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2011年12月 アーカイブ

2011年12月01日

お店屋さん

 
 
 
まだ娘が小さい頃、よくお店屋さんごっこに
付きあわされて、いらっしゃいませ~とか
これいくらですか~なんて言ったりしていましたが
お店屋さんごっこは、いつの時代も子供の遊びの
定番です。
学祭の屋台やフリーマーケットなどもお店屋さん
ごっこみたいなもので、いくら儲かるからとか
いうよりも、みんな楽しいからやっているのだと
思います。

トラベラーズファクトリーをはじめてしみじみ
思うのは、やっぱりお店は面白いということ。
自分たちがいいな〜と思うものを並べて、空間を
作って、そこを訪ねて来てくれたお客様とお話を
したり、買ってもらったりする。
そのときに感じる喜びや楽しさは、お店屋さん
ごっこの延長のようでもあるし、それが遊びでは
なくて仕事であるがゆえの緊張感や責任感もまた
楽しさを増加させてくれているような気がします。

楽しいことを楽しそうにやりながら、きちんと
それで生計をたてている人に憧れます。
金沢のベンリーズ&ジョブの店主、田中さんも
その一人。
 
アメリカのガレージのような空間に、
使い古されたミシンや工具を持ち込んで、
自分が使いたいモノを自分の手で作り、それを
海外で買い付けてきた雑貨、ビンテージの家具や
小物などと一緒に並べて売っているお店。
その中で田中さんは、嬉しそうに油の染み付いた
機械の使い方をぼくたちに説明してくれました。
まさに大人の遊び場のような空間でした。

それを見ることで、ぼくたちの間にふつふつと
溜まっていたお店が欲しい熱が、一気に沸点に
達し、トラベラーズファクトリー実現に向けて
背中をぐいっと押してくれました。

12月10日のトークショーでは、田中さんが
どんなことを話してくれるのか、今から私たちも
楽しみです。
トークショーはまだ若干席がございます。)

さて、12月も始まり、街はすっかりクリスマス
モードです。クリスマスは、お店屋さんとしては
大きなイベントのひとつ。ギフト向きの商品も
多数揃えていますし、ちょっとだけクリスマス
らしい楽しいことをしたいなあと考えています。
12月のファクトリーにもご期待ください。
 
 

2011年12月05日

Just Like Starting Over


 

そろそろトラベラーズファクトリーでも
クリスマスっぽい曲を流そうかなとクリスマス
の曲を思い浮かべます。
クリスマスソングで好きなのは、アイリッシュ
パンクバンド、ポーグスの「ニューヨークの夢」
と、ジョン・レノンの「ハッピークリスマス」。
どちらもクリスマス時期になると、さまざまな
ところで耳にする定番の曲です。

クリスマスソングばかりをずっと聴かされると
食傷気味になりますが、ふと街中で自分の
好きな曲が流れて来ると、華やかなのに感傷的
なクリスマス特有の気分になって、それはそれで
いいものです。
でも、クリスマスソングの前に、お店ができたら
この時期に流したいと思っていたのがジョン・
レノンの曲。

12月8日はジョン・レノンの命日です。
中学・高校生の頃、その日が近付くと当時
よく聴いていたFMラジオに、彼の曲が頻繁に
流れていました。そのせいか、今も12月になると、
自然とiPodの彼の曲の再生回数が増えてきます。

1年がもうすぐ終ろうとする12月。
大きな震災があった今年は、特にその歌声が深く
心に響き、癒してくれたり、力を与えてくれる
ような気がします。

軽快でかっこいいロックンロール、
心の奥底を突き刺す、叫びのような曲、
実験的で革新的でミステリアスな曲、
革命を呼びかけ心を高揚させる曲、
ロマンチックで愛に満ちたラブソング、

やり場のない怒りや不安なこともあるけど、
それを受け止めながら、未来へ向かって行く
勇気を教えてくれる。彼の歌は30年以上たった
今もそんな力に溢れています。 

トラベラーズファクトリーでは、9日まで
BGMはジョン・レノンです。
 
 

2011年12月07日

Leather Items

 
 
 
トラベラーズファクトリーのレザーアイテムは、
141や私が、傷が付いていて商品として使えない
トラベラーズノートの革カバーを使って作った
手作りのサイフや小銭入れが原型になっています。

