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一筆箋を使いこなす(2) どんな種類があるの?
一筆箋はちょっとしたひと言を添えるのにとても重宝するアイテム。
「でも、いつどんなときに使えばいいの?」
「何をどう書けばいいの?」
などと難しそうなイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。
今回は、著書『できる大人の”一筆添える”技術』が大ヒット中のむらかみかずこさんに、簡単でステキな一筆箋の使いこなし術を教えていただきます。
どんな種類があるの?
一筆箋には無地のもの、罫線の多いもの・少ないもの、四季折々の模様がデザインされたもの、和のテイストの絵柄のものなど、さまざまなバリエーションがあります。
一筆箋の種類
・縦書き
年配の人の中には「手紙は縦書きで書くもの」という感覚の方もいますから、送る相手を問わないという意味で縦書きのほうが無難です。
・横書き
その一方で、日ごろ使い慣れているノートやメモ帳、手帳の大半は横書きですから、それらと同じ調子でさらに気軽に書きたいならば、横書きもおすすめです。
・無地のもの
罫線を気にしないで書ける無地の一筆箋は、大きな文字でほんのひと言だけメッセージを添えたいときに便利です。また罫線が少なく行間隔が広いものを選ぶと、文字が罫線からはみ出てしまうのを気にすることなく書きすすめられます。
・絵柄のあるもの
季節の絵柄がデザインされた一筆箋は女性らしい雰囲気。紙の風合いがやわらかいものが多いので、上品でやさしい印象を与えます。相手の趣味にちなんだ絵柄を選べば、そこから話題が広がることも。
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送る相手によって使い分けよう!
デスクの中に色とりどりのカラフルな一筆箋が備えられているのを目にすると、日々のあわただしさの中でのちょっとした息抜き、癒しになります。
せっかくですから手元に何冊か置いておき、季節に応じて、また送る相手やその日の気分、書く内容によって使い分けましょう。すると、楽しみはさらに広がります。
・上司や、目上の方へ
少しかしこまって書くときにはオフィシャル感のあるシンプルな絵柄のものが無難です。淡い色の上質な和風の紙でできている一筆箋なら、相手に対して礼儀正しい印象を与えます。
・取引先や、同僚へ
上品な印象を与える季節の花模様など、その時期にふさわしい絵柄が描かれた一筆箋は、オールマイティに使えます。誰にでも好まれるので、いくつか揃えておくと、とても便利です。
・友人や、親しい知人へ
気心知れた相手に送るときには、気持ちの趣くままに選びましょう。ポップなイラスト入りもよし、相手の趣味にあわせたものもよし。相手の喜ぶ顔を思い浮かべながら選べば、あなたの顔も自然と笑顔になるでしょう。
使ってみよう!
一筆箋を使った身近な文例をご紹介します。