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2010年12月 アーカイブ

2010年12月02日

揺れる

 

 

 

仙台から東京に引っ越して最初に住んだのは、

亀戸にある築20年以上の2Kの古いアパート。

3階建ての2階なんだけど、1階は駐車場で、

細い鉄筋で支えられた高床式住居のような構造

でした。そのせいで、けっこう揺れやすく、

テレビのニュースにもならないような小さな

地震でも揺れを感じることができたし、大型の

トラックが通った時にも、ぐらっとした揺れを

感じました。


最初のうちは、揺れるたびにびくっとしていた

のですが、そのうち慣れてきてしまい、いつも

頭のなかで微妙な揺れをなんとなく感じていて

いるようで、ちょっとの揺れでは、特別驚いたり

することもなくなりました。


不安定な構造ではあるけど、つい最近できた

建物ではないし、そんな簡単には倒れたりは

しないものだしなあ~なんて思えるように

なったのです。


一昨日、久しぶりに突然、風邪をひいてしまい

ました。急にぼーっとして頭がぐらぐら揺れて

いるような気分になり、ふと思い出したのが、

亀戸のアパートのこと。

熱がでたときに頭がぐらぐらする感じと、

建物自体の微妙な揺れを感じたときの気分は

似ているんですね。

どちらも不安定で落ち着かない感じ。


まあでも、そんな簡単には倒れたりしないはず。

とか思っていたら、それほど年齢も変わらない

知り合いの方が脳溢血で突然倒れたという

ニュースが聞こえてきました。

幸いその方は快方に向かっていますが、

つくづく健康は大切だな~と思ってしまいました。

ちなみに、私の風邪は2日後にはすっかり回復

しました。


考えてみると、人間の体も細い鉄筋の微妙な

バランスで建っている亀戸のアパートのような

ものなのかもしれませんね。

意外と倒れないと思っていても、経年劣化や

予想外の大きな揺れがあったりすると、

あっけなく壊れてしまう危険もあるのかも。

たまには柱の補強なども必要なのかもしれません。


まだまだ旅は続きます。

師走になり慌ただしくなりますが、

皆様もお体は大切に。


上の写真はそのアパートではありませんが、

なかなか微妙なバランスで建っているようです。

そんなあやうさも危険でなければ、美しく魅力的

だったりもします。

 

 

2010年12月03日

Stay Beautiful

 

 

 

電車の中で本を読んでいたら、

ちょっと気になった言葉を見つけたので、

トラベラーズノートに書き写してみました。


「美しいと思うことは、物の美しさを感じる

ことです。ただ、普通に言う物の形とか、格好

ということではない。姿がそのまま、これを

創り出していた人の心を語っているのです。」


松浦弥太郎さんの本で引用されていた小林秀雄氏

の文章なのですが、とてもしっくりと心になじむ

言葉でした。


今年は、僕らがいいな~、ステキだな~と

思っていたお店とかプロダクトを作り出している

方々とたくさん出会い、お話をすることができた

1年でした。


そこで出会って話をすればするほど、つくづく

思うのは、ステキなモノやコトは、ほんとうに

それを産み出した人達の正直な想いやその人柄を

表しているということ。

自分を偽ったり、ごまかしたりすることなく、

自分の信じている事をまっすぐぶつけてやっている

からこそ、必然的に作り手の人間性がそこに表れて

くるんですよね。


だから、彼らと話をするときは、私たちも自分の

想いや信じていることをまっすぐぶつけることが

できるのです。その結果、想いが共有できると

何ものにも代え難い喜びと勇気をもらうことが

できました。


僕らが作っているノートも、想いは一緒。

夢みたいなことかもしれないけど、でも夢みたい

なノートを作りたいって本気で思っているのです。


今日、ちょっと嬉しいことがありました。

前にここで紹介したパリのショップ merci の方

より、トラベラーズノートやブラスプロダクト、

クラフトエンベロップの売れ行きが好調で

クリスマスの最需要期を前にリピートオーダー

をしたいというお話をいただきました。

さらに、いろいろ面白いアイデアも。


遠いフランスのパリで、誰かがトラベラーズ

ノートを手に、カスタマイズしたり、何かを

書き込んだりしてる。想像するだけでわくわく

します。本気の想いは世界にも伝わるんですね。

また、勇気をもらったような気がします。


きっと大丈夫。うまくいく。

 

 

 

2010年12月06日

TRAVELER'S wallet

 

 


