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HOSTEL 64 Osaka

 

 


学生時代のバックパックの旅では、

ゲストハウスと呼ばれる安宿によく泊まって

いました。バンコクのカオサンストリート、

ニューデリーのパハールガンジに、香港の

チョンキンマンションなど、旅人が多く集まる

都市には、ゲストハウスが集まっているエリアが

あって、まずはそこに行って寝床と旅情報を得る

というのが定番でした。


当時はインターネットがまだなかったので、

ゲストハウスのスタッフやそこに泊まる旅人たち

から得られるリアルタイムの情報がとても貴重

だったりしました。


シャワーやトイレが共有だったり、ドミトリーと

呼ばれる相部屋だったりしてプライベート空間が

あまりなく、安いなりの不便さがあるのですが、

開放的で自然と旅人同士の交流が生まれるのが

ゲストハウスの魅力でした。


質の良いゲストハウスの共有スペースでは、

一人で孤独に本やノートに向かいたいときは

それを邪魔される事なく、誰かと話したいとき

には、スタッフや他のゲストと自然と会話が

生まれる。年齢も国籍もさまざな種類の人達が

集まる空間には、それぞれのゲストたちの間に

ちょうど良い距離感があったような気がします。

 

 

先日の京都イベントの後、大阪でもう一泊する

ことにしました。

その時泊まったHOSTEL64 Osakaは、海外に

あった理想的なゲストハウスを思い出させて

くれました。


古いオフィスビルを洗練させたデザインで

リノベーションさせた小さなホテルです。

私たちが泊まったのは、ドミトリーですが充分

すぎる大きさの清潔なベッドがそれぞれ幕で

仕切られていて、適度にプライベートが

守られています。


洋風であり和風でもある、古いのに新しい。

海外では、その異国情緒と距離感によって、

簡単に旅の非日常感を感じられますが、

このホステル64では、隙のないデザインへの

こだわりと気配りによって、日本にありながら、

旅の高揚感や非日常性を感じさせてくれます。

そして、豪華さとは違った本当の意味での

上質を提供してくれる宿となっています。


こういう宿があると、旅が楽しくなります。

ぜひ、旅慣れた大人の方にこそ泊まってほしい

宿です。

 

 

 

 

 

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店長のプロフィール

(株)デザインフィルでトラベラーズノートの企画を担当している飯島です。