからこそ美味しいんですよね。


紹介したカフェのどこかが、皆様の京都の馴染み

のカフェになっていくように、トラベラーズ

ブレンドが、皆様にとって馴染みのコーヒーに

なってくれたら嬉しいです。


話変わって、ポストカードキャンペーンの

入賞発表、掲載しています!入賞作品は後日

ホームページ上に掲載させていただきますので

こちらもご期待ください!

 

 

 

 


2010年09月15日

銀座から京都へ

 

 

 

「銀座手仕事直売所」無事終了しました。

たくさんの方にお越し頂き、本当にありがとう

ございました。

手仕事というテーマで、たくさんの作り手たちが

集まり、お客様と直接お話をしながら販売する。

実際にはじまるまでは、どんな感じになるのか

手探りの状態での参加でしたが、とても楽しくて

素敵なイベントでした。


お客様にトラベラーズノートについてお話をする

時間はもちろんですが、他の出展者の方に説明して

いただくのも楽しかったです。

毎日の暮らしで使うモノが愛着を持てるモノになる

だけで、ほんとうに気持ちよく日々が過ごせるん

ですよね。


良い感じで9月17日からの京都でのイベント

「トラベラーズノートと仲間たち in KYOTO」に

向かうことができそうです。


そこでは、京都イベント限定のトラベラーズ

エアーブラスボールペン以外にもイベント商品を

販売します。


アアルトコーヒーがトラベラーズノートのために

焙煎・ブレンドしてくれたコーヒー。


そのアアルトコーヒーのコーヒーロースター庄野

さんやオカズデザインさんによるトラベラーズ

ノートに似合う料理、チェンマイへの旅などを

綴った本「トラベラーズプレス01」


さらに、タイ・チェンマイで作ったオリジナルの

チャームや3月の青山スパイラルのイベントでも

大好評のカスタマイズ用のビーズや革チャーム。


革チャームは、ロゴを型押ししたものに加えて、

無地のものもご用意しています。無地のものは

カスタマイズコーナーで、イニシャルやロゴを

革用のスタンプでいれることができます。


そのカスタマイズコーナーでは、イベント限定

のスタンプをおしたり、お買い上げいただいた

グッズを使って、その場でノートをカスタマイズ

できます。


お越しの際には、ぜひ皆様お使いのトラベラーズ

ノートを持って来てください。


いろいろ盛りだくさんに詰め込んだら、

京都行きの荷物が山盛りになってしまいました。

でも、絶対に楽しい空間ができるはず。

ぜひ、皆様のお越しをお待ちしています!

 

 

 

 

 

 

2010年09月16日

京都でお会いしましょう!

 
 


前にも何かで書いたけど、小さい頃は

「男はつらいよ」の寅さんのような仕事を

したいと思っていました。

親からは一笑に付されたけど、好きな場所を

旅しながら自由気ままに生活し、お祭などで

楽しそうに何かを売る仕事は、憧れを抱くのに

十分素敵に見えました。


2年前にはじめてトラベラーズノートイベントを

行った時、地方を旅をしながらこれをやって

みたいと考えたのは、寅さんに憧れていた時の

記憶が蘇ってきたからなのかもしれません。


いよいよ京都のイベントがはじまります。

ずっとやりたかったことが実現する瞬間です。

大好きな街へ旅に出て、そこでトラベラーズの

世界を作り上げて、自分たちが想いを込めて

作ったモノについて、お客様と話をする。

 

その瞬間に出会い感動するために毎日仕事を

してるんだろうなあと思います。

その過程では、いろいろ大変なことや辛いことも

あったりするけど、きっとそんなことは全部

ぶっとびます。 うん、胸が高鳴ります。


京都という日本を代表する古都を歩き、

1928年に建てられた歴史あるビルの門をくぐり、

中に入るとトラベラーズノートの空間が広がる。

使い込まれた木のテーブルや棚、香港の街を

走っていた自転車や炭坑で使われていた手押し車、

旅先で見つけてきた懐かしくて味わい深い小物、

気分を高ぶらせてくれる音楽、美味しいコーヒー、

そして、その中で心地よく佇むトラベラーズノート

と仲間たち。ぜひご期待ください。


昨日紹介した無地の革チャーム用のスタンプが

本日届きました。押してみたら良い感じです。

スタンプはカスタマイズコーナーで押すことが

できます。トラベラーズノートのロゴの他に

アルファベットや数字のスタンプをご用意して

います。


イベント開催中は、ブログの更新はできませんが

Twitterで会場の様子をアップしていきたいと思い

ます。アカウントはtraveler1140です。

ぜひ、チェックしてみてください。


それでは、京都でお会いしましょう!

 

 

 

 

2010年09月21日

「トラベラーズノートと仲間たち in KYOTO」を終えて

 
 

「トラベラーズノートと仲間たち in KYOTO」

無事終了しました。

まずは、会場に足を運んでくれたたくさんの旅人

たちに御礼申し上げます!