使っていた財布に穴があいてしまって、

次の財布をどうしようと思っていたのですが、

やっぱり自分で作る事にしました。


せっかくなので、トラベラーズノートの余り

革を使ってトラベラーズウォレットにしよう。

コンセプトはシンプル&コンパクト。

数枚のカードとお札が入って、ズボンのポケット

に入れてもあまりじゃまにならないような財布。

今の財布には、使いそうで使わないポイント

カードとか会員証、クーポン券などがたくさん

入っている。いらないものをばっさり切って

もっと身軽な財布にしようと思いました。

旅の荷物は小さい方が良いもんね。


革をカッターで切って、縫い目となる穴を

目打ちであけて、手縫いで仕上げていく。

実際にカードやお札を革にあてながら、出来る限り

コンパクトになるように、革を切っていきます。

外側は厚いトラベラーズノートの革、そして

内側には、少し薄めの革をあてて縫いました。

 

ポイントは内側のカード入れ。

片方は、頻繁に出し入れをするPASMOを1枚

だけ収納。もう片方は、クレジットカードや

免許証など持ち歩く必要があるものを7枚に

しぼって、それをまとめてざっくり入れて、

ちょうどぴったりになるようにしました。

縫ったあとに、ポケット部分の革を水に濡ら

してカードを入れて形をつけたら、うまく革が

のびて、カードサイズの形になりました。

ざっくりカードポケットの出来上がり。 

やっぱり革ってすごいなあ。


そんな訳でトラベラーズウォレット完成です。

余り革を使って自分で作ったと思えないほどの

完成度。我ながら良い感じです。

これから使ってみて、使い勝手などを検証して

次回作に向かいたいと思います。


長く使っているトラベラーズノートや、141に

もらったコインケースに比べると、まだまだ

革の風合いは真新しいですが、使い続けるうち

に革に味がでてきて、なじんでいくと思います。

早くこいつをポケットに入れて、

外に出かけたいなあ。 

 

 

 

2010年12月07日

Would you like curry or pizza?

 

 

 

表参道を歩いていたら、ちょうどお昼時になった

ので、久しぶりにナプレでピザを食べることに

しました。

ここは青山スパイラルでイベントを行った際、

その隣にあって、ウィンドウから見えるピザを

焼く様がとても美味しそうに見えたので、

入ってみたイタリアンレストラン。


ピザの生地を一枚ずつ丁寧に伸ばして、手際良く

チーズやバジルをのせて、大きな石窯で焼く。

テキパキと仕事をこなしていく姿はかっこよく、

そこに漂う香ばしい匂いとともにとても食欲

をそそります。

程よく焦げ目のついたピザは、イタリアンサイズ

でボリュームがあり、もちろん美味しく、平日の

ランチタイムならリーズナブルな値段でいただく

ことができます。


まったく予定や計画がある訳ではないけど、

いつか食べ物屋をやることになったら、

ピザ屋かカレー屋にしようと想像したりします。


どちらも好物だからということもあるのですが、

カレーは世界中からこだわりのスパイスを探して

そのハーモニーを研究し、最高のカレーを考える

のが楽しそうだから。

そしてピザはとにかく練習して、クルクル回し

ながら生地を伸ばす技を覚えて、さらに石窯で

大きなヘラみたいなものを使ってピザを焼ける

ようになりたい。だってかっこいいですもんね。

さらに、イタリアを放浪しながらピザ修行をした

なんていう過去があるとなお良し。


カレーの場合も、ピザの場合も専門店で、

それ以外は素材にこだわったシンプルな前菜や

デザートしか出さない。

あくまでも勝負はカレーかピザ。

毎日行くようなお店ではないんだけど、なぜか

月に何回かは、あそこのピザが無性に食べたくなる。

そんなお店がいいな。


プロとして真剣にカレーやピザを作っている人

には恐縮してしまうし、そんな甘いものでない

ことももちろん分かりますが、あくまでも想像の

世界のこととして、そんなことを考えてみるのは

楽しいのです。

 

 

2010年12月09日

愛のからくり

 

 

 

