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2022をカスタマイズ

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「そういえば、ダイアリーをカスタマイズをする
んだったな」
仕事が一段落すると、ふとそのことを思い出した。
毎年この時期になるとダイアリーの表紙にシールを
貼ったりして、トラベラーズファクトリーの店頭に
置くためのサンプルを作っている。

早速、工場から届いたばかりの新しいダイアリーと
カスタマイズシールを机の上に並べた。
まずダイアリーの封を開けて、まだ折り目が固い
表紙をめくる。「2022年の誕生日は金曜日か」
ダイアリーを眺めながら、そんなどうでもいいこと
に気づく。
「この頃には安心して旅やイベントができるように
なっているといいな」そういえば、昨年も新しい
ダイアリーを開きながら同じことを思ったような
気がする。

カスタマイズシールの封も開けて、
シールを一枚ずつ取り出しながら眺める。
「昨年の本もよかったけど映画もいいな」
まずはダイアリーにインデックスをつけていく。
位置をずらさずにきっちり貼っていくのにちょっと
神経を使う。なんとなく誕生月だけインデックス
の色を変えてみた。

表紙の内側にポケットシールを貼ると、
ハイライトとも言える表紙のカスタマイズに。
トラベラーズムービーの映画が描かれたシールを
バランスを考えながら貼っていく。
ヒーローもの、西部劇、ロードムービー、SF、
ロマンス、コメディ。
「2022年のおすすめ映画特集みたいだな」
シールが貼られた表紙を見てそんなことを思って、
最後にBEST TRAVELER'S MOVIES OF 2022と
インレタシールで記した。

そういえば昔、よくこうやってインレタシールで
カセットテープのラベルにタイトルを記していた。
僕はこういう所は意外に几帳面で、レコードから
ダビングする度にいちいちインレタを使っていた。
パソコンもプリンターもなかった時代、
インレタで印刷みたいな文字を記せるだけで
感動していたことを思い出しながら、
ひとりでにやにやしながらシールを貼っていると、
それが仕事だということもすっかり忘れて、
ダイアリーのカスタマイズを楽しんでいた。

「まだ発売前に一番乗りでカスタマイズできて、
しかもそれが仕事なんて、いろいろあるけど、
これは幸せなことなのもかもしれないな」
パスポートサイズの表紙には、この前見た
映画「素晴らしき哉、人生!」の原題「IT'S A
WONDERFUL LIFE」とインレタで記した。

楽しい仕事と言えば、トラベラーズファクトリーで
開催している「読書月間」イベントのために、
weekend booksさんから届いた古書を店頭に並べる
ときもそうだ。
店主の高松さんがトラベラーズファクトリーのために
選んでくれた本だから、好きな本に読みたい本が
何冊もあって、眺めているだけでもワクワクする。
それを本を一冊ずつ手に取り、いちいちページを
開いたりしながら店頭に並べているから、作業は
遅々として進まないけど、幸せなひとときでもある。
さらに作業が終わり、本が並んだ平台のテーブルを
しみじみと眺めていると、そこからじわじわと心を
温めてくれる光が放たれているみたいな気分になる。

例年はイベントで並べる本は、高松さんたちが車で
運んで届けてくれるのだけど、昨年はコロナの
影響もあって直接ではなく宅急便で届けてくれた。
今年は久しぶりに僕らが車でweekend booksまで
行って本を受け取りながら、高松さんたちと話を
したいと思っていた。
だけど、緊急事態宣言の延長もあって行くことが
できなくなって、結局今年も送ってもらった。

カスタマイズした2022年ダイアリーの9月の
ページを開きながら、来年の今頃にはいろいろ
落ち着いて、以前やったように高松さんに
トラベラーズファクトリーに来ていただき、
お客さんと本について語り合うようなイベントが
できたらいいなと思った。

コロナ以降、好きな人たちと会って顔を合わせ
ながら、お互いの好きなことについて話をする時間
が足りないということにあらためて気づいた。
今はそれを補うように、日々の中でささやかでも
幸せな時間を見つけて、しみじみ味わうことが
大切なのかもしれないですね。

そんなわけで、トラベラーズファクトリー中目黒
では weekend books 古書コーナー開催中です。
また今月は「読書月間」ということで、
トラベラーズファクトリー各店で本をお買い上げの
方に、オリジナルブックマークをプレゼント中です。
毎年weekend booksさんと開催してきた「読書月間」
も今回で10回目ということで、活版印刷でプリント
されている本も第10巻になりました。
今回は落ち着いた色合いのメタリックパール加工が
施された紙で作っています。

また、いよいよ9月16日にトラベラーズノート
2022ダイアリーが発売となります。
トラベラーズファクトリー中目黒、ステーション、
京都、オンラインショップでは恒例の2022デザイン
のオリジナル革タグのプレゼントも行いますので、
ぜひ楽しみにしてください。


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コメント (4)

weekend books :

今年も本たちがお世話になります。
もう10回目になるんですね。
毎年ファクトリーさんのために本を選ぶのは、ちょっと緊張するけど、やっぱり楽しいひとときです。
お会いできず残念でしたが、来年はぜひ伺えるといいなと思っています。
みなさんのお気に入りの1冊が見つかりますように…。

Sally:

これを読んで、私はFriday night fantasyの文字を入れようと思いました!
子供の頃夜更かしも楽しかった金曜ロードショーに因んでです。
来年はおつまみセットを用意して、毎週金曜の夜は映画を観る
という目標設定(?)も楽しそうですね。
ダイアリーのカスタマイズは、一番最初のページの窓の部分をどうするか
考えるのも相当なワクワクポイントです。

Hide:

今年はずっと探していた一冊に出逢えました。
どうもありがとうございました。

iijima:

weekend booksさん、今年もありがとうございます!
高松さんから届いた本をファクトリーに並べるのは、毎年の楽しみのひとつです。最初に並べさせてもらってからもう10年。感慨深いのと同時に時の速さも感じます(笑)。来年はぜひ!

Sallyさん、ありがとうございます。
あの金曜ロードショーの曲はFriday night fantasyっていうんですね。思わず検索してYuTubeで聴き入ってしまいました。うちは決して文化度が高い家庭ではなかったけれど、小さい頃に家族で金曜ロードショーなどの洋画をテレビで見ていたのは、よく覚えています。その目標設定は私もぜひマネさせてください(笑)。

Hideさん、ありがとうございます。
お目当ての本が見つかってなによりです。高松さんはきっとHideさんの探している本をテレパシーで感じ取っているのかもしれないですね(笑)。

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(株)デザインフィルでトラベラーズノートの企画を担当している飯島です。