革をカッターで切って手縫いで作ったサイフは、
余計な装飾を削ぎ落とし、なるべくシンプルで
ざっくりしたものになりました。
技術的に複雑なものや繊細なものが作れないから、
自然とそうなったということもありますが、
使ってみると、その無駄のないシンプルさが心地
よく、けっこう使いやすいことに気付きました。
そして、トラベラーズノートの植物性タンニン
なめしの革は、やっぱり使うほどに味が出て、
愛着がわいてくることにあらためて気付かされ
ました。

トラベラーズファクトリーのオリジナル商品を
作るにあたって、トラベラーズノートの革で
レザーアイテムを作りたいと考えたのは自然の
流れでした。

使ってみて分かった問題を修正し、細かいサイズ
を調整しながら、何度も試作を作り、最後に
チェンマイの縫製職人と打ち合わせて形を決め
ました。

私が今使っているのは、コインケースとウォレット
です。使い始めて1ヶ月ちょっと。少しずつ革が
馴染んできて、味がでてきました。
ウォレットのポケットは、持ち歩くカードの厚み
にぴったり形があってきました。コインケースは
いい感じにツヤがでてきました。
これからさらに使っていくにつれてどんな風に
変化していくのか、楽しみです。

ずっと身近にあって、愛着を持って長く使う
ほどに変化していくレザーアイテム。
大切な人や自分へのクリスマスプレゼントに
いかがでしょうか。
 
 
 
 

2011年12月12日

BENLLY'S & JOBがやってきた!

 
 
 
BENLLY'S&JOBの田中さんに来ていただき行った
イベント、シルバーバングルワークショップと
トークショーが無事終了しました。
参加いただいた皆様、ありがとうございました。
 
シルバーの棒をハンマーで叩いて鍛え、
メッセージをご自分で一文字ずつ刻印。
ヤスリで磨き、手のサイズにあわせてカーブを
つけたらバングルの完成。さらに、革のケース
にも刻印を入れてカスタマイズ。
世界にたったひとつの自分だけのバングルが
できあがりました。

歌の歌詞だったり、好きな言葉だったり、
メールアドレスだったり、みなさんそれぞれ
思い思いの文字を刻印していて、それを見せて
もらうのも楽しかったです。

そして、夜にはトークショーも行いました。
BENLLY'S&JOBのお店や工房のこと、
ヨーロッパやオーストラリアへビンテージ雑貨
を買い付けに行って来たときのお話、さらに
金沢のおすすめお店をお話してもらいました。

初めてのイベントということで、始まるまでは
不安もありましたが、参加いただいた方の笑顔を
たくさん見ることができて、しみじみよかった
なあ〜と思うことができました。皆様ほんとうに
ありがとうございます。

田中さんは、当日の朝に雪の金沢から飛んで来て、
一日中イベントを取り仕切っていただき、翌朝、
金沢に帰って行きました。

田中さんは、私たちにとって、お店作りの先生
のような存在で、いままでもたくさんのことを
教えていただきましたが、今回一緒にイベント
をやって、また、たくさんのことを学ぶことが
できました。

自分の興味のアンテナを研ぎすまし、そのこと
を楽しみながら、深く追求していくこと。
その先にある答えはいつもシンプルで、未来へ
の扉はいつでもたくさん開いている。大切なのは、
それを自分の手でこじ開けて、自分の足でその先
の新しい世界に踏み出して行くこと。

トラベラーズファクトリーは、チームのメンバー
である141とハシモトと私の3人がそれぞれの
長所を活かして、短所を補い合いながら最大限の
想いを込めて作った場所です。
でも、その裏には田中さんのようなぼくらが憧れ、
尊敬するたくさんの方々の協力と愛情があって
作ることができた場所でもあります。
憧れの素敵な人と一緒に仕事ができることに、
あらためて大きな喜びを感じた1日でした。

ワークショップは終了しましたが、トラベラーズ
ファクトリーでは、12月下旬まで、田中さんより
送ってもらったBENLLY'S&JOBのセレクト雑貨
コーナーを展開しています。
オリジナルグッズやビンテージ雑貨など、金沢
以外では、ここでしか扱っていない商品も多数
ありますので、こちらもよろしくお願いします。

そして、もちろん金沢に行った際には、ぜひぜひ
BENLLY'S&JOBにも足を運んでみてください。
 
 
 
 

2011年12月15日

TRAVELERS biscuit


 
 
トラベラーズファクトリーの2階では、
ゆっくりコーヒーを飲むことができるのですが
前々から何か足りないんだよなあ〜と思って
いました。

休みの日や旅先で、とっておきのカフェに
行ったりすると、どうもコーヒーだけでは手持ち
無沙汰で、ついケーキやスコーンなどを頼んで
しまいます。おやつを食べながらのコーヒーは
格別だし、軽くお腹が満たされることで、同時に
心も満たされ、自然と気持ちが穏やかになって
いきます。いくつになっても、おやつって嬉しい
ものなんですよね。

