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Ooh La La


 
 
映画「天才マックスの世界」は、ちょっと
変わった高校生が主人公の青春学園もの。

主人公マックスは、自分にはすごいことができると
思いながら、さまざまなことに手をつけます。
しかし、自己顕示欲が強すぎて、まわりの人と
うまく溶け込めなかったりして、いつも中途半端
で終ってしまう。

自分本位で理屈っぽい性格、その性格を強調する
ような冴えない風貌と常識はずれな行動は、最初は
見ている私たちにも、ちょっとした嫌悪感を
感じさせます。

しかし、主人公が年上の女教師に恋をして、彼女の
気をひくために、さらに行動がおかしくなってくる
あたりから、なんだか主人公が愛おしく感じる
ようになります。

繊細で不器用なのに自意識だけは強くて、自分を
どう表現したらいいのか分からずに、行動すれば
するほどぶざまで滑稽になってしまう。
彼のような行動力も度胸もなかったけど、自分の
思春期のもどかしく切ない記憶がフラッシュバック
してくるのです。

この映画の監督ウェス・アンダーソンの作品には、
ちょっと常識外れでいびつな性格の登場人物が
よく出てきます。
そんな彼らがその性格ゆえにドタバタと不思議な
行動をしながら、悩んだり、傷ついたりもするけど、
最後にはそのいびつさを含んだ人生すべてを
肯定してくれる。

一番大切なのは、自分らしくあること。

「天才マックスの世界」もまた、監督の作品に
一貫して流れるそのメッセージを伝えてくれる
素敵な映画です。

今日のBGMは、この映画の最後で印象的に
使われていたフェイセズの「Ooh La La」。

・・・
昔、おじいさんが教えてくれたのは、女の
扱い方について。
おまえは優しすぎるから気をつけろよって
言っていた。
だけど若かったから、
その言葉の意味も分からず笑っていた。
今、その意味が分かったよ。
もっと若い頃に知っていたかったな。
でも、結局自分で学び取らないと分からない
んだよね。それは本当に辛いことだけど。
・・・

ちょっと切ない青春映画にぴったりの歌詞ですね。

の発表をいたしました。
今年は海外からもたくさんの応募があったりして、
おかげさまで応募枚数がかなり増えました。
それぞれ個性的で素敵な作品ばかりで、作品を
見るのはとても楽しかったのですが、最終的に
80枚選ぶのはとても辛くて大変でした。
入賞作品は後日、ホームページ上に掲載いたし
ますので、楽しみにしてお待ちください。

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(株)デザインフィルでトラベラーズノートの企画を担当している飯島です。