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TRAVELER'S notebook Mini 10th Anniversary Can

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先週発表されたトラベラーズノート
あたらしいラインアップ。
その10周年の缶を作る工場へ行ってきました。
大阪にあるその工場は、60年以上缶を作り続けて
いる老舗の工場で、古くから洋菓子の缶などを
中心に作っています。
密閉性のある缶は、湿気をいやがるお菓子や海苔、
鰹節などの容器として、かつては大量に作られて
いたのですが、プラスチックの出現や小包装の
技術が発達していくにしたがって、他のものに
置き換えられていったそうです。

だけど、ブリキ缶には他にない味わいがあるし、
なにより、子供の頃、お菓子の缶は宝物を入れて
おく箱に最適だったように、何かを入れる容器
として再利用もできる。そんな缶の価値もまた
昨今見直されているとのこと。

ぼくらが、10周年という節目の年にブリキ缶を
作ったのも、リフィルなどを入れる箱として
使ってもらっているうちに、何年かして、
少し錆びがみえてきたりして、古道具屋さんに
あるブリキ缶のような美しい佇まいを見せて
くれたらいいなと思ったからです。

職人が作ってくれた金型でプレスしてできる
ロゴや文字の微細な凹凸は美しく、1枚の板が
機械の工程を経ていくことで、美しいブリキの
缶ができあがっていくのを見ると、やっぱり
缶を作ってよかったと嬉しくなりました。

缶に入っている、小さなトラベラーズノートも、
10周年という節目の年だからこそ作ることが
できたモノだと思っています。

はっきり言ってしまえば、書きにくいし、
スペースも少ない、小さなトラベラーズノートに
ノートとしての実用性はそれほどないのかも
しれないけど、何よりこだわったのは、単なる
アクセサリーではなく、ちゃんと書くことが
できるということ。

いつも身に付けられるチャームのような
トラベラーズノートにいったい何を書こうか。
それを考えることは、かつてトラベラーズノート
を手に入れて、どうカスタマイズしようかとか、
何を書き留めようかと考えたときの、わくわく
した気分を再び僕らに思い出させてくれるのです。

まずは、いつも身に付けていたい、自分の好きな
言葉を書こうと思って、『路上』のフレーズを
書き記してみた。
友人のPatrickに何か書いてよ、と頼んだら、
下の写真にあるフレーズを書いてくれた。

例えば、人生のやることリストなんてどうだろう。
ロバート・ハリスみたいに、人生の100リストは
無理でも30個くらいだったら書けそうだな。
「オーロラを見る」とか「小説を書く」とか
書いて、実際にクリアしたらチェックしていく。

旅の証をここに蓄積させたいな。
訪れた都市名と日付だけを書き記していったり、
旅先で出会った人にサインしてもらう。

Patrickに書いてもらったように、大切な友人や
家族にメッセージを記してもらうのもいいな。

みんなでメッセージを書き込んで、旅立つ人に
贈ったら、最高のお守りになりそうだなあ。

そんな風に、あたらしいサイズのノートを手に
して、そこに何を記そうか、想像するだけで
なにか新しいことがはじまりそうな予感がする。
リフィル用の紙はたくさん付いているから、
まずはいろいろ試してみようと思う。

みなさんも同じことを感じていただけたら
嬉しいです。


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コメント (2)

tomcat:

アラビヤのカップ懐かしいなーと思って昔のノートを引っ張り出してみたところ、2009年の12月に訪問していました。
このカップのイラストが描かれていて、久しぶりに難波の喧騒を思い出しました。

iijima:

tomcatさん、ありがとうございます。アラビヤのカップの写真を見て、難波の喧騒を思い出す・・・。さすがですね~。私はカレーを思い出します。

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店長のプロフィール

(株)デザインフィルでトラベラーズノートの企画を担当している飯島です。