大人が真剣に楽しそうなことをやっているのを

垣間見ることができると嬉しくなります。


衣食住のように生活になくてはならないもの

ではなく、ちょっとバカバカしいことだったり

すると、さらに嬉しくなります。

でも大事なのは、大人が高いレベルで真面目に

心血を注いで作り上げたものであること。

子供の頃にはみんな持っていた自由な遊び心と

大人の技や力が混ざり合った時、最高に楽しい

ものができるんですよね。


現在、青山スパイラルマーケットで開催中の

イベント「ワンダーランド・クリスマス」に

並んでいる二象舎さんの作品も、そんな楽しさ

に溢れたステキなモノたちです。


二象舎の原田さんが作るのは、木で作った歯車

やシャフトを組み合わせて作られたオートマタと

呼ばれるカラクリ作品。

ハンドルをくるくるまわすと、ハコの上にある靴

がカタカタとステップ踏んだり、クマの人形が

自分の首をひょいと持ち上げたり、向かい合う

ウサギのカップルが投げキッスをしたり・・・。

思わずニヤリとなったり、ドキッとしたり、

キュンとする動きを見せてくるのです。

手動で歯車を動かしていく動作がどこか懐かしく

アナログの温かさを感じるぎこちない動きと、

ユーモア溢れた演出。

作者の思惑通りわくわくしながら、つい何度も

真剣にハンドルを回してしまいます。


そのなかの圧巻が、「愛のからくり」という

意味深な名前のついた下の写真の作品。

ハンドルをまわすと、ゆっくりと名刺サイズの

カードは1枚流れ出てきて、スタンプが先に

ついたクレーンのような把手が大げさに動いて、

スタンプ台にインクをつけたあと、そのカード

にLOVEと書かれたスタンプを押してくれます。


とってもロマンチックでサプライズでラブリー、

でもちょっとだけゆがんだ愛の表現、う~ん、

ステキな作品です。

 

ぜひ、お近くに行かれた際は、くるくる回して

みてください。大人がわくわくできて、楽しく

ラブリーな気分になれるオートマタです。

青山スパイラルにてクリスマス、25日まで

ご覧頂けます。


話変わって、12月9日から11日まで短い期間

ですが、韓国のソウルへ出張へ行ってきます。

12月になって、今年発の海外。

韓国では、近年トラベラーズノートを販売して

頂いているお店もいくつかあります。また、

最近面白いカフェや雑貨屋さんもたくさんある

そうです。8年ぶりの韓国、楽しみです。

 

 

 

2010年12月13日

世界を旅するトラベラーズノート 韓国編

 

 

 

8年ぶりに韓国に行って来ました。

二泊三日の短い日程でしたが、現地のパートナー

の方の細やかなアテンドのお陰で、ショップや

カフェやマーケットなど、いろいろ巡ることが

できました。


韓国では、2年半前よりトラベラーズノートの

販売が始まり、少しずつその認知度が広がって

います。今回の出張の一番の目的は、その現状を

実際に目で見て確認し、現地パートナーと今後

どんなことができるのかを直接話し合うこと。


そのパートナーの方の努力と熱意のお陰で並ぶ

ことになった、トラベラーズノートとその仲間を

さまざまな売り場で見る事が出来ました。

何もないところから、韓国版のホームページ

立ち上げ、売り場とのコネクションを作り、販売を

していくことになったのは、日本でトラベラーズ

ノートに出合い、使っていくうちに惚れ込んでいき

それを韓国で広めたいという想いから始まって

います。


そのための苦労や解決しなければならない問題が

あることも分かりましたが、韓国で確実にこの

ノートが広がっているのを体感できました。


トラベラーズノートを通じて、韓国のユーザーと

日本のユーザーが繋がっていくことで、お互いの

国の旅のスポットやあたらしいモノやコトを

紹介しあったり、さらに人と人との交流が

生まれたりしたら楽しいですよね。

さらにそれが韓国と日本だけでなく、他の国や

地域にも広がっていく。


それは夢みたいな話ではなく、近い将来に実現

することができる。今回の韓国行きで、そのために

具体的にやるべきことが見えてきたような気がします。


韓国は、飛行機で2時間弱で行ける最も近い国。

安くて美味しい食べ物だけでなく、ディープな

マーケットやステキなカフェもたくさんあります。

駆け足で見て来た韓国の面白いスポットなどは

追々こちらで紹介していきます。

 

 

 

 

 

2010年12月15日

韓国食堂

 

 

 

韓国での旅の大きな楽しみと言えば、

やはり食べること。味覚が日本人に近いのか、

食べ慣れているせいか、韓国ではとにかく何を

食べても美味しいと感じることができるような

気がします。


20年前の学生時代、最初に韓国を訪れた時、

それまでは韓国料理といえば、焼肉にキムチ、

ビビンパにカルビクッパくらいしか食べたことが

なかったのですが、参鶏湯、プルコギ、冷麺、

石焼きビビンパ、チゲ鍋などなど、はじめて

食べる韓国料理にいちいち感動していたのを

思い出します。


安い食堂に入っても、頼んだ料理以外に

キムチやナムルなどの漬け物がたくさん無料

で出てくるし、焼き肉をお腹いっぱい食べても

それほど高い値段にならず、貧乏学生の旅でも

充分食べ歩きが楽しめました。

 