はじめて東京以外の場所で行われるイベント。

設営のことやお客さんに来てもらえるのかなど

不安もありましたが、そんな不安も始まって

時間が経つにつれてなくなりました。

地元、京都はもちろん、大阪、神戸、奈良、

さらに徳島、下関、名古屋、横浜、東京からも

旅人たちが、集まってくれました。

もうそれだけで感動です。


私たちも旅先でのイベントなので、気分は旅人。

旅人どうしで話をしたり、お互いのトラベラーズ

ノートを見せ合ったり、ノートをカスタマイズ

したりして、笑顔になる。最高に楽しい時間を

過ごす事が出来ました。


ノートは本と違って、もともとは何も書いて

いない、何の情報も価値もないもの。

そこに使い手に何かが書き留められることに

よって、この世にたったひとつの掛け替えの

ない価値があるものになります。

さらにトラベラーズノートは、カスタマイズ

されることによって、中身だけでなくて、外側

も違う顔を見せてくれます。


今回のイベントも、ノートのようにその土台と

なる場を作るだけでは何の意味をなさないもの。

人がそこに集い、見たり、話したり、作ったり、

笑ったり、感動したりすることで、はじめて

価値が生じます。


9月17日から19日までの3日間、そこに集まった

旅人たちによって、京都の同時代ギャラリーには、

他のどこにもないスペシャルな空間が生まれました。


3日間毎日足を運んでくれたお近くにお住まいの

方が、最終日帰るときに、もう終わっちゃうなんて

寂しいなあ~と言いながら、出て行かれました。

そんな言葉を聞いて、嬉しいのと同時にほんとうに

寂しい気持ちになりました。


でも、旅はまだ続いています。

今回のイベントでまた何かが大きく動いていくのを

実感しました。トラベラーズノートと仲間たち、

もっともっと先に向かって旅を続けて行きます。

今回のイベントで出会えた仲間たちから

たくさんの勇気と希望を与えてもらいました。

こんな楽しくて感動的な旅、止められるわけが

ありません。


最後にもう一度、このイベント来てくれた旅人の

皆様、また拙い私たちのために、イベントに力を

貸してくれたすべての方々に感謝を申し上げます。

ありがとうござます!

 

 

 


2010年09月24日

旅の後の休息

 

 

 

京都の3日間のイベントが終わり、嵐のような

撤収作業をした後、大阪に一泊してきました。

翌日は祭日で休みなので、そのまま家に帰るのが

もったいないって考えたのです。


大阪では、エキサイティングな打ち合わせが

あったり、素敵なお店を見たりして、とても

意義深い旅だったのですが、さすがに帰る頃

にはヘトヘトでした。


その後の2日間は、疲れからか、体の調子も

いまひとつ。やっとの休みとなった秋分の日は

一日中家でのんびりと過ごしました。


朝10時頃起き、ご飯を食べて、コーヒーを飲む。

録画しておいたテレビ番組「うぬぼれ刑事」と

「熱海の捜査官」を見ているうちに、眠くなって

また、ひと眠り。


雨が激しく降る音で目が覚める。

再びコーヒーをいれて、ジャクソン・ブラウンを

聴きながら、大阪のスタンダードブックストアで

買って来た本を読んでみる。

部屋の隅では、娘が買ったばかりのポケモンの

新作をニンテンドーDSで静かに遊んでいる。


ずっと激しく降り続ける雨が、そのままどこにも

行かずに家でだらだらと過ごし続けることへの

ちょうど良い言い訳になってくれる。


肌寒さを感じて、久しぶりに家でTシャツの上に

長袖のシャツを着る。イベントの時は暑かった

のに、今日はクーラーも扇風機もいらない。

秋が深まり涼しくなってくる感じは、寂しくて

あんまり好きではないけれど、旅が終わった後

の体の疲れを癒すには都合が良い。


結局、一歩も外に出ることもなく一日を過ごす。

先週の今頃は、京都で搬入作業をやっていたんだ

なあ。素敵な人たちとたくさん出会えたイベント

のことをしみじみと思い出した。


明日になったら、また新しい旅の計画を少しずつ

立てていこう。 

 

 

 

 

 

 

2010年09月27日

MoSO. (京都)

 

 

 

旅が好きな人なら誰でも、旅と関わった仕事

がしたいと考えたことがあると思います。


旅と日常を行き来し、その2つが相互に

リンクして、お互いに刺激を与えていく。

旅するように毎日を過ごし、

日常を暮らすように旅をする。

 

人生を旅と例えるなら、日常と旅の境界線は

あいまいで、そこに線引きすることは意味を

なさなくなります。好きな事を仕事にすると、

遊びと仕事の境界線があいまいになっていく

のと同じようなことなのかもしれません。


京都にあるモロッコ料理を中心とした多国籍

料理店 MoSO. のKさんとお話をしたときに

感じたのは、旅と仕事と自己表現を素敵に

リンクさせている方だということでした。


Kさんと最初に出会いお話をしたのは、京都の

カフェ、エレファントファクトリーコーヒー。

そこのオーナーが私たちに紹介してくれました。

トラベラーズノートを使ってくれているという

ことで、最初から旅の話で盛り上がりました。


モロッコで出会った土の中にある建物の壁に

塗られた緑色の美しさ。その退廃的で妖しい

雰囲気。そして、そこで食したタジン料理。

さらに様々な場所を旅して出会い感動した風景

や料理。それを表現したくて、会社を止めて

レストランを始めることを決意したそうです。


先週行われた京都のイベントの際、やっとその

MoSO.に行くことができました。

空間は、HPにあるように、どこか異国の旅の

風景を連想させてくれます。

 