そうそう。コーヒーのためのお茶請けが必要
だったんです。トラベラーズらしくて、アアルト
コーヒーのトラベラーズブレンドに似合うお菓子
があれば、2階でゆっくりと過ごす時間がさらに
心地よいものになるはず。

そこで、さっそくdans la natureのなっちゃん
にトラベラーズファクトリーに似合うおやつを
お願いしてみました。

なっちゃんのお菓子を初めて食べたのはいつ
だろう。確かどこかのイベントに行ったときに、
コーヒーと一緒に出て来たタルトが最初だった
と思います。

どこか懐かしさを感じる素朴な形。
お菓子なのに媚びたところがまったくなくて、
丁寧に素材の良さを引き出したような味。
その奥にさりげなく、でも力強く感じる自己主張。
口に入れると、温かい気持ちになるタルトでした。
そのあと少しだけお話をさせていただいて、
作るお菓子とそのお人柄のイメージがぴったりで
なるほどな〜と思ったのを覚えています。

トラベラーズファクトリーのコーヒーにあう
おやつが欲しいと思った時に、なっちゃんに
お願いしようと考えたのは、自然の流れでした。

ついに完成したと、試食のためのビスケットを
持って来てくれて、みんなで口に入れてみると
思わずみんなニコニコしながら、目をあわせました。
そして、しみじみ美味しいなあ〜と口にしました。
ちょっと無骨な形、ざくざくした食感、ほのかに
感じる甘み、ずっと前にどこかで食べたことが
ありそうだけど、初めて食べるような味。
まさにトラベラーズらしいビスケットでした。

その時一緒に持って来てくれた最近なっちゃんが
出版した「ももの木 なしの木 りんごの木」を
読んでみて、その美味しさの理由がちょっとだけ
分かったような気がします。
そこにはなっちゃんの愛と夢がたっぷり注がれて
いるからなんです。
それを思いながら、再びトラベラーズビスケットを
食べてみると、さらに美味しさが口に広がりました。

ぜひ、だまされたと思ってトラベラーズビスケット
を一度でもいいので食べてみてください。

なんだか、ちょっと怪しい実演販売の説明員みたい
ですが、ほんとうに美味しいですよ。
 
 

2011年12月19日

Christmas Candle Night


 
 
トラベラーズファクトーHPでも掲載していますが、
12月23日(金)と24日(土)の2日間、
トラベラーズファクトリーの2階がちょっとだけ
様変わりします。

クリスマスということで、この2日間だけは、
いつものメニューに加えて、お酒とクリスマス
タルトをご用意します。
そして、夜にはキャンドルを灯してキャンドル
ナイトを行います。

キャンドルナイトは、以前流山工場でのイベント
でやっていて、いつかお店ができたらやりたいと
思っていた企画。

その時は、夜の暗い工場の倉庫で、電気を消して
ロウソクをたくさん並べたのですが、それだけで
普段見慣れた工場がいっきに幻想的な世界に
変わりました。

最初はキレイ〜と歓声をあげて、写真を撮ったり
していたのですが、しばらくするとみんな言葉を
発することなく静かに座ってロウソクを眺め
はじめました。

ゆらゆら揺れるロウソクを灯を眺めていると、
自然と穏やかな気持ちになってきます。
ふと、ロウソクの炎でぼんやり照らされている
参加者の顔を見てみると、みんな優しい表情で
ぼ〜っと火を見つめていました。

ぼくらはいつも様々な問題を抱えながら生きて
います。それぞれの事情や思惑がどんどん世の中
を複雑にしています。
特に今年は多くの日本人にとって、とても辛く
悲しい出来事が起こった1年です。
多くの人が理不尽な仕打ちやねじ曲げられる
真実に、深い絶望ややり場のない怒りを感じたり
もしました。

ロウソクの灯を眺めていると、ほんとうに
大切なものは何なのかということのヒントを教えて
くれるような気がします。
それはきっとシンプルで美しく、例えばゆらゆら
揺れる炎のようなものなのかもしれません。

クリスマスは、1年のうちでもっとも世界中の人々
がみんなの平和と幸せを願う時です。
トラベラーズファクトリーでは、キャンドルナイト
でその時間を共有したいと考えます。
 
 
 

2011年12月22日

誰もがサンタクロース


 
 
小学5年生の娘は、去年もクリスマスの朝、
枕もとに置いてあるプレゼントを見付けると
笑顔で包装紙をあけていました。
サンタクロースに何をもらったの?と聞くと、 
嬉しそうにその中身を教えてくれました。
きっとうすうす感付いているんだろうけど、
そんな姿を見ていると嬉しくなります。

昔のことですが、彼女と呼べる人ができた
最初のクリスマス。
ドキドキしながらプレゼントを交換したとき
もそう。渡した相手が喜ぶ姿を見ていると
それだけで幸せな気分になります。

日本では、クリスマスのプレゼントは、対価を
求めたり、儀礼的な意味合いは薄くて、ただ
大切な家族や恋人、仲間が喜んでくれる姿が見たい
という気持ちから生まれるもの。
「恋人がサンタクロース」なんていう歌があるけど、
サンタクロースは誰の心にもある、人に喜んで
欲しいっていう気持ちの象徴なのかもしれません。

クリスマスシーズンに漂うロマンチックで温かい
ムードはそんな思いが街中に渦巻いているから
なのでしょうか。

だからこそ、大切な仲間で集まって飲んだり、
好きな人どうしでただ寄り添っているだけでも、
クリスマスだったら、特別な気分になります。

自分はあまり得意ではないけど、そんなときに、
さりげなく、ちょっとした贈り物をあげられたら
素敵だなあ〜と思います。

なんだか宣伝っぽくなりますが、相手によっては、
ノート1冊でもコーヒー豆やビスケットでもいいん
ですよね。そういうものを気軽にプレゼントできる
ような人に憧れます。

クリスマスまであとわずかですが、サンタになる
チャンス、まだ間に合います。
 
 

2011年12月26日

Happy Christmas !

 
 
 
クリスマスイブとその前日に行ったキャンドル
ナイトも無事終了。キャンドル設置から2日間だけ
のトラベラーズバーまで、手作りのイベントでしたが
私たち自身もとても楽しませていただきました。

このトラベラーズバーでは、洗練されたサービスや
職人技のようなカクテルなどはありませんが、
遠くから旅をしてきた友人をもてなすような気持ち
で、皆様をお迎えしました。
dans la nature特製のクリスマスタルトも好評で
みなさんの美味しいという声を聴くのがとても
嬉しかったです。

クリスマスって毎年、世間の盛り上がりムードと
実際の気分のズレにちょっとした居心地の悪さを
感じていたんだけど、今年のクリスマスは、
トラベラーズファクトリーでたくさんの旅人たちと
過ごせたことで、とても楽しく、気持ちよく過ごさせ
ていただきました。なんだか素直に世界中の人々に、
「メリークリスマス!」って思えたような気がします。
こんな気持ちはちょっと初めてかもしれません。
そういえば、クリスマスソングをこんなにたくさん
聴いたのも久しぶりだったなあ。

クリスマスも終わり、いよいよ今年も残すところ
あとわずかになりました。

トラベラーズファクトリーは、
年内は12月29日(木)まで営業。
12月30日〜1月5日まではお休みをいただき、
1月6日(金)より営業となります。
 
 
 
クリスマスキャンドルナイトのBGMは、
こんな曲が流れていました。 
 
 
 

2011年12月30日

2011年の旅

 
 
 
2011年もあと少し。
いろいろなことがあった1年でした。
トラベラーズノート発売5周年を迎えた1年。
その直前にあの震災があり、5周年商品の発売が
遅れたりしました。
あの時は、自分たちの仕事や作ってきたモノの
意味について深く考えさせられました。
自分たちの無力さに途方にくれながらも、結局
自分たちが大切だと思うことに真摯に取り組んで
いくことしかできないことを悟りました。

その後、6月にはソウルと香港で初海外イベント、
9月の京都イベント、そして、10月22日の
トラベラーズファクトリーオープンまで、
フルスロットルで駆け抜けていきました。
それは、まさに自分たちが大切にしていきたい
ことを追求してく日々でした。
そこでたくさんの方々と出会い、想いを共有する
ことができ、これでいいんだと確信を持ちました。

1冊のノートを手にしてはじまった旅。
そこでの胸が高鳴るような出会いと体験。
そして、無限に広がる未知の世界。
2011年はまもなく終りますが、旅は続きます。

2011年はありがとうございました。
みなさま良いお年を。そして、良い旅を!
 

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店長のプロフィール

(株)デザインフィルでトラベラーズノートの企画を担当している飯島です。