映画「あの頃ペニーレインと」の中のシーン。
厳格な母親と暮らす姉弟。
自由奔放な性格の姉は、息が詰まるその家から出て行くことを決めます。
そのとき、家に残るまだ小さい弟に向けて言います。
One day you will be cool.
Look under your bed, it'll set you free.
いつかあなたも目覚めるわよ。
ベッドの下を探してみて。あなたに自由を教えてくれるわ。
そして、ベットの下で弟が見つけたのは、たくさんのロックの名盤。
ビーチボーイス、ローリングストーンズ、ツェッペリン、ジミヘン、
クリーム、ジョニ・ミッチェル、ボブ・ディラン...
アルバムをわくわくした表情でめくっていき、フーの「トミー」を開
いたとき、姉のメッセージが書かれた紙を見つけます。
Listen to Tommy with a candle burning
and you will see entire future.
ロウソクをつけて「トミー」を聴くと未来の果てが見えるわ。
そして、緊張した面持ちでレコードの針を落とし、ロウソクに火を灯
します。
少年が新しい世界に出会う瞬間を見事に描いた場面で、とても素敵な
シーンです。
こんな素敵な演出はなかったとしても、自分にも新しい世界との出会
いに胸が高鳴った記憶はたくさんあります。
出会った瞬間、凄いことが始まりそうでわくわくして、不思議な力を
手に入れたような気分になって、未来に希望が持てるようになる。
そんな出会いの数々が今の自分の価値観を作ってきました。
その瞬間は決して少年の頃だけでなく、今でも味わうことができます。
今年も、素敵な本、音楽、旅、お店、モノ、そして人々に出会うこと
ができました。
そんな出会いに感謝をしつつ、逆にどれだけのわくわくを人に与える
ことが出来たかなと考えたりもします。
例えばロックが僕に与えてくれたような、胸の高鳴りや感動、未来へ
の希望を誰かに与えることができる、そういうモノやコトを作ってい
くことが目下の僕の夢。
トラベラーズノートと一緒だったら何かできそうな気がします。
One day, we will be cool.
TRAVELER' S notebook will set us free.