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手紙の達人コラム
手紙の達人コラム もらってうれしい年賀状
毎年、立冬(11月7日ごろ)を過ぎると、そろそろ年賀状のことが気になりだします。
年賀状は日本人として誇れる素晴らしい風習だと思います。
年末に向けて少しずつ慌しくなりますが、慌しい時期だからこそ、そのぶんだけ相手に喜んでもらいたいですね。
では、いったい、どうすればよいのでしょう?
ポイント1 手書きのメッセージを添える
大量に送らなければならないからといって、手書きのひと言メッセージのない年賀状は控えるほうが望ましいです。
手書きでひと言添えられていない年賀状は、たとえ美しくプリントされていても、どこか味気なく、事務的・機械的な印象を与えてしまいがちだからです。
住所や宛名書きはパソコンにまかせるほうが気楽ですが、かけるべき「ひと手間」の部分と、省略すべき部分と、バランスよくやりくりしたいですね。
ポイント2 旧年中のトピックや新年の抱負を書く
たくさん届く年賀状の中で目立とうと思うなら、旧年中のトピックや新年の抱負を書くのがおすすめです。
これらの話題はその人らしさが出るため、親近感が湧いて、記憶に残りやすいです。
書くほうも、旧年を振り返るよいきっかけになりますし、新年の抱負であれば、広く宣言することによって、「がんばろう!」という気持ちも高まるでしょう。
たとえば、少し振り返ってみてください。今年一年、みなさんにとって特に記憶に残っている出来事を3つあげるとすると、何があげられますか。
わたしの場合・・・
- 結婚
- 新刊本の出版(3月に書籍『仕事がもっとうまくいく!書き添える言葉300』を上梓しました)
- 仕事と家庭の両立、そのバランスに悩む
来年の抱負を考えてみると・・・
- 体力アップ
- もっと家庭のことをちゃんとやる
- 海外旅行(短くてもいいので、2回以上、行きたい)
ほかに、新たな趣味を見つけたり、料理の腕を上げたり、ちょっとダイエットもしたいですし、ウォーキングの習慣をつけたいと思っています。
これらいくつかある抱負を相手によって書き分けて、相手と共通の話題づくりを心がけるのもいいですね。
新年に顔を合わせるのが楽しみな1枚になることを願って。
*年賀状に書き添える言葉に迷ったら、こちらも参考に。
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