素材が剥き出しになった床や棚。

深い緑色にざっくりと塗られた壁。

棚や床にセンス良く並べられた異国の蚤の市で

見つけたようなアンティークな小物や本。

スタイリッシュなのにどこか懐かしい机やイス。

そこに流れる静かに熱いロックミュージック。


KさんとYさんが旅をしていて出会った風景や

料理、その場所の空気感や佇まいが、京都の

静かな路地裏にあるハコのなかにちりばめられた、

完全にオリジナルの空間となっています。


異国を旅しているときの高揚感、さらにそこで

居心地の良い場所を見つけたときの安堵感を

思い出させてくれました。


はじめて食べたクスクスやタジンなどの

モロッコ料理は、想像していたよりもクセが

なくお腹にやさしい料理でした。

美味しい料理の後は、エレファントファクトリー

のHさんも加わり、話は尽きる事なく盛り上がり

ました。


好きな場所とモノと人が与えてくれた素敵な

出会いに感謝です。京都にまたトラベラーズ

にとって大切な仲間と場所が出来ました。


皆様も京都に行った際には、ぜひ寄ってみて

ください。旅とトラベラーズノートが好きな方

ならきっとお気に入りのお店になると思います。

 

 

 

 

 

店内の一角にトラベラーズノートをかっこ良く

ディスプレイしてくれています。


2010年09月28日

Dog Tag

 

 

 

ついこの間まで、汗をかきながら暑い暑いって

言ってたのに、いきなり震えるような寒い日が

続きます。調子も崩しやすい時期だと思います

ので、皆様お体ご自愛ください。


話変わって、京都のイベントの際、

私のトラベラーズノートパスポートサイズに

付いている真鍮のプレートについて、何人かの

方々に聞かれたので、そのことについて書きたい

と思います。


写真の真鍮のプレートは、ドッグタグと呼ばれ、

そこに飼い犬の登録番号や名前を明記し首輪に

付けるモノです。

ちなみにアメリカでは、軍人がよく首から下げて

いるプレート状の認識表のこともスラングで

ドッグタグと呼ぶそうです。

写真のタグはもちろん犬用のもの。


チームのメンバーと金沢を旅した時に、

以前ブログで紹介した金沢のお店Resistantで

購入しました。程よく変色した真鍮の風合いから

考えると、アメリカかヨーロッパの年代物の

デッドストックでしょうか。

(現在もお店で販売しているかどうかは不明)


購入の際、リクエストして、それぞれの名前を

数字で明記してもらいました。私は、1140。

店主は、その場で活字をひろい、金槌でカンカン

たたいて刻印してくれました。

そういうサービスって素敵ですよね。

そのひと手間で、世界でたったひとつのモノに

なります。


トラベラーズノートを開く時、このタグを見ると、

チームのみんなで行った金沢の思い出とその時

語り合ったコトが蘇ります。


何か自分にとって意味がある小さなモノを、

いつも持ち歩くトラベラーズノートに付けてみる。

例えその意味が自分にしか分からないもので

あってもいい。それを見たりさわったりする

ことで嬉しくなったり前向きになれたりします。

 
 
 
 

2010年09月29日

秋の長雨

 
 


梅雨は楽しい夏の前触れだと思えば、

やり過ごすこともできるけど、秋の長雨は

どうも好きになれません。

ただでさえ感傷的になる季節なのに、じとじと

長い雨が降り続けると気分も沈んできます。


今日も一日中雨が降り続けていましたが、夜に

なり、会社を出る頃に雨も止んで、夜空に雲の

切れ目が見えてきました。


長い雨が汚れを洗い流してくれたのか、空気が

澄んでいるように見えます。夜の街灯りの煌めき

がいつもよりきれい。


自宅近くの駅に着き、いつものように建設中の

スカイツリーを見上げました。

タワーの先端に触覚のように伸びるクレーン、

所々に薄暗く光る照明、その照明にぼんやり

照らされている白い鉄骨の塔。


その時iPodでたまたま聴いていたのが、

ブライアン・イーノのアルバム「Apollo」だった

からなのか、それはまるで宇宙空間にある巨大な

宇宙船の一部のように見えました。


そんな風景をしみじみ眺めていると、秋の長雨

にも良いところがあるんだなあと思いました。

いろいろなことがあった9月も間もなく終わり。

これから秋はどんどん深まってきます。
 

2011年07月

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店長のプロフィール

(株)デザインフィルでトラベラーズノートの企画を担当している飯島です。