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手紙ごころ、日々のいろ

手紙ごころ、日々のいろ 第17回 手紙をきれいに持ち歩く

手紙ごころ、日々のいろ 第17回 手紙をきれいに持ち歩く

朝、出がけに郵便受けを覗きます。
パタパタする隙間から中をうかがい、チラシしか入っていなかったらがっかり。もし何か届いていたら、どうしてもすぐに中身を確認したくなって鍵を開けて取り出します。

一度出したものをまた戻すのもおかしい気がして、なんとなくそのままバッグに入れて外出するわけですが、一日中いろんなものを出し入れするバッグのなかでは郵便物が折れ曲がったり汚れたりすることもしょっちゅう。
いただいた大切な手紙や、美しいデザインのハガキ、支払いのための書類などはできるだけきれいに持ち帰りたいものです。

そんな事情(?)もあって、バッグに入れやすい『3ポケットクリアホルダー』の<A5>サイズを使っています。
このクリアフォルダーは中身が透けて見えない色柄が入っていることと、3つの仕切りがあるのがポイント。
だれでも郵便物の多くはプライベートなものですよね。ちらっと見えてしまうと恥ずかしいので、色柄で中身が隠れるのは頼もしいかぎり。
バッグからなにかを出した拍子に落としたり、雨の日にうっかり濡らしてしまうこともありません。

自分宛に届いた手紙にかぎらず、これから送る手紙も、仕切りがあるおかげで整理して持ち歩けます。
さらに、仕事先の方に手渡しする請求書などもこれに入れていくようになりました。
バッグから直に出さずに、クリアフォルダーから取り出して渡すとなかなかスマート。
事務的な請求書とはいえ、受け取る人も、折れ目ひとつないきれいな封書をもらえば気持ちがいいはず。

手紙を入れる封筒を、さらに入れるもの。これって何かに似ているなと思ったら、袱紗(ふくさ)でした。
お金はすでに金封に入っているのに、さらにそれを袱紗に包み、わざわざそこから出して手渡すなんて、ずいぶん丁寧です。
なぜそこまで?と不思議だった作法ですが、紙の金封を美しいまま渡すための自然な心遣いだとしたら、なるほどと腑に落ちます。


『3ポケットクリアホルダー』>>

文/ 黒澤 彩

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