それから何度か韓国を訪れましたが、やはり

食べ物にはいつも大満足で、裏切られたこと

がありません。 


今回の出張でも、たくさん美味しいものを

頂きましたので、そのいくつかを紹介したい

と思います。

 
まずはやっぱり焼き肉から。
 
そして、締めは冷麺。外の気温は0℃以下、
冷たい冷麺をいただきました。
 
サンナッチと呼ばれるタコの刺身。
写真では分かりませんが、うねうね動いてます。
 
こちらは貝の鍋。貝の出汁がたっぷり出た
スープが絶品でした。 
 
豆腐の鍋。見た目は辛そうですが、
豆腐の甘みを感じる優しい味でした。
 
韓国風のおでんです。寒いのであったかいおでんは
体にも嬉しいです。
 
日本でもおなじみ、韓国お好み焼きチヂミ。
外はカリッとして中はふんわりで、おいしい
チヂミでした。
 

うん。やっぱり韓国では何を食べても

美味しいなあ~。

 

2010年12月17日

韓流ボロ市

 

 

 

15日と16日は世田谷ボロ市だったのですが

今年は、忘年会と仕事の都合で結局行くことが

できませんでした。

ここ数年楽しみにしていたイベントなのに残念。

だけど、その代わりという訳ではないんだけど、

韓国でボロ市のようなマーケットに行くことが

できました。

 

古いものが売っているところないですか~

という僕らのリクエストに答えて連れていって

くれた場所は、東廟前(Dongmyo)駅。

3番出口を出て、東廟公園の塀沿いに出ると

骨董品に古本、衣類に工具や電気部品など

様々なものを売っているたくさんの露店や

小さなお店が集まっているエリアがあります。

 

ここは、まさにソウルのボロ市。

どのお店も使い古された中古品や出処が不明な

わけありっぽいものばかりが並んでいます。

 

狭い店のなかいっぱいに詰まった古い品々は、

一見すると単なるガラクタやゴミみたいなモノ

ばかり。そのなかから目当てのものを探すのは、

徳川埋蔵金を探すかのようです。

 

帰りの飛行機の時間が迫っていたので、

駆け足でしか見れませんでしたが、もう少し

暖かい季節にゆっくり宝探しをしたくなるような

マーケットでした。

 

そこで買ってきたものが上の写真の、精工舎の

ロゴが入った古い目覚まし時計。

残念ながら動きませんが、曲面の綺麗なガラス、

緑青に錆びたボディ、ミッドセンチュリーの

味わいを感じる文字盤のデザインなど、存在感

ある佇まいです。

 
 
 
 
 

2010年12月20日

最後の冒険家

 

 

 

少年の頃は、日々の生活のなかにたくさんの

冒険があった。

自転車で知らない街に行ったり、近所の倉庫に

忍び込んでみたり、放置された空き地の中に

基地を作ってみたり・・・。

大人に怒られたり、道に迷ったりするという

リスクがあったけど、胸のときめきを感じながら、

新しい発見を求めて未知の世界に足を踏み入れる。


その頃は、世界は未知で未踏の場所に溢れて

いたし、自分の意志で開拓していくべき冒険の

場所は無限にあった。さらに一緒に冒険をする

仲間もいた。


石川直樹氏の「最後の冒険家」は、熱気球による

ヒマラヤ越えや高度・距離・滞空時間の世界記録

を達成した神田道夫氏の冒険の記録を記した本です。


著者自身も神田氏に同行し、熱気球に太平洋横断に

挑戦し、失敗。そのときの九死に一生を得た体験が

リアルに描かれています。

その失敗後、神田氏は単独行で再度太平洋横断に

挑戦。そして・・・。


不屈の精神を持って冒険の世界に向かっていく

彼は普段は町役場に勤める普通の公務員。

趣味で熱気球の世界に足を踏み入れて、富士山

越えや日本アルプス越えをするうちに、どんどん

その世界にはまっていき、完全なアマチュアで

ありながら、世界記録を達成し世界的な冒険を

実行していきます。


現代では昔ながらの地理的な冒険が限界となって

いる中で、世界初の熱気球太平洋横断遠征に

挑戦した神田氏を最後の冒険家とよび、敬意を

込めて冷静に熱くその足跡を綴っています。


現在では、冒険とはその行為の主体性が大切で

あると著者は語っています。地理的な冒険が

消滅してしまった現代、冒険的な行為とは、

ハードな辺境での移動だけではなく(それ自体

をお膳立てしてくれる旅行会社がある今では)

主体的な意志を持って、自分なりのテーマで

生きていくことそのものなのです。


自分の中にわきおこる衝動を抑え込まず

全力で自分の生き方を貫いた神田氏はまさに

本物の冒険家であり、そして、今、普通に

生きている私たちにも冒険家になるチャンスが

あるのです。

きっと子供の頃は誰でもそうであったように。


新しいことを始めようと思う人に勇気を

与えてくれる本です。

 

 

 

2010年12月24日

旅人がサンタクロース

 
 


2、3年前までは、12月になると仕事の都合で

中国へ出張に行っていました。

香港経由で中国の華南地区へ入り、何日か工場で

生産立ち合いや打ち合わせをした後、再び香港

経由で日本へ帰るのがいつものパターン。


中国では夜遅くまで品質チェックをしたり、

厳しい交渉をしたりで、かなり気を使うのですが

それが終わり香港に向かう時には、気分も

晴れやかになります。


ちょうどその頃、街はクリスマスの

イルミネーションや飾り付けが華やかな時期。

夜の街に出て歩いていると、ショッピングモール

や五つ星ホテルの前には、ライトアップされた

巨大なクリスマスツリーを見ることができます。

九龍サイドから眺める香港島の夜景もいつも

より華やかです。


スターフェリーの船上で、心地よい風に

吹かれていると、日本の春先のような陽気の

の中でのクリスマスに、最初は少し違和感を

を覚えますが、異国にいる高揚感と相まって、

クリスマス気分も盛り上がってきます。

そんな夜は、ホテルの部屋に戻ってしまうのが

少しもったいないような気がして、目的もなく

街をぶらぶら歩き回ってしまいます。


クリスマスイブです。

イルミネーションできらめく都会、

雪で覆われた北国、凍てつく寒さの内陸部、

暖かい太陽の光が差し込む南の島、灼熱の

砂漠地帯、そして、今が夏真っ盛りの南半球...。

世界中のすべての場所で、そこにいるみんなが

旅人みたいに笑顔で楽しい気分でいられたら

いいですね。


旅人がサンタクロース♪

 

 

 

 

 

2010年12月27日

2010年の旅

 
 


私はもともとひとり旅が好きでした。

一人でいるのが苦にならない方で、映画や買い物

もよく一人で行きます。

一人だと自分のペースで歩けるし、本を読んだり

ノートに何かを書き留めたりする時間は、

ひとり旅でないとなかなか持てません。

一人で流れる車窓を眺めたり、宿でごろんと

なったり、焚き火の炎を見つめたりしながら

ぼんやりと考え事をするのも好きです。


でも、2010年はひとり旅もあったけど、仲間と

一緒にした旅の方がずっと多かった1年でした。

1月は徳島~京都、5月には那須でキャンプ、

7月に金沢、9月は京都でイベント、10月に大阪、

そして、12月には出張で行った韓国。どれも、

トラベラーズノートを共に創る仲間たちとの旅

でした。


そんな同じ想いを共有できる仲間たちとの旅は、

まるでインディーズバンドのライブツアーの

ような旅でした。私たちが魂を込めて作っている

ノートやプロダクトを手にして、それをたくさん

の人に知ってもらう、さらに共感してくれる人たち

や自分たちが共感している人たちに会いに行く旅。


旅でいろいろな人に会うことで、世界が広がり

たくさんの感動や勇気をもらい、旅の夜には、

仲間と酒を飲み交わして、熱く語り合う。

ひとり旅では決して味わうことができない旅の

楽しさを仲間から教えてもらいました。


2010年を振り返ってみると、仲間たちプロダクト

のリリース、トラベラーズプレス制作、地方での

イベント開催など、ずっとやりたいと思っていた

たくさんの新しいことができた1年でした。

これらは、旅をすることで実現できたこと。


さらに、旅をしていろいろな人に会ったり、

仲間と語り合うことで、もっとやりたいことが

うまれています。

そのためのパワーの源は、旅と仲間たち、そして

そこで出会ったたくさんの人、モノ、コト。

この場を借りて、今年出会うことができた皆様に

感謝申し上げます。


2010年はあと少しで終わりですが、旅は

まだこれからも続きます。

みなさま良いお年を。そして、良い旅を!

 

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店長のプロフィール

(株)デザインフィルでトラベラーズノートの企画を担当している飯島です。