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トラベラーズノートの革
荒削りな風合いが魅力の革カバーはタイ北部の都市チェンマイで作られています。
植物性タンニンでなめした牛革をカットし、ゴムを錫製のパーツで留めただけのとてもシンプルな作りになっています。
皮を革にする工程を「なめし」といいますが、なめしには植物性の原料を使ってなめす 「タンニンなめし」 と化学薬品を使ってなめす 「クロームなめし」 があります。
タンニンなめしの革は、硬さや重さがあり加工しにくいことや表面の傷などが目立ちやすく、コストが高いなどのデメリットがあるいっぽうで、使うほどに味が出て美しく経年変化していくという革本来の魅力を持っています。
また、クロームなめしの革は、化学薬品を使っているため廃棄や焼却の際に有害物質を出す恐れがありますが、タンニンなめしの革は、自然素材のため燃やすことができ地球環境に優しい革でもあります。
トラベラーズノートの革は、適度な柔らかさを出すためタンニンなめしの革にオイルを含ませています。そして、革本来の風合いを出すために、過剰な表面加工をしていません。
チェンマイの工房では、そんな繊細な革を一枚ずつ表情や傷を見ながら丁寧にカットし、ひとつひとつ手作りで最終仕上げをしていきます。
本革は、人工の素材ではなく天然素材です。そのため、素材の状態では、場所によって細かい傷、しわ、色ムラなどがあります。これらの革の個性を見極め、確認しながら最適な部分がトラベラーズノートのカバーになって、私たちの元に届けられます。
ぜひ、永く使って頂き、その経年変化を楽しんでください。使い込むほどに深くなる革の艶や傷とともにあなたの歴史がそこに刻まれていくでしょう。

