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手紙ごころ、日々のいろ 第14回 香りを届けるアイデア

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メールではできなくて、手紙ならできること。
何だと思いますか?
答えは、香りを届けることです。

平安時代の貴族たちは、香を薫きしめた紙に和歌をしたため相手に思いを伝えたそうですが、
その名残ともいえるのが「文香(ふみこう)」です。
文香は、香木やお香を小さな和紙などに包んだもの。ごく薄いので便箋と一緒に封筒にいれて送ることができます。
もらった人は文香を名刺ケースに入れたり、引き出しのなかに置いたりして二度楽しめるので(もちろん、その手紙と一緒にしまっておくのもいいと思います)、それ自体が小さなプレゼントにもなるのです。
文具店の手紙コーナーで、お気に入りの香りやデザインの文香を探すのも楽しみです。

文香の他にも手紙に香りをつける方法はいろいろ。

香りつきインクを使う
万年筆やガラスペンで使うインクには、香りつきのものがあります。紫のインクはラベンダーの香り、
緑色ならグリーンアップルの香り……というふうに色と香りを合わせて楽しめるのはインクならでは。

香水や精油の香りを移す
香水やエッセンシャルオイルを紙や布に数滴しみ込ませ、ムエット(匂い紙)のようにして同封すると、
便箋にもほんのりと香りが移ります。(※)

ドライハーブを同封する
ラベンダーやローズマリーなど、ハーブを乾燥させたものを一枝(一葉)、便箋に挟む方法も。芳香の強いハーブを選んで、押し花のように少し平たくしてから使うと手紙にも添えやすいです。(※)

受け取った人が封を開くと、ふわっと立ちのぼる香り。
ときには言葉よりもずっと雄弁に、気持ちを伝えてくれるものかもしれません。

(※)紙が変色する場合もあります。ご注意ください。

ミドリでは春の季節にぴったりな桜デザインの文香をご用意しています。

文/ 黒澤 彩